ユメの正体に見当がついていると初期から言っていた殿下でしたが、本当でした。
神に愛されし暁の王子である殿下は敏感に神の気配を嗅ぎ分けて、ユメを利用しようとしていた。そういうことですよね。
でもとくにショックを受けなかったし、裏切られたとも思えないのは、殿下が保身のためだとか利己的な考えでそうしたんじゃないとわかってるから。
――国のために生きて、国のために死ぬ。
何度となくこの言葉を口にする殿下ですが、本当にそういうことなんですよね。彼は、王にしかなれない。
殿下はユメを愛しているし、守りたいと思っている。実際、学院長にも、国よりユメを選ぶと断言されていたし。
でも殿下の行動原理は何よりも国のためで、国を背負っていることに誰よりも自覚的で、それが自分の運命だと知っていて。
だから、ユメを選んだ。
でも殿下を責められないのは、ユメを失って望みを叶えたとしても殿下が幸せじゃないのがわかるから。
むしろ苦しむはず。王であるゆえに一緒に死んでやることもできない。ひとりの男として、ひとりの女の子のために、自分のためには生きてはいけない人だから。
それでもユメを愛して、愛されて。決断のときが近づいてくる。
一時は、世界の滅亡を願った殿下でしたが、すべてを得るために生まれてきた王だからと、何も諦めない。ユメを諦めないですべてを望んで、そして手に入れました。
というわけで、やっっっと越した! プリティ☆ウィッチ☆アカデミー!
楽しかったぁ〜!
殿下殿下殿下だいすき!
始めるまえは大人殿下にモエモエでしたが、今となってはソイ殿下も大人殿下もどっちもめちゃめちゃスキ!
大人殿下の常に「フフン」って感じの話し方も好きだし、見た目が幼くなった分言動が加速するソイも好きだし、かと思えば、ソイでも大人びた話し方してるときもだいすきです。
大人殿下の扱いがギャグの域なのも(笑)
ユメ一筋(嬉!!)になったのはいいが、ウザい男に成り下がったと言われてる殿下も、慣れない大人殿下にユメが照れまくって手だしさせてもらえないところも、モエモエです。
殿下は子どもの姿じゃユメが嫌がるだろうとコンプレックスを抱えてましたが、むしろ子どもver.のが愛されてたね!(笑)
シーン回想はえろだけじゃなくて、すみれの蕾みたいに全部カバーして欲しかったなァ。
見返したいシーンが多すぎるのに!
しばらくは殿下でリロードしまくって、余韻に浸ろう。
あぁ楽しかった〜。エピローグまで大好きです!
欲をいえば、大人殿下でいちゃいちゃしてるのがもっかい見たかったですが。それはファンディスクで! 見せてほしいな!