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骨董品の愉しさ


話題:最近買った漫画

久しぶりの漫画の感想は、
波津彬子作品の二連発!

4月に一度に2冊と言う、贅沢
たまにはいいですよね、こういうのも



『レディ シノワズリ 2』

イギリスの中国趣味(シノワズリ)の骨董品のお話 2 と完結編

1930年代の英国・上流階級を舞台にしたお話。
主人公の青年が子ども時代から折々に出会う、金髪美女。
古い中国の骨董品を探し続ける彼女のお供は、白い虎。

『唐人屋敷』を彷彿とさせるシリーズです




古い骨董品には人(持ち主)や持ち物本体の心が宿る。
日本人ならではの付くも神信仰をしっくり受け入れられる漫画です。




『雨柳堂夢咄 14 』

こちらは、日本の江戸末期から明治・大正・昭和初期と時代の流れの中に【存在】する骨董屋のお話。

それこそ、畠中 恵氏 原作の「しゃばけ」の世界。
「しゃばけ」より『雨柳堂〜』の方が古いですけど。

作品は朝日新聞出版刊の「ネムキ」に2011年 1月号〜2012年 3月号まで掲載された、8作品

🍀清姫
🍀天神さま
🍀名残りの紅の
🍀一朝の夢
🍀野分
🍀箱
🍀夜咄
🍀立春来福

原作者の波津彬子氏が茶道に詳しいこともあって、
今回は
「一朝の夢」が朝茶(夏)
「夜咄」が冬と
一年の代表的な茶事が見られます。

その昔 表千家を習っていた身には、懐かしい


「天神さま」は学問の神様、
菅原道真公のことですが、あるお家の受験生のお部屋に飾られた像が話し出すと言う……

TVアニメの「うる星やつら」の道真公を思い出しますが、
こちらの道真公は薀蓄も、漢詩暗誦も、幾何学さえ解いてくださるありがたい神様で、
そのうち英語の問題もイケそうな方です(^_^;)

試験勉強よりも、学ぶことの大切さを見出せるお話でした。


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