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駅弁・桜花

いつも新幹線の中で、
ひとり美味しい駅弁を食べているので、
家族にお土産にした。

千葉県の万葉軒の弁当。

外装も中身も、華やかだね。

中央に煮物。
里芋、ふき、たけのこ、生麩、にんじん、
高野豆腐、いんげん豆。
右の揚げ物。
姫竹、たらの芽。
その他は、えび、金目鯛の浜焼き、
ホタテの佃煮、豆腐ハンバーグ揚げ他。

ご飯は、茶飯。
よく見ると、ご飯が少し茶色い。
トッピングは、
錦糸玉子、あさりの生姜煮、
さくらでんぶ、他。
真ん中にさくらの塩漬けがあるのが、いいね!

さてこの弁当には、抹茶塩が付いている。
とりあえず、揚げ物にかけてみたが、
残りは茶飯にかけてみた。

茶色い土に、若葉萌ゆ。

和のたたずまい

兵庫県伊丹市の緑ヶ丘公園内に
鴻臚館(こうろかん)という、文化施設がある。
数寄屋風建物で、瓦と銅板葺きの木造平屋。
昭和59年9月にできたということなので、
歴史的建造物とはいえない。

鴻臚館とはもともとは
平安時代に設置された、外交および海外交易の施設。
福岡や大阪には、
奈良時代以前からあったらしいが、
どこも現存しているのは、なさそう。

見たことが、あるかな?
これは、古銭ではないよ。

中央が、漢字の口として読む。

吾唯足知 (われ ただ たるを しる)と読む。
欲張ら ないで、今の自分を大切にする。
足る事を知る人は不平不満が無く、
心豊かな生活を送ることが出来るという意味。 

京都・竜安寺にあるつくばいは、この形で有名。

玄関前に咲いているのは、馬酔木。
馬酔木といえば、正岡子規の門下生が
明治時代に創刊した、短歌雑誌も頭に浮かぶ。


この手水鉢の水が落ちる下に、
水琴窟(すいきんくつ)がある。
これは、地中に 水瓶などを埋め、
空洞の中に水滴を落下させて、
音を反響させる仕組み。
耳を済ませば、かすかに金属音に近い音がする。

公園内には、まだ遅咲きの梅の花が咲いていた。
伊丹という土地柄、
写真を撮った時に飛行機が左上に写り込んだ。
右には、鳩が…。

ちなみにこの梅の品種名は、「ちどり」。

この梅の品種名は、「開運」。

皆さんの運が開けますように!


桜と菜の花のコラボ

気温が上がって、桜前線も北上。
桜が慌てて開花したような今日。

関東の花見のとっておきの場所に、行ってきた。
埼玉県幸手市の権現堂堤。

まずは、桜。
日当たりの良いところでも、3〜5分咲きかな。
花見のフライングだったかも。

そして、一面の菜の花。
色と香りでは、桜が負けているかも。

それぞれだけでも、美しいけど、
この2つが合わさると…









こうなる!
おみごと!

ホントはね、満開になると

もっと、桜が際立つんだよ。

後楽園の弁当


関東にいると、後楽園は東京だと思ってしまう。
三大庭園の1つ、岡山の後楽園だね。

個人的には、少しずついろんなものがある
こういう弁当が好み。

煮物…たけのこ、ごぼう、こんにゃく。
普段は関東で暮らしていて、関東の舌になっているが、
西のものを食べると、舌の感覚が蘇る。

さわら西京焼き、みょうが酢漬けのトッピング。
関東では魚といえば、やたらと鱈が目に付く。
これも、懐かしい味。

牛肉の旨煮。むしろ佃煮っぽい味になっている。

岡山県産焼豚、玉子焼き、昆布巻。
ボクはチャーシューのことを
焼豚と言ってしまうが、このふたつは、
作り方が違うみたいだね。

えび天ぷら、梅風味鶏肉天ぷら。これは美味!
天ぷらの油のしつこさを梅肉の味で緩和。

菜の花のチキン・クラゲ和え。
豆腐サラダのような味に、
クラゲのコリコリした食感。

酢飯の上に、錦糸玉子と鶴の形のかまぼこ。 
酢飯は、口直しの役割を果たしている。
黒豆が光っている。

炊き込みご飯。
春を意識して、たけのこを散りばめている。
アクセントに、梅の花形の椎茸。
一足早い春で、気分とお腹を満たすことができた。

愛と命の間にあるものは?

珍しい博物館に遭遇した。

入口の方に回り込もうとすると、
女神館と、博物館の名前が変わっちゃった。

さて、愛と命の間にあるものは、

この写真の中に、答えがあるね。
ご想像通りかな?
また、博物館の名前が変わっちゃった。

ただし秘宝館のようなところではなく、
真面目に性について考えるところだった。
なので、この博物館のコンセプトと、
このブログ・サイトに配慮して、
刺激的などぎつい写真は、遠慮しよう。
どうしてもそちらを期待する方は、
ネット検索すれば、簡単に見れるよ。

3kgの新生児の人形。
実際に抱いてみると、自分の子供を思い出す。
そうそう、この重みと感触。
首が座っていないので、恐々抱いたなあ。

8kgの妊婦帯。右が重り。
体験すると臨月の体は、想像以上にキツイ。

ここに来た記念に、
子宝を作っていきませんかという内容の
説明書き。
さすがに、実行している人はなさそう。

妊婦の女神像。
この像のお腹をなでると、
子宝に恵まれるという。
お腹のところが、汚れているのは、
その願いの表れ。

実はうちも、不妊治療を受けて、
それ以上のことをして、やっと授かった。
この時期はお互い、疑心暗鬼になったっけ。

分娩台。
大股を開いてこれに乗るのは、
やはり恥ずかしい。

新しい命が生まれるなら、
その羞恥と痛みに耐えられるのか。
だから、そうでない設定で、
彼女が乗らないようにしてねと
メッセージがあった。

母は強しというけれど、
新しい命を産み、守るものができるから、
そうなるんだろう。

男女平等というけれど、
体のしくみは基本的には違っている。
違うということを認め合い、
同じように悩んで、歩まなければならない。

誕生する命があれば、燃え尽きる命もある。
これも、装束を着けて入る体験ができる。

ゆりかごから墓場まで、
幸せに笑って過ごせる人が
この世に何人いるだろう?

日本の今の社会福祉制度は、
まだまだ至らない部分が、ありすぎる!

いろいろと、考えさせられた博物館だった。
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