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知ってからずっと

気になっていた「観用少女」。やっと全部読めた!

眠れぬ夜の〜版のコミックスの1巻だけが手元にあったのだけど、その1巻以外見つからず…。ちなみにその1巻はブックオフでみつけました。

そもそも最初のコミックスは年代が年代で新刊を本屋では見つけられず。
文庫版2冊完結で出ていると知ったけど、それも数年前でもう本屋では見かけられず。

気長にブックオフで見つかるのを待っていましたが、ネットで完全版コミックスが購入出来る状態であったので即決!
完全版は全三巻完結で、それが今日届いたのです!
完全版も初版は数年前。今回届いたのも増版されたものです。
それでも、読めたのでおkなんです!

この作品の存在を知ってからずっと気になってた。何より設定に引かれて。

実際読んでみたら、やっぱり自分好み。
なんだか小説を読んでいるような気分になる漫画です。

どれも短編として読めるので、読んでいると自分の好きな話に出会えるかも知れません。
私が好きだと思ったのは「メランコリィの花冠」。
でも、もちろんどのお話も素敵です。

いろんな気持ちを感じる漫画でした。コミカルな面白さ。甘酸っぱさ。切なさ。

この先、ふとした時に、この漫画を手に取り読みたくなる時が来るかもしれません。

プランツたちが美しく、可愛らしく、愛らしい。
「少女」たちは(ほとんど)言葉を発しないけど、その表情や仕種が何より彼女達の気持ちを如実に表していて。見ているこっちが嬉しくなったり悲しくなったり。プランツの持ち主に感情移入してしまうことも多々。

絵が綺麗なため、よりプランツたちに愛着がわく。

どの話でもプランツ以外の人物たちの名前が出てきません。故にか、不思議と話に引き込まれ、感情移入していることも。
人物の名前が出てこないところが、なんか不思議な小説を読んでいるような感じでした。まぁ、設定自体も不思議なものなんですけどね。

とにかく、読めて良かった!と思える作品です。
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