原稿ヤバいよ!イベント準備ヤバいよ!!とか言いつつ、今日の午前中は古本屋へ本を仕入れに行ってましたよ。
この人、馬鹿なんじゃないの。
大丈夫だ、問題ない。
別に今に始まった事じゃない。
5冊買った。そろそろ後悔しても良いと思う。
因みに下記ですー。
森博嗣/四季シリーズ (春・夏・秋)
松本清張/小説帝銀事件
森鴎外/山椒大夫・高瀬舟
森さんのは、アレですね。「すべてがFになる」に付随する作品です。
「すべてがFになる」、少し前の作品ですが、有名?多分。
一時期、このタイトルをもじった同人誌やサークル様やイベントがあった様な気がする。それで特に有名に感じているのかも知れない(一定年齢以上の方にはもしかしたら「あー」かも知れないが、おい)。
まだ良く分ってないのですが、取り敢えず講談社発行のこの方の本で、シリーズ物は、恐らく全部繋がってるんですよね。
で、その中でもキーキャラの一人「天才・真賀田四季」の変化を追っていくシリーズです。「四季シリーズ」は。
「すべてがFになる」を再読済ですが、それも、このキャラクターに大いに魅了されてのものです。
四季シリーズは他のシリーズ(これ以降に開始されたシリーズを除く)の総まとめのものなので本当は最後に読むものなんでしょうが、私の中では真賀田四季あっての読書欲と言っても過言ではないので、他シリーズをすっ飛ばして此方から読み始めました。
シリーズの「冬」は読破済み。以前行った古本屋にあったのが、シリーズではこれだけだったんだ。
総まとめシリーズのラストから読んじゃったと言うね(爆)。
他を読んでから、再読しようと思ってます。
今のところは四季シリーズを読んで、後、もしかしたらVシリーズってのも読むかなーって位なのですが、最終的に踏破していそうで怖いです(笑)。
取り敢えず、今迄読んだ作品に関して言えば、「哲学と科学の融合、精神とコンピュータの融合」な感じでしょうか、世界観は。ツボです。まんまにツボです(笑)。
読もうと思っているVシリーズも、割と精神的・倫理的な方に重きを置いてそうなので、それで興味があるのです。
扱うものがものだけに単語は難しいけれど、文体としては読み易いです。
後、難しさ故にすらすらとは読めないけれど、その分何度も反芻できる、贅沢な作品。
うっかり読んで時間泥棒が甚だしいのですが、面白いです。はい。
次、小説帝銀事件。
実在する事件のドキュメンタリー……だと思います。
毒物を使っての銀行窃盗事件(被害者には死者あり)、しかも逮捕者は冤罪の可能性が濃厚なまま獄死、と、センセーショナルと言うか、風変りと言うか……そんな感じの事件なので、ググれば直ぐに沢山情報が出てきます。
以前同じ作者による同系統のドキュメンタリーを読んだ際、そういう系の事件をネサフした事がありまして、それでこの事件の事も知っていた&古本が非常に安かったので購入。
実を言うとこの作者の他の作品(小説です)、上記で触れた四季シリーズの「冬」と同時期に購入しているのですが、うっかりドロドロ系を買いましてね。しかも、以前あらすじを見て購入却下したのをね(爆)。
この方、心理描写が巧みでしてね、ドロドロの時の破壊力が半端無いのですよ。小説は勿論、ドキュメンタリーでも頓挫したのがある位。
そんな訳で読書用の本が急に一冊消えたも同然で、それで今回の莫大購入に……はい、言い訳です。
で、最後の。
これは単に、「文を書くならこの人のは読んどけ」的なのを何処かで見たから(爆)。
勿論、有名な作家なのはわかってます。普段は逆に気おくれして読まないのですが、この際だし。
読んでみようと思います。
いやあ、数か月前迄に比べて気力はあるけど、前みたいには無い状態なので、同人以外に趣味も無いしと読書に戻ってきてます。
文を書く上での経験値詰みにもなるし、結果的にペースが遅いとはいえ同人でこの辺りに時間を割く事を犠牲にしていたので、いい機会だし、ちまちま読もうと思います、本。
同人が好きでも、改めて読書に戻ると、「こっちにも時間を分けてあげるべきだったな」と思いましたよ。
まあ何ていうか、人生、どう転がるか分からないですね。これはこれで貴重な体験かも知れぬ。
そんな何回も要らないけどね(笑)!