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いえのなか

あめだ
あめだ
こんな気持ちにはありきたりな名前をつけてこころのなかに片付けてしまおう
どこにもでかけたくない
泥のようにこのかなしみにひたってひたすらねむる
むくわれない、むくわれることのない
ことばと泥のこのぬかるみがわたしの帰る場所
それでいい

うた

すきでもきらいでもない、きになるひとのことをこいっていえば
きっとたくさんのこいをしてきたのかもしれない
そして、たったいまもこいをしているのかもしれない
けれど
これをこいと言わなければ
きっとこころはすり減ったりしない
だから、こいとはいわない
いわなくてもいい

のぼる日のなか

だれもわたしとおなじ朝を共有できない
たとえ家族だってともだちだって
いつかであうこいびとだって
せかいの中心は自分自身
哲学だったかな?心理学だったかな?どっかできいたセリフ
共有はできなくても、だれにでも朝はくる
とらえかた次第
かみさまはつねに、おひさまはだれにでもおなじように日光をそそぐ
ぽっかりあいたこころのひとにも
充実したまいにちをおくるあなたにも
ただ、ただ、このひざしにやさしさをかんじれる
まだこわれないこころ
こわれたりしない
こわしたりしない
シュレッダーにかけられたって、かならずひとかけらでもここににぎってみせる
ぜったいにあのひとのためなんかにこわされたりしない
わたしのせかい
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