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影響

文庫本 整理してたら、
懐かしくなって
読み返してた。

ふと気付いたけど
あたしの大学時代は
2冊の本にかなり
影響されてた。

南条あやさんの
「卒業までは死にません」

金原ひとみさんの
「蛇にピアス」


リスカに溺れるようになって、
南条さんのやり方には
かなり影響受けた。
感動モノ。
あの血は。

腕縛ることも、
ごみ箱に貯めて
遊ぶのも、
OD覚えたのも
全部南条さん。
注射器欲しくなったし、
メス欲しくなったし。

悪い事だけじゃないと
思うけど。
人として、
好きだったかな。

明るい人柄みたいな。


蛇にピアスは
価値観変わった。

ピアスに酷く執着したのは
あの頃だろうな。
ボディピアスに拡張。

眉ピに、指ピに
鎖骨に首に、舌ピに。

ピアスばっか検索かけて
画像あさってた。
拡張も始めて、
数も増やした。

結局耳だけで
落ち着いたけど。

今思えば
リスカとピアスの事ばっか
考えてた。

登場人物のシバさんが
主人公のルイを
「殺したい」
って言ってるけど、
好きな人に殺されたい願望も
ここからな気がする。

小説とか漫画とかアニメとか
いつもはすぐに
入り込んでしまうのに、
この作品だけは
微妙に距離をとってしまう。

たぶん最初に
読んだ時にも
感想を書いた覚えが
あるけど、
ルイの闇がいい
って言ってたような。

自分とは異質の闇で
共感する程ではないけど
魅力的。


久しぶりに読んだら
ちょっと笑えた。

シバさんみたいな
男に憧れたのに、
アマみたいな旦那が
いる。

無邪気で
情けななくて
愛情深くて。

まぁ、いいんだけど。

なんか懐かしくて
浸ってしまった。

何回か読んでるけど。
読み返す事 自体が
珍しいから、
かなり好きな作品。

最近は読んでも
内容忘れちゃうから
また読み返したり、
買ったきりのやつを
読もうと思う。

本は楽しいね。
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