ツンデレS乙女。
休日もやっていたのでわたしにしてはなかなかスピーディーな進行なんでないかと思う。面白いっす。そしてとても甘い。納得のサブタイトル。
現時点で構ってる鷺森・誉・乙坂、三人とも純情でかわゆい。
うっかり残ってる大人二人が鬼畜枠っぽいので、しり込みする。
一條院誉
アホでキザな愛の貴公子。
教授の言った、いおりが同好会メンバーを誘惑する気かもという軽口に過剰に反応して、以降いおりに対して態度がひややかに。すぐデレるけど。
トレーズ・クシュリナーダ(薔薇)と、真壁翼(金持ち)と、加地葵(クサい)を掛け合わせたような男。
おバカさんなところと過剰なナルシストっぷりが愛すべきキャラ。こいつのルートではやけに康太が幅を利かせてた。やはり「一條院先輩はおススメしないよ」だからなんだろうか。ほかのキャラなら、譲れるということ?
18禁ルートの康太は、なかなかいおりをつついていらっしゃる。悪魔の囁きを具現化したみたいなやつである。
「子犬のターン」は、そこで終わらせるか? だった。誉とケンカ別れして、どさくさ紛れの康太の告白、ってオイ。頭を冷やしてやり直しを乞う誉だったり、親衛隊女子とのあれが誤解だったと判明するかもしれないじゃない! しかし康太はなかなかの食わせものゆえうまく立ち回るんだろうなとも思う。
康太と誉の会話は、康太の不気味さがいいかんじ。キャラ違うけどね。十利須我里さんGJ。
EDのいおりは誉のうすら寒い発言にすっかりと毒されていた。
・序盤のいおりの誉に対する感想。手を挙げたり下げたり忙しい人だな、にふいた。いおりもGJ。
・飴を配るのは敬意のしるし。関西のおばちゃんにインスピレーションを受けたんだとおもってたのに!
・好きなのは、プレゼントのあとに目をうるうるさせる誉。
「キミ……可愛すぎだよ」
ど、どっちがー!?
・あの奇妙な関西弁は、気づくと癖になってるのだけど、中の人がブログで言ってた方言難しい発言はこれじゃあ、ないよね?
・康太と知り合って間もないのに、そんなに仲が良いのかと落ち込む誉。いや、それをいうなら自分だって…ねえ、まれちゃん…。
鷺森逸馬
画数が多いので名前書くの大変だろうなあ。
今のところいちばんのお気に入り。もともと好きになりそうな予感はあったけど。予想よりハマった。
クールで近寄りがたいらしいが、それはいおりから見ての感想であって、こちら側からみれば鷺森の好意はだだ漏れ。いおりがまったく気づかないのが、かわいそうなほど。これは惚れた相手が悪かった。
鷺森だけSPM、18禁、Feverと立てつづけに見てしまった。そしてますます好きになってしまった。
五年越しの片思い。ずっと好きやった、と形を変えて何度も何度も告げられるだけはあって、思いが通じたあとのリビドー全開はいたしかたないかな。
いおりの気持ちを測って、安堵したり落ち込んだりする鷺森がいちいちかわいい。
バレてもいいと、みんなで雑魚寝の夜に布団に入ってくるのははた迷惑だけど。ほら……気づかれて、いおりがオカズにされたら、君キレるだろ、な?
鷺森の18禁ルートは、場所がバラエティーに富んでたので、落ちついてできないいおりがそこは不憫だったかな。
バッドエンドも決して悪くなかった。
このままじゃ大事ないおりすら傷つけてしまうからと、友達からやり直したいという鷺森。赤の他人にはもうもどれなくて、友人からやり直したい。
いおりの気持ちは鷺森にあるし、鷺森の気持ちが動くとも思えないから、あとはいおりが鷺森の強い愛情を受けとめられるかどうかだと思う。
とにかくいおりを全力で愛してることが伝わってくる鷺森。
恋愛に対してドライなのかなと思っていたのでものすごく裏切られた。もちろん良い意味で。
その辺のギャップにコロリといったのかもしれないなあ。
好きなイベントは、業務連絡メールを見返してにやけてるやつ。学園時代もささやかなやりとりをあとから反芻してはにやけてたんだろうな。
MAPイベントでは、やけに余裕ありげに見えてたけど、陰ではあれやこれやを思い返して顔面崩壊しながら床を転がってたりして。もうこのムッツリ!
わたしもよく携帯の液晶を見つめながらニタニタしているので、そんな姿が全国にさらされるなんてとんだ羞恥プレイだよなと同情する。とはいえこのほかにも鷺森は、様々な羞恥プレイをこなしてらっしゃる。おまえマゾか? マゾなんか?
あとは街頭インタビュー。まついを選んだ場合の翌日のご機嫌っぷりが、キャラ崩れてるよ! と言ってやりたい。それにしても、「お礼」するのが好きなやつだ。
・膝枕と手づくり弁当の要請は、いきなり飛躍しすぎ。ペアリングの時点で、結婚指輪を念頭に入れていた鷺森だからしょうがない、か?
・ビジュアルも好きなのでスチルはどれもお気に入り。しかし見ればみるほどバンドマンに見える。ハリーと天地にも見える。
・いおりが鷺森の名前を叫ぶシーン。おおだから、まついなのか! と膝を打った。