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夏向けのお話



7月になりました



暑さも本格化しそうな、今日この頃。


季節的にも相応しいお話。日本人にとっては、

至極 一般的な妖怪「つくもがみ」が沢山いる古道具屋兼損料屋、出雲屋。

古道具屋は文字通り、古道具屋=アンティークショップで、

損料屋は今でいうレンタルショップ。

江戸時代は、その損料屋(レンタルショップ)がたくさんあったらしいです


――鍋に布団に着物にふんどしまで〜(本文より)



江戸時代は火事も多く、人は日頃使わない物は、

質屋に預けたり、損料屋から借りたりしたそうです。


つまり、無駄な物は持たなかったと言うことですね


いまだとエコロジーな生活と言えるのかな?


前者は杉浦日向子氏、後者は畠山 恵氏の著作で知りました。

主人公はお紅と清次の、ちょっと訳有りの姉弟。

文庫本の短編タイトルは、色(和名)に則しています。

ちょっと凝っていてステキです


畠山 恵氏が「しゃばけ」でデビューされた時、

あとがきで今市子氏の「百鬼夜行抄」を引き合いに出していました。



今回は、やはり妖怪・ファンタジー系の漫画家さんの世界観に

近い物と言うことで、やはり骨董品屋絡みの

「雨柳堂夢咄」(波津彬子著)にも、面白いつくもがみが出てきます





こちらのコミックスは一時中断していましたが、

いま出ている「ネムキ」では最新作が掲載されていたようです




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