こまったときのかみだのみ
かみさまはにんげんをほろぼさないってやくそくしたらしいよ?せいしょ
おとうさんがだいきらいだと思っていたら、じつはおじいちゃんもきらいだったと最近きづいた。
おじいちゃんはおばあちゃんを「おい」とよぶ。
それはわたしがものごころついたときからなのであまり気にならなかった。
そしておばあちゃんは「結婚とは忍耐」といい、わたしには「結婚できないやろ」とずっと言っていた。
そう言っていたおばあちゃんが亡くなって一年になる。
おばあちゃんは「おい」ではない。名前のない扱いをわたしは許せない。
と、愛する祖母をおもいだす。