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おてんきになーれ

どうして、と思う。
ぼくはじぶんの気もちがときどきわからなくなる。
いろんな気もちがごちゃごちゃとわいてくるのがわからない。
いつも、いろんな気もちのしっぽだけ掴んでいるような気がする。


心ってやわらかいものでできてるんだとおもう」


あたしはその落とし穴にはおちないように気をつけた。気持ちの落とし穴に。
すぐに泣いたり、だれかをかわいそうに思うのは気持ちの落とし穴で、罠みたいなものだから、やすやすと罠にはまってしまってはいけない。
いいひとぶるのは、いやだ。




岩瀬成子
「くもりときどき晴レル」

あいをうたう

でも、決行しなければならなかったのです。
それは、神からのお召しだったからです。
行かなければならない場所は、わかっていました。
ただ、どうしたらいいか、わかりませんでした」


私は親切にしすぎて間違いを犯すことの方が、親切と無関係に奇跡を行うことより、好きです。


「キリスト信者ってどういう人たち?」
だれかがヒンズー教徒に尋ねました。
「キリスト教の人たちは、もらうことより与えることを考える人たちだよ」



マザー・テレサ
「愛と祈りのことば」

わたしはたたかう

ひとたびキューバに向けて出発すればかならずそこに到着する。
到着すればかならず戦う。
戦うからにはかならず勝利する。
行動を起こし、悪戦苦闘し、ものごとを達成しなければならない、


いつでも最大の用心をするというものだ。
きみたちが前進するに合わせて、われわれも同じだけこの地で前進しよう。

フィデル・カストロ
「チェ・ゲバラの記憶」

かみさまがいる

「クリスマスの奇跡は、信じる人に起きる」


いつか神様はあなたの安全な小箱の屋根を吹き飛ばして、信じるほかに道がなくなるでしょう


今まで感じたすべてのことや、かつて自分が送っていた人生のすべてから遠ざかるようになった。
今は感情は奥深くに埋もれ、二度と浮上してこないと確信できた。
自分は貝殻、やくに立たない、なんの感情もない貝殻だ。


カレン・キングズベリー
「赤い手袋の奇跡」

モンスターのとなり

好きなものを叩き壊さないためには、自分の手を壊すしかない。


暑くなる予感に、全ての植物がじっと耐えている。


この世に天使はいない。怪物はいっぱいいるけれど。
考えてみれば、天使も怪物の一種だと思う。翼が生えた両性具有の生き物。そんな生き物に道で出会ったら、大抵の人はありがたいと思わずに逃げ出すだろう。


恩田陸
「蛇行する川のほとり」
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