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もう、二ヶ月近く書いてなかったんだね。
色んなことが、本当に色んなことがあったよ。
沢山のことを考えて、新しい考え方を身につけることができた。
無くなったものもあるけれど。

こんなにも、心から人の幸せを祈る日が来るとは思っていなかった。
無償の愛だとか、見返りを求めないだとか、理想だなと思うと同時に、自分にはきっと難しいとずっと思ってきた。

幸せになってほしい。
ラクになってほしい。
自分のことを、ただ自分であるだけで素晴らしいと、わかってほしい。
何かがないからダメなのではなく、何かを足したらもっと素敵になる、と思えるようになってほしい。
好きだから何?じゃないんだよ。
好きは好きで、それ以上でも以下でもないの。
自分が本当はしんどいって感じていることを認めて、受け止めて欲しい。

本当は、傍にいて、わたしの横で気付いて受け入れて幸せになってほしかった。
わたしがいっぱいいっぱい抱きしめて大丈夫だよって言いたかった。
でも、相手が嫌がることを強要することはわたしにはできない。
人は変えられないという考え方はやっぱり変わっていない。
人は、自分で変わると決めた時にしか変わらない。
だから、変わろうって思えるように時間をかけて、少しずつわたしも行動で様々なことを示そうと思っていた。
でも、わたしといると苦しいから、わたしと一緒にいたがらない。

彼はわたしの嫌なところしか見ることが出来ないのだ。
そして、それを許すことができない。
人それぞれだよね、と言えない。
自分のことが嫌いで許せないから。
わたしの全てを受け入れてよ!と言っているんではない。
人それぞれだよね、と思えた方が生きて行く上でラクだし、人それぞれということは、紛れもない事実なのだ。
それって良くないよ、変えなよ、というけれど、それは自分の基準から見た時に良くないことであって、その人から見たら良いことだから(またはどうでもいいことだから)、やっている訳である。
そのこと自体に善も悪もない。
そういうことなんだな、って受け入れればいいだけ。
自分のことを認めている人は、こういう考え方をすんなり理解することができる。
なぜ?と言われると、まだぱっと答えられないけれども、そう。
でも、彼はどうしても受け入れることができない。
わたしをどうにかして、自分の基準にかえようとする。
しんどいだろうな、許せなくて、人を変えようと頑なになってしまうことは。

そして最後まで、彼はわたしへの気持ちを認めようとしなかった。
確かに好きという気持ちがあるのに、過去の大きい気持ちに達していない、そこに持っていけないことが辛い、と、ずうっと言っていた。
少しでも隙間があると感じると、そこを埋めたくて埋めたくて仕方なくなるんだって。
あるものを見ないで、ないものを見る。
彼に共通している考え方は、それだった。
あるものを見て、大切にして増やしていくことではなく、ないものを見て、補おうとする、隙間を減らそうとする。

多分、今のままじゃあいつまでも彼の隙間が埋まることはないんだと思う。
わたしの嫌なところの話だってそう。
わたしが彼の嫌がるところ全部直したとしても、何かしらにケチをつける。
彼が、考え方や、ものの見方を変えないと、いつまでもこのまんま。

その話の流れから、
じゃあわたしが沢山の面において変われば満足するの?
でもそれはもうわたしではないよね、だったら誰でもよかったのかな?
と聞くと、
それは違う、誰でもいいって訳ではない、でも嫌なところは許せない
と言う。
話をしている過程で、彼は結局最初から最後まで、一回もわたしをわたしとして見ていなかったんだなあと分かった。
彼の、彼女はこうあってほしくないというフィルターを通してしか、わたしを見ていなかったことが分かった。
だから彼は、わたしの数ある行動のうち、そのフィルターに引っかかることしか見ることができていないことに気がついてしまった。
だからもう、何をどうしたって、この関係は続けられないんだなあって、思ってしまった。
彼が、何も通さずわたしを見る、ということ、ありのままを見る、ということを出来るようにならない限り、もうわたしの悪いところしか見ることが出来ないんだって。
そして、そのことを、わたしは彼に気付かせることも出来ないんだ、と。

見返りは求めていない。
変わってくれないと嫌だとも思ってない。
そういうつもりで、わたしが知っている、こうしたらもっとラクなんじゃないかな?ということを話した。
でも、やっぱり、分かって欲しかったし、気付いて欲しかったから、話したんだと思う。
何よりも、これが一番なのだけれど、わたしを、見て欲しかった。
わたしへの気持ちから逃げずに、きちんとわたしに向き合って欲しかった。
何度も夢でわたしは彼に言うの。
「もっとちゃんとわたしのこと見て欲しかったよ」って。

書いたことが少し消えてしまった。
思い出せないからもう書かない。

彼が変わろうと思わなかったのは仕方のないことだ。
そういうタイミングじゃなかったということ。
これからの人生のどこかで、気付いてラクになって、満ち足りた気持ちになってほしいなーと思う。

好きだった。
言ってしまえば、わたしも、前の人よりも好きは小さかった。
けれど、それでも、好きは好きだった。
じんわりと、少しずつ気持ちが大きくなっていく、そんな好きだった。
たくさんのものをもらったと思う。
考え方もそう、気持ちもそう。
びっくりするくらい、たくさん否定される経験もね。

幸せになってほしい。
長々書いたけれど、それだけ。
そこにわたしがいてもいなくてもいい、好きだから、手放す。
きっと一緒にいることもできたんだろうと思うけれど、わたしはやっぱりわたし以外にはなれない。
そしてそんなわたしを彼は許すことが出来ない。
だから、ばいばい。

とってもとっても印象深い、節目のような数ヶ月だった。

ああなんか本当、大きな出来事だったな。
ばーーって書いたから多分わたし以外の人が読んだらちんぷんかんぷんなところが多いと思う。
もっとこう、分かりやすく書けるようになりたいな。
人に伝わってこその文章だもんね。

さ、わたしも片付けから逃げないで片付けるぞ。

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