蟹の旬がいよいよですね。
私が毎年心待ちにしている季節です。
何より蟹が大好きな私。
新鮮で美味しい蟹を味わうために、長期の休みを使って北海道へ飛ぶのが、もう十年来の習慣となっています。
私が毎年必ず足を運ぶのは、古くからの知り合いの方が切り盛りしている、道南は函館の蟹専門店です。
地元の人にも人気のお店です。
その店では、旬の蟹を活かした様々な料理を味わいつくすことができます。
もうすぐ今年もその店を訪れることができると思うと胸が躍ります。
活きた蟹をさばく際の手順をご説明しましょう。
最初はお腹が上になるように蟹をまな板の上に置き、蟹のふんどしを外します。
これは蟹のお腹にある三角形の部分で、指で押すと柔らかいのがわかります。
お腹を割るのには包丁の手元の部分を使います。
その後、甲羅から足を取り外します。
腹の切れ目を中心に、手で折り曲げるようにして外しましょう。
胴の内側のエラや薄い膜は食べられないので、指で外しておきます。
蟹ミソはふんどしの裏などにも付いているので、まとめて甲羅に入れておきます。
ここまでで形になりました。
最後に、調理バサミや包丁で脚を切り、食べるときに身を出しやすいように、表面に切れ目を入れておく。
これにて蟹の捌き方はおしまいです。
どうですか、意外と簡単でしょう。
モクズガニはズガニと呼ばれることがあります。
正式名称はモクズガニの方です。
モクズガニという名称ならば聞いたことがある人は少なくないでしょう。
モクズガニは河川でみられるカニで、とりわけ鋏に生えている毛が特徴的です。
甲羅が掌より少し小さいサイズなのですが、にもかかわらず、比較的脚が長いことが特徴として挙げられます。
専ら蟹のお味噌汁であったり、炊き込みご飯であったりといった形で口にされます。
美味しい蟹が食べたいですよね。
私も蟹が好きなので、通販で簡単に美味しい蟹が買えるのはありがたいです。
しかし、通販は相手が見えないですから、注意すべき点もあります。
蟹通販を利用する場合には、蟹の量が何キロになるのか、何杯分になるのかは確かめておくべきです。
普通の業者なら大丈夫ですが、中には悪い業者もいますから。
そして、ある意味それ以上に気をつけなければならないのが解凍です。
蟹を解凍する際には、時間をかけて慎重にすることを心がけましょう。
解凍を急ぐと、蟹の旨みが抜けてしまうことに繋がります。
ご馳走の代表格である蟹。
しかし、蟹を美味しく頂くには、ご家庭でも、正しい手順で調理する必要があるのです。
蟹の代表的な食べ方といえば茹で蟹ですから、茹で蟹の基本的なやり方に精通するのがまず大事なことです。
では、そのコツとは何か。
それは、第一に、かなり大きめの鍋を使うということです。
蟹全体がしっかりお湯をかぶるようにして茹でれば、美味しい茹で蟹が簡単にできます。