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スカイ・クロラに対する解釈

10年前、小説を読んだ。
映画も見た。
全く理解できなかったけど、
今考える時間が長くて
少し解釈できた。

彼等は永遠の子ども。
でも、行動は全く子どもじゃない。
戦闘機に乗り、
ビールを飲み、
タバコを吸い、
セックスと女を知っていて、
バイクも車も運転できる。
戦争することを仕事だという。

どこが子どもなのか。

精神であると考えられる。

戦争に向かう彼に向けて、
大人は気をつけてね、
という。

彼は何に気をつけるの?
という。

つまり、
戦争を危険なものだと
感じていない。

それは幼少期、
子どもに理解できない危険行為ということ。

親は、
その行為が危険だと叱る。
子どもは危険に気付けないからだ。

また、大人になるためには、
絶対的に思春期を通る。
自分、環境、交友関係、大人になるということ。
精神の自立に向かう過程。

彼らはそれをまだ迎えていない。

だから、いくら年月がたとうと、
精神が子どもで止まったままなのだ。

彼らは一体何歳程度の精神で
止まったままなのか。

また、彼らは目新しい人間に
出会わないという。

精神的にみな同程度。

他人に関心はあるものの、
深くは立ち入らない。

彼らがどこか冷めているのは、
戦争のためだと考えられる。
戦争は心を殺す。

キルチドは
心を殺した子ども?という
解釈で合っているか分からないが
まあ、考えられなくもない。

精神的に成長しない人間。
人の死に、命に、無関心でもある戦争。

想像以上に深い話であったわけだ。
当時の自分に理解できないわけだよ。

あのころ、
精神論はあまり深くない。

今でさえ、そんなに理解していない。

ただ、思春期という葛藤する時期を
乗り越えなければ
大人になれないことは
今はわかる。

育児で思春期の事を知ったからである。

と言っても、
娘はまだ、7歳だけど。

ようやく
この話に解釈ができ始めたわけだけど。

背筋の凍るものを感じたが、
なるほど、
心が死んでるということか。

心が死んでる人間ばかりだから
皆同じだと感じるわけだね。

うん、なるほど。

かなり、興味深い話だ。

工学部の教授が書いただけあって、
機械の描写が異常に細かくて
印象がそっち行っちゃったんだけど、

要は精神論だったわけだ。

理解できるわけない。

手が痛いから終わる。

壊れた

非常に困ったことになった。

あたしは人を信じることで
生きてきた。

実家に帰ったはいいけど
休まることは
なかった。

居場所を失ったようだ。

旦那とはこないだ
いろいろあって。

否定され続ける日々に
プッツンきた。

DVより怖かった。

本気で心が壊れると思った。

謝り続ける旦那に
とりあえず手を取ったけれど
信用はしてないかも。

で、
実家で
ついに
居場所がないと
思った夜。

妹が気持ちよく
成人式を迎えられるように
死ななかった。

朝起きると、
親の心が見つからなかった。
すごく怖かった。

もう実家には
2度と帰らないと、
旦那に告げた。

今まで、
人の心の中で生きてきたのに、
誰のの心も見つからない。

本当に居場所を失った。

希望なんて
微塵もない。

まぁ、
本当は生きたいと思いながら
死にたがりをしてきたが
もう、
だめかもしれない。

悲しすぎる。

誰の心も信じられないなんて。

人に関わりたくない。
独りでいたい。
物音が怖い。

もう、誰のことも
助けだと思えない。

真っ暗すぎる。

いつ、死のうか。

誰の心も見えないのならば
誰かの心を気遣って
生きる必要もない。

どうやったら
確実に死ねるのか。

まだ、
死ぬのは怖いか。
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