いよいよ明日は引っ越し、という日には、翌日のスケジュールがどうなっているか見てください。


何時に業者が来る予定か、予定の作業終了時刻はいつかなど、時間とやることの調整をしておきます。


荷物は運び出しやすいところまで移動しておき、当日の関係者のために冷たい飲み物の準備をしておきましょう。


熱中症予防のためにも、飲み物があると暑い時期の引っ越しでは心から喜んでもらえます。


挨拶は引っ越しにとって欠かせません。


今でもやはり、転居元や転居先の隣人へ忘れずに挨拶するのが良いでしょう。


実際問題、挨拶を欠かしたために隣近所から浮いてしまったりギクシャクすることが多いのが、その理由です。


今後のコミュニケーションを円滑にするためにも、隣人には、積極的にきちんと挨拶に伺った方が好印象でしょう。


職場が変わったのでその近くに住みたい、家族が増えたり減ったりして、今の住まいでは合わないといったことがあって住環境を変えることになるのでしょう。


これを機会に、長いこと使っていないものや着ていない服などはまとめて処分してしまい、引っ越しの荷物を減らすことが多いのではないでしょうか。


ただ、布団を処分したという話はあまり聞きません。


引っ越し先でも、引き続き同じものを使うようです。


毎晩使っているので服よりもはるかに愛着が強いものなのでしょう。


自分の所有物件ではなく、賃貸住宅から引っ越すのであれば、原状回復しなくてはいけないことになっています。


その一方で、住宅は必ず経年劣化しています。


入居者が壊したことが明らかとされれば修理費用は入居者持ちとなる可能性が非常に大きくなりますが、経年によって避けられない変化とされれば入居者の費用負担で直す必要はありません。


賃貸の場合、住宅を傷つけないように暮らすのが退去時に請求される費用を減らすことにつながります。


どれだけ経験があっても、引っ越しの際の準備には苦労します。


慣れない引っ越しなら尚更でしょう。


引っ越しの負担を軽減するためには、まずは、時間と気持ちに余裕を持った計画を立て、この計画を出来るだけ大雑把に実行に移すことがポイントです。


計画に沿ってきちんと実行できるのであれば特に問題はありませんが、引っ越しには何かと手続きが煩雑なため、家の中の作業は滞りがちなのです。


立てた計画を大雑把にでも実行しておけば、多少計画にズレが生じても、ゆとりをもって軌道修正できると思います。