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季節はずれ弁当

もちろん、こんなタイトルを付けて
売るはずはない。

本当の弁当の名は、磯花火。
うーん、やっぱりそうでしょ?

海鮮物で、花火のように色鮮やか。
意味は分かるんだけど。
まあ、美味しけりゃいいんだけどね。
鎌倉の大船軒さん、
結構、お世話になってる。

上から蒲鉾、玉子焼き、しらす炒め、ひじき煮、
香の物。
しらすは、炒めてある感じはなかった。

右半分は、海の幸ちらし寿司。
トラウトサーモン薫製、海老、穴子、
いくらのせ。
いくらは小粒で、ますのものかな?
穴子はとろけるようで、美味。

左半分は、ウニご飯。
あおさのりかけ。
これも、酢飯と思ったら普通のご飯だった。

右から、四種の野菜と高野豆腐の煮物。
さやえんどう、たけのこ、椎茸、
あれ?あとひとつは?
と思ったら、
ちらし寿司の上に人参が遠征していた。

帆立煮、まぐろ西京焼き、甘味。 

まぐろは、品書きを見るまで
かしわだと思った。
かしわと言っても、関東の人は分からないかな?
鶏肉のこと。

甘味は、苺くずまんじゅう。

やっぱり駅弁は、食の玉手箱や!

白川郷 最終回

重要文化財、明善寺鐘楼門。
鐘楼は、普通は鐘突き堂。
それが、門になっているのが珍しい。
この写真は、白川郷に到着時に撮った写真。
お天気が良すぎて、日差しが強く当たっている。

鐘楼門の後ろの本堂。
これは、帰る間際に撮った。
個人的には、夕陽に当たるここの建物が
風景に溶け込んで、いいなと思う。

兎追いしかの山
 小鮒釣りしかの川 
夢は今もめぐりて 
忘れがたき故郷

如何にいます父母 
恙なしや友がき  
雨に風につけても 
思いいずる故郷

こころざしをはたして 
いつの日にか帰らん 
山はあおき故郷 
水は清き故郷

このふるさとの歌詞がピッタリ。
 
ボクは大阪生まれの大阪育ち。
だからふるさとを持っていない。 
でも、心の中のイメージは、ここがぴったり。

日本の原風景だよね。

微笑ましいというか、温かいというか。
この彫刻。

最後の一枚。
ここが、白川郷の宣伝によく使われる風景。
これを見ているとおにぎりに見えて、
お腹が減ってきた。と

白川郷 長瀬家

白川郷の長瀬家玄関。
この家も、公開されている。
実はこの家の屋根の茅葺きの葺き替え、
NHKの番組で、報道された。
以前にも書いたが、茅葺きの材料はススキ。
この村だけでは足りないので、
隣村そして静岡からかき集めたそうだ。

村の人が総出で、よその家の葺き替えを手伝う。
これは、お互い様ということで、
これをこの村では結(ゆい)という。

結によって、1日で葺き替えたそうだ。

さぞ雪深いんでしょうねと尋ねると、
平均2mになるという。
多いときには、4m!
当然家への出入りは、二階や三階からになる。

葺き替えは、昔は60年に1回で済んだ。
でも今は囲炉裏を使わなくなったので、
20年に1回のペースだそうだ。
なぜかというと、薪や炭火を使った煙が
茅葺き屋根に立ち上り、
それが防腐防虫がわりになっていたらしい。

でも考えてみると、20年でも長持ちだよね。

この家の前の水路に、魚がたくさんいた。
虹鱒である。
おそらく、水路をせき止めて 
飼われているのだろう。 
雪に閉ざされた冬の貴重な食料かもしれない。

白川郷 和田家

和田家は1573年から続く家柄で、
江戸時代から庄屋を務めて、 
苗字帯刀を許されたんだって。 

この囲炉裏で、みんなが記念写真を撮っている。

合掌造りのてっぺん。
屋根を支えているのは、
荒縄のような感じがした。

この地方では、
絹の原料のまゆが主な生業のようだ。
それ以外に和田江戸時代に、
役人や庄屋を務 め、
苗火薬の原料である塩硝の取 引で繁栄した。

庄屋から村長。
この和田家は、白川郷のリーダー的存在。

秘境の地とまで言われた白川郷に、
スポットライトを当て、
現在は世界文化遺産に指定されている。

日本政府から二回に渡り、
勲章が授与されている。
これは、平成15年の小泉首相時代の物。
藁で編んだ雪靴が、
長くひっそりした時間を抱いていた。

白川郷2

調べる前に、腹ごしらえ。

どの店に入ればいいか迷うけれど、 
駐車場から吊り橋の、
であい橋を渡ってすぐの今昔という店に入る。

注文したのは、
飛騨牛の朴葉(ほおば)味噌焼きと

普通の朴葉味噌焼き。
飛騨牛が無くなるとどうなるか?


飛騨牛のところが、石豆腐に置き換えられる。


硬い豆腐なので、一見チースに見えるかも。


味噌汁にも、石豆腐が。


最近、歳のせいか、煮物が美味しく思う。


山菜のゴマ和え。
水煮が普通だったけど、
やっぱり新鮮なものはシャキシャキで
美味しいよ!

肉が焼けてきた。
朴葉味噌は、本来は朴葉の上で焼いた 
味噌を味わうもの。

それを薬味に、しかも飛騨牛をあじわえるのは、
かなり贅沢。

飛騨牛は、柔らかかった!
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