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「チェーザレ〜破壊の創造者〜」9巻

話題:最近買った漫画




およそ一年半ぶりの単行本9巻


しかも、2012年 5月11日より、
WOWOWで海外のテレビドラマのシリーズも始まるとのこと。

日本のテレビドラマが低迷している状態だから、見応えがあるかもしれません。



『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』



8巻で既に体調悪化のロレンツォ・デ・メディチ

今巻も、かなり 具合が悪そう…


ロレンツォ・デ・メディチの死、サヴォナローラの台頭、メディチ家のフィレンツェ追放

そして、ナポリの王位継承問題に出しゃばるフランス王国のシャルル8世と…

激動の時代の幕開けです。


シャルル8世も若くして亡くなってしまうのですが、彼と同行するのがチェーザレ・ボルジアとオスマントルコ帝国の王子ジェム。


ジェム王子はオスマントルコ帝国の継承権を持ちながら、キリスト教圏に身柄預かりされている曰く付きの人物
複雑な経歴の持ち主です。


もっとも、そんな人物が国に入ったら荒れるから「外国にいてね、帰って来ないでね。預かり料を払うから!」と、多額なお金が支払われたそうです。
持参金付きの花嫁のようですが、薄幸な王子さまではなく普通の“オジサン”に見えます。


まだ、惣領「チェーザレ」にはジェム王子は出ていません。
終わってしまった氷栗優の「カンタレラ」では、薄幸なジェム王子を見た記憶がありますが…


そう言えば、フォルリとイーモラの女領主
女丈夫(ヴィラーゴ)カテリーナ・スフォルツァが出てきました。

物語の絵柄は内容上、青年やおっさんや爺ばかり

その人たちに引けはとらない面構え(?)のカテリーナさまでした(((^_^;)


10巻がどうなるか、今からワクワクしています。


今巻も、コミックスにしては厚く、何より年表や主要国プロフィール、皇帝や教皇のヒエラルキー

教皇庁の組織図は、この本以外にもこの時代の物語を読み解くには、よい参考文献になると思います(o^−^o)





「ヴァチカンに13課は無いよ」と言ったら、娘に笑われました

ウケると思ったのになぁ(´・ω・`)



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