絶品の蟹を楽しみたい場合に、店先で入手したり、通販で取り寄せたりするのが普通だと思いますが、これらの方法以外にも、温泉地へ出向くという方法があります。
蟹を美味しく食べられる、そんな温泉地に行けばいいのです。温泉地の中でも蟹が多く獲れるところの周辺に出向いて行けば、いいシーズンであれば、蟹も美味しく食べられて、温泉も楽しめる、そんな体験ができるでしょう。ただし、どんな時期に行っても温泉は堪能できるのですが、蟹は必ずしもいつでも食べられるとは限らないので、行く時期を選んでください。ゆでがには一番メジャーな調理法ですが、おいしく茹でるために、一番目のポイントは、うっすら塩ゆでです。入れすぎると身が硬くなるので、ちょっと塩気を感じるとわかれば大丈夫です。かには丸ごと茹でる必要はなく、思い切って、甲羅と脚はお別れさせ全部お湯に浸る大きさで茹でましょう。そして、茹でる前に全体の汚れを落とすと食べるときに楽ですよ。蟹をさばくのは難しいものです。
活蟹のさばき方を簡単にご説明します。
腹から「解体」するのが基本ですから、蟹のお腹が上になるようにしてください。腹部にあるはかま(ふんどし)に指をかけ、これを剥がしていきます。
次いで、包丁の手元の部分を使い、お腹の真ん中に切れ込みを入れます。
腹に入れた切れ目を中心に、足を甲羅から外します。
ここは結構力が要ります。胴の内側のエラや薄い膜は食べられないので、指で外しておきます。
甲羅を裏返し、蟹ミソをまとめて入れておきましょう。
これで解体は終了です。さらに、脚は包丁や調理ばさみを使って関節で切り離し、包丁で表面に切れ目を入れて、身を取り出しやすくしておくのが上手な調理の仕方です。
かにの通販は鮮度が心配で、という声も時々耳にします。
少し前まで、通販のかにというと鮮度に問題ありという評判ばかりでした。現在、その問題はほとんど克服されました。
加工保存や流通システムの発展はものすごく、通販でも市場で買って送るのと全く変わらない味も鮮度も充実しています。通販は顔が見えない、品物を手にとって選べない取引なので、必ずしもおいしくて新鮮なかにを届けてくれるとは限りませんから、信頼できるところから買うことが必要です。
テレビの通販番組でも蟹はよく出ています。
それを見て蟹通販を試してみるのも悪くないなと思っている方もいるでしょう。
しかし、今はせっかくネットもあるのですから、さらにお得に蟹が買えるところがないかどうか、先に検索してみることを推奨します。WEB上の方がテレビ通販よりずっと多くの業者が競合しており、よりお得になるケースが多いためです。ただ、ネット独特の詐欺や商品トラブルなどを避けたい方は、業者のネームバリューにおいて優るテレビ通販を利用した方が、より安心して蟹を味わうことができるでしょうね。