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中性的ヒロインつづき

「唇ガサガサ。ちゃんとまともなもん食ってるの?」
「…作るのめんどいから」
「せめてリップとかさぁ」
「もってるけど…ベタベタするじゃん」
「しょうがないでしょ!つけてあげる。出して」
「…はい」

ぐりぐり

「うー」
「はいおしまい」
「うー(`ε´)」
「キスするときガサガサしてたらやじゃない?」
「…ちゅー嫌いだし」
「えっ」
「えっちも嫌いだし」
「うそ!あんなに感じてるのに!」
「かっ感じてないよ!」
「えー?じゃあ試してみる?」
「やだ。触るなら帰って。…えっち出来ないの嫌なら別れても、いいし」
「別れるとか軽々しく言うなよ。別れたいわけ?」
「…ごめんなさい。…別れたくない。努力はしたいけど、今は努力出来ない」
「…わかった」

そんなわけで発覚したミシェルさんのスキンシップ嫌い。
なんか気持ち悪いってゆうか、別にレイヴンのこと嫌いとかそういうわけじゃないんだけど。
ほんとに触られるのが嫌い。なんかぞわぞわするというか、落ち着かない。
最初の数回は我慢するけど、やっぱり翌日突然熱出たりするのでもう避けたい。
初めてした日も実はレイヴンの知らないところでゲロってる。
そんなこと、努力するしないとかの問題ではないと思うけど、とりあえずレイヴンはユーリに相談する。

「ねーねー青年。ミシェルちゃんて人に触られるの嫌い?」
「なんで?」
「本人がそう言ってたんだけど…」
「おっさんだけじゃね?」
「(゜Д゜)…(´;Д;`)」
「…俺別に触ったりしないからそんなこと言われたことないし」
「そ、そう…」
「変なことしたんじゃねぇの?」
「ノーマルなプレイしかしてない」
「聞いてねー」

でもユーリもそれとなくボディタッチを試みる。
それとなくすり抜けるミシェル。
ガチっぽいなと思うユーリ。ミシェルと話す。

「ミシェル…お前触られんのダメなの?」
「…うん、あんま。レイヴンさんが言ったの?」
「ああ」
「そっか。…ほんとに好きな人だけ不快感なかったりして」
「おっさん泣くぞ」
「うん、冗談だよ」
「…。」
「ほんとに好きなんだけどな…もう嫌いになったかな」
「嫌いになったらわざわざ俺に話してこねぇだろ」
「そうかな…嫌いになってくれたらいっそ楽なんだけど」
「…。」

なんか微妙に気まずくなって、だんだん会う回数も減ってくる。
で、ほんとに不快感のない人がいたりしてね。
両親の付き合いで会社のパーティーにお呼ばれしたときに、少し年上の方からアプローチを受けるミシェル。
強引にダンスに誘われて、手をとられるけど不快感がない。
ちょっと惹かれちゃう。というか嬉しくて。
で、会場から抜け出して、キスされそうになった時にハッとする。何してんだろって。
ごめんなさいするけど許してくれない。
結局キスされちゃう。ぶん殴って帰ってくる。
触られるの嫌いとか、ちょうわがままだなと思いだす。しかも寂しい。

『レイヴンさん』
「おぅ…久しぶり〜」
『うん…あの、会いたいんですけど、いつ暇ですか?』
「いつでも暇よ〜」
『あの、今日とか…』
「今日?!構わないけど…行こうか?」
『…うん』

そんなわけでレイヴンが会いに来てくれる。

「どうしたの?」
ぎゅ
「えっ、ちょ、ミシェルちゃん?!だ、大丈夫なの?」
「…大丈夫じゃない」
「ミシェルちゃん?」
「レイヴンさんが好き。レイヴンさん、…」
「ミシェルちゃん…」
「…ずっとこうしてて」
「う、うん…」ぎゅ

そして小一時間

「ミシェルちゃん…無理しなくていいのよ?おっさんは嬉しいけど…」
「好きだから…」
「…嬉しいね」
「ごめんなさい…」
「何が」
ちゅ
「…ちょ、これ以上は我慢出来ないから…」
「しよう」
「えっ…う、うん」

戸惑いながらも存分に楽しむレイヴン。
ミシェルも気持ちは楽しむ。

「わがままでごめんなさい」
「えっ…別にわがままとかは思ってないけど…」
「…好きなのに、嫌いって言ってごめんなさい…」
「ううん。好きでいてくれるのは嬉しいけど、無理してほしくないし」
「うん…」

それからは積極的にキスしたりスキンシップとる。

「仲直った?」
「まぁね」
「ふーん。よかったじゃん」
「でもさー、ちょう可愛くなってて!ミシェルちゃんまだ若いし、俺はおっさんだし、俺よりいい男なんてそこら中にいるじゃない?」
「フレンとかな」
「そうそう!ってえっ?フレンちゃん、そうなの?」
「さぁ」
「冗談やめてよね!フレンちゃんとか…」
「フレン君がどうしたの?」
「おまっピンポン鳴らせよ!」
「だって鳴らしたのに出てこないから…ってか鳴ってなかったっぽいよ?壊れてんじゃん?あ、お邪魔します」
「まじかー。ピンポンって壊れるんだー」
「で、フレン君の話?ごめんね、話遮っちゃって」
「お前、フレンのことどう思ってんの?」
「え?いい人?」
「…コレって大丈夫よね?」
「さぁ」
「何?心理テスト的な?」
「聞いただけ」
「なにそれ」

ただ書きたいことだけ書いた。

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中性的ヒロイン

その前に。
現代パロでユーリとレイヴンが仲いい関係性ってなんだろ。
先生と生徒だって、そんな頻繁に連絡取り合ったりしないだろうしなぁ…
うーん…やっぱりレイヴンちに居候ユーリかなぁ。
それがいいか(・∀・)

そんなわけで中性的ヒロインです。
中性的すぎて性別判別不能的な。
身長は168cmくらい。
つまりレイヴンより高い。

ユーリとミシェルは高校からの付き合い。
ユーリは働いてるけど、ミシェルは大学生。
ミシェルの両親は海外出張のため一人暮らし。

ユーリの家で飲んだりして、レイヴンともそれなりに交流はあったり。
ユーリと幼なじみのフレンは、ミシェルと同じ大学。
ユーリの家で寝泊まりもしたり。
しかしミシェルのことは男だと思ってるレイヴン。
フレンちゃん、ミシェルちゃんに対して過保護すぎじゃね?って思う程度。
ユーリもミシェルも別に気にしないし、男だと思われてることに気づいてない。

で、気づけば常にミシェルのこと考えてて、やべぇコレって恋じゃね?!とか思ってそわそわ。
ホモじゃない!好きな人が男だっただけ!ホモじゃない!と自分に言い聞かす。

で、ミシェルが学校休みがちってフレンからユーリに連絡が入って、ユーリとレイヴンでミシェルの様子見に行くことに。
フレンは忙しくて来れず。
レイヴンは足要因。
ピンポン押したらミシェルが出てくるけど見るからにやつれてる。

「おい。死にそうな顔してるぞ」
「あんま寝てなくて…レイヴンさんまで…汚いけどどうぞ」
「お邪魔します。…大丈夫?」
「連絡もしないで何してんだよ」
「いやーもー子育てが大変で…出席日数ギリギリまで休みます」
「いつ産まれたんだよ」
(いや、そもそもどっから産まれるの?あ、奥さんか…(´・ω・`))
「はは。うちのモモンガさんが育児放棄しちゃってさ…」
「モモンガ…少し休んだら?」
「でも…またミルクあげなきゃ…」
「ずっとあげるわけじゃないでしょ?時間になったら起こすから」
「…はい」

そんなわけでミシェルに滋養食を作ってあげる。
レイヴンとユーリの合作です。
うさドロのこうきママが作ってたような。あれめちゃうまそうだったな。レシピ公開しないかな…
とりあえず時間になってミシェル起こして、食べてもらう。

「わー…めっちゃうまー」
「全然うまそうに聞こえねーけど」
「いま感情が表に出てこない…」
「無理しないでいいから。ゆっくりでいいからね」
「はーい」うましうまし(´∀`)

で、とりあえずそれで帰ることに。
数日でモモンガも今よりは授乳回数も減るので、レイヴンとユーリにお礼。
結構時間が合わなかったりして、それぞれ別になっちゃうけど。
ユーリにはご飯奢って、レイヴンにはどうしようとおもうけど、大人だし、結局本人に聞く。
一応連絡先は知ってる。

「あ、レイヴンさんこんにちは。今大丈夫ですか?」
『大丈夫よ〜。どうしたの?』
「あの、先日のお礼がしたくて。でもどうしたらお礼になるか…」
『えー気にしなくていいのに』
「ほんとに助かったんです!何か私に出来ることありませんか?」
『そうねぇ…あ。今すっごい飲みたい気分なんだけど、付き合ってくれない?おっさんが奢るから』
「え、でもそれじゃあ…」
『お礼してくれるんでしょ?』
「あ…はい!」

そんなわけでちょいお洒落なバーに飲みに行く。
ある意味レイヴンから誘ったのに、なんか緊張して何も喋れなくなっちゃう。

「あの…飲みたくても、無理して自分を誘わなくてもよかったんじゃ…(´∀`;)」
「いや、無理とかそういうんじゃないけど…なんか、ごめん(´∀`;)」
「いえ」

バーテンが気をきかせて?ミシェルにアルコール度数の高いお酒を飲ませて送り狼作戦を決行させる。
へばったミシェルを自宅まで送り届けるけど、虚ろなミシェルに欲情しちゃって手ぇ出しちゃう。

「ん…」
「み、ミシェルちゃん?俺、ヤバいんだけど…」
「ぁ…ん、いいよ。レイヴンさんなら…////」
「ミシェルちゃん…」
ちゅっちゅちゅっちゅ
…?乳?いや、え、乳?
ペロペロ
「ぁ…ゃ…んぁ////」
さわさわ
つ、ついてねー!!
「ん!らめ…そこ…////」

しかも初めてってゆー。

「ミシェルちゃん、女の子だったんだ…」
「んー…ってえ?!今さら?」
「ごめん…」
「…レイヴンさんは、男の人が好きなんですか?」
「ちがっ!好きになったのがミシェルちゃんってだけで性別は関係ないの!」
「好きって…///」
「好きじゃなかったらこんなことしないって…順番逆になっちゃったけど…好きですから…」
「レイヴンさん…」
「とても大切なものを奪ってしまって、申し訳ございません…m(_ _)m」
「…レイヴンさんならいいって言ったじゃないですか」
「ミシェルちゃん…」

きゅんきゅん。

それでもミシェルは若干動物優先。
レイヴンもそんなに気にしないけどね。
そしてユーリとフレンはびっくりりん。
二人とも「こんなおっさんでいいの?!」って思う。

「もしレイヴンさんと結婚したらユーリのお姉ちゃんだね(*´∀`*)」
「全然ちげーだろ」
「えー」

とかね。

「ミシェルちゃん髪伸ばさないの?」
「えー。髪長いと洗うの大変だから…」
「そう。可愛いと思うけどなぁ」
「えっ そうかな…」
「ちょっと伸ばしてみたら?」
「うーん。面倒じゃなかったらね」

そして夏祭り

「レイヴンさーん」
「お、浴衣じゃないの」
「うん。ジュディスが着せてくれた」
「しかも髪伸びてるじゃないの」
「ふふ。ちょっと伸びてみた(´∀`)」
「すごい可愛いよ。やっぱり可愛い。うんうん」
「(*ノωノ)」
「じゃ、行こうか」
「はい!」

そんな感じでラブラブです。
ここらへんにしとかないと収拾つかなくなりそうなので終わりにしとく。

続きを読む

親衛隊ヒロインレイヴンver.

前回はフレンだったので今回はレイヴン。
ヒロインミシェルは親衛隊トップ。
レイヴン=シュヴァーンってこともご存知。
親衛隊トップっと隊長首席ってどっちが偉いんだろ…隊長首席か。
アレ様のことを愛しすぎているのでレイヴンクロームエステルにちょっと嫉妬してる。
特にシュヴァーンはともかくチャラいレイヴンなんか嫌いです。返事も首を縦にふるか横にふるか。

投薬により常時オーバーリミッツ状態のほうで。(前回参照
ザウデでユーリ達を足止めするも敗れる。
なんとか頂上まで行くけどアレ様の死ぬ瞬間を見てまた気絶。

とりあえず城に戻されるものの暴れられると困るのでベッドに手足を拘束される。歩ける程度の長さだけど部屋には何もない。

「ん…ぅ」
「ミシェル!よかった…起きた…水飲む?なんか食べたいものある?持ってくるわよ?」
「…裏切り者が」
「(´∀`;)」
「外せ」ガシャガシャ
「勝手に外すと怒られちゃうのよね〜。薬が完全に抜けるまでは…」
「なら殺せ」
「ミシェルちゃん…泣いてるの?」
「殺してくれ…アレクセイ様がいないのに生きている意味なんてない」
「ミシェル…初めてのまともな会話がこれかよ。そんなこと言わないでくれ…」ぎゅ

まぁそんな抱きしめたりするとぶん殴られるけどね、って覚悟の上だけどぶっ飛ばされない。
それほどまでに精神的に衰弱してるんだと哀れむ。
食事も採らないミシェル。
心配だけどレイヴンは星喰み退治に行かねばならないので。

レイヴンたちが星喰み退治に行ってる間に、ミシェルはお世話係に逃がしてほしいと頼む。
お世話係はミシェルのことをとても慕っていて、今ミシェルを解放したら誰に何されるかわからないし体力も落ちてるし危険!ってことを伝えるけど聞かない。
そんな話をしてるうちにアンチミシェル騎士たちが夜這いにくる。
なんとかお世話係には手を出させないようにするけど、逃がしても誰か呼ばれると困るので部屋で拘束される。
暴行を加えられるミシェルから目をそらすけど、声は聞こえるからそれだけで精神的ダメージ。途中気絶。
そこにレイヴンが乗り込んでくる。
騎士たちを一掃。
いつの間にかミシェルも気絶。
レイヴンはお世話係の拘束を解いて、すぐミシェルをお風呂に連れ出す。
起きないので申し訳ないけど体の隅々まで洗ってあげる。

「…?」
「あ、起きた?」
「!!!!」バシャバシャ
「うおっ暴れんなって!!」
「変態!死ね!」
「落ち着いてー!!見てない!あんま見てないから!!」
「……すまん」
「ううん、俺も…。身体暖まったら出ておいで」
「…。」

ちなみにレイヴンは服のまま入ってました。
ミシェルがお風呂上がるけどまだ脱衣所にいるレイヴン。
服絞ったりしてたので。

「「…。」」

さすがに殴られるレイヴン。
脱衣所の外で待ってるレイヴン。

「これ、一応飲んどいて」
「…?」
「その…変な薬じゃないから」
コクリ

避妊薬です。そんなものなさそうだけど。
しかし薬飲むとゲロっちゃう。
今まで薬飲むような病気にかかったことないので、このとき初めて薬飲めないということが判明。
結局妊娠しないけど。
お世話係にも謝罪される。
まぁ別にお世話係に謝罪される必要もないのだけど。

で、1ヶ月くらいで心身とも回復。

ミシェルさん現在ロングです。

「ミシェルちゃん髪長いね」
「悪いのか」
「いやいや。騎士団やっててここまで綺麗に保てるってなかなか出来ないわよ〜?」
「…アレクセイ様が、好きだったから…////」
(ノロケやがった!)

翌日

「あれっ!髪切っちゃったの?!」
コクリ
「もったいない!もったいな〜〜〜い!!」
「うるさい黙れ。貴様の頭切ってやろうか」
「頭はやめて(゜Д゜;)!…今度は俺の為に伸ばしてよ」
「誰がお前なんかの為に…」
「ちぇー」

そして実はダミュロンのことも知ってるといい。
下町生まれでキャナリ隊のことは知ってたので。

「…お前は変わったな」
「そう?」
「昔はもっと死んだ目をしてた」
「それ誰かにも言われたなぁ…」
「人魔戦争の前はまともだったな」
「え?」
「お前キャナリ隊にいただろう?」
「えっ…知ってるの?」
「あぁ。…っ何泣いてるんだ!」汗汗
「うあ、ごめん、なんか、びっくりした…」
「こっちのセリフだ」ぷいっ
「抱きしめて慰めてくれないの?」
「殴られたいのか?」
「(´∀`;)つーかミシェルちゃんも慌てんだね。可愛いー」
ばこっ
「い"っ」

それからミシェルは適当に雑用するけど、みんなに怒られる。
ミシェルさんがそんなことしないでください的な。
でもやってる人いないじゃん!ってちょいギレ。
レイヴンがサボりがてらミシェルの雑用手伝ったり。
多少はミシェルも話すようになる。
一緒に星見たりね。たまたまだけど。

そして荷造るミシェル。

「ミシェルちゃん、何してるの…どっか行くの?遠征?」
「…お前、仕事してるのか?」
「してるって!でもミシェルちゃんも心配だし…」
「大きなお世話だ。働かないのにいつまでもここにいるわけにいかないだろう」
「…は?働いてるじゃん」
「騎士団はもういい」
「えっ?聞いてn
「聞いてません!ミシェルさん、まだ騎士団にいてください。ミシェルさんの力が必要なんです!!」
「フレン…本人にやる気がないのだからいてもしょうがないだろ」
「行く宛はあるの?」
「…言えば追ってきそうな勢いだな」
「「…。」」

そんなわけで何も言わずに出て行く。
しかし出立の朝レイヴンが待ち伏せしてる。

「…ほんとに行くの?」
「シュヴァーン…」
「レイヴンなんだけど…」
「誰でもいい」
「はは…」
「いい歳してそんな情けない顔をするなよ」
ぎゅ
「おい」
「一緒にいてよ」
「…」
「お願い」
「女々しいぞ」
「…ミシェル」
「離せ」
「(・ω・`)」

行く先はオルニオン。
細々と暮らしていく。
たしかエステルの師匠か誰かがいた気がするけど。
街の子ども達に剣の稽古つけたりして。
優しいけど怒るときは怒るのでとっても慕われる。
ある日フレンに会っちゃったりしてね。

「ミシェルさん?!」
「…ちっ」
(舌打ち…!)
「…。」シカト
「ミシェルさん、もう騎士団に戻るつもりはないんですか?」
「何年前の話をしている。やっと落ち着いたんだ。好きにさせてくれよ」
「一年も経ってませんよ!」

まぁ戻る気なんてさらさらないんだけど。
でもフレンがレイヴンに知らせて、でも何もないのに行くと怒られるのわかりきってるから、なんとかオルニオンの仕事回してもらってミシェルに会いに行く。

「ミシェル!」
「…!な、おまっ」
「ほんとにいた…!!」むぎゅむぎゅ
「やめっ!離せ!!みんな見てるだろ!」
「あ、ごめん…」

「お前何しに来たんだ…」
「えー?仕事だけどぉー?ミシェルちゃんに会いに来ただけだと思った??」
イラッ
「まぁほんとに仕事なんだけど…ぶっちゃけここにくる口実というか…怒った?」
「…。」
「ミシェル…」ちゅー…
「調子に乗るな」
「ぶへっ」

レイヴンしばらく滞在する。

「帝都よりも星がキレイね〜」
コクリ
「俺もここに移住してこよっかなぁ…」チラッ
コクリ
「えっいいの?」
「?好きにすればいいだろ」←他意はない
「あー…そうね」君ってそういう人だよね…
コクリ
「ミシェルちゃんも変わったわ」
…コクリ
「自覚あるんだ。昔はあの人と話してるときしか笑わなかったもんね。子どもと戯れてるし、びっくりした」
「…」
「俺の前でも笑ってよ」
「…楽しかったら笑う」
「だよね(´∀`;)」

ある冬の日。

「ミーシェールちゃーーん」
ガチャ
「入れてー!寒いーー!!」
「静かにしろ近所迷惑だ」
「わかった」
「…飲むか?ジンジャーティー」
「飲むー!もしかして俺が来ること想定してた(*゜▽゜)?」
「お前の分はなかった」
「うそ!ごめん!やだ!」
「静かにしろ」
「はい(´・ω・`)」
「…私の前で演技しなくていい」
「…これでも素のつもりなんだけどねぇ」
「そうか」

静かになる。
気まずいレイヴン。
そういえばさっきの「私の前で演技しなくていい」ってやつはつまりどういうことよって考える。
無理すんな的な?ミシェルちゃんといるときくらい?気遣ってくれてるの?期待しちゃっていいの?えっ 嘘っ まじで!?

「きょ、今日はほんと冷えるわね〜」
コクリ
ぎゅ
「おい!」
「くっついてればちょっとはマシじゃない?」
「やめろ」
「ミシェル」
「離せ!」
「ミシェルちゃん…」
「お前はいつもそうだ。私をからかうのはもうやめろ。肝心なことは言わないし…ただ遊んでるだけじゃないかって…私は…」
「からかってなんかないって」
「だったら!…もういい。お前はうそつきだからな。お前のことなんか信じない。帰れ」
「はぁ?何が言いたいのか全然わかんないけど…言ってくれなきゃわかんないよ」
「私のセリフだ!!」
「だから何が?俺なんか言ってないことある?」
「自分で考えろ!帰れ!!凍え死ね!!」バタン!!

まじ意味わかんねーと思いながら駐屯地に向かってぶーたれながら寝るけど翌日起きたら風邪。
みんな優しいのでレイヴンには休んでてもらう。
寝ながら、外から話声が聞こえることに気づく。
カップルのいちゃつく声。
壁うすいんだよリア充くたばれイラッ☆
って思うけど、聞いちゃう。

「ねーねー私のこと好き?」
「言わなくてもわかってんだろ」
「女の子は言葉にしてほしいの!」
「…好きだよ」
「うふふ、私も」
イチャイチャ

ハッ!とするレイヴンさん。
そういえば今まで行動(ベタベタしたり)でアピールしてたけど、好きとか口に出したことはなかったな、と。
元気になったらミシェルに会いに行こうと決意。
ってか心臓魔導器なのに風邪ひいたらかなり危険じゃないかな…もう歳だし。性的な意味でも。(ぉぃ

そこにミシェル登場。
レイヴンの部下とかに頼まれて看病しにくる。
思いのほか弱っているレイヴンに尽くす。
おかゆ食べさせてくれたり。
普通に看病してくれる。

「ミシェルちゃん…」
「何だ」
「好き」
「!!」
「ずっと言ってなかったよね…会ったら言おうと思ってたんだけど…ミシェルちゃんから来てくれるとは思わなかったからさ…」
「…もう喋らなくていい」
「ミシェルちゃんがキスしてくれたらすぐ良くなるんだけどな…」
「…」ちゅ
「へへ…ほんとにしてくれた。風邪移っちゃったらごめんね」
「…構わない。早く治せ」
「ありがと」

で、そのまま朝までぐっすり。
風邪も治る。
ミシェルに報告。
よかったなって笑顔で言ってくれるもんだから、思わず抱きしめる。

「お、おい///」
「あとは俺のことレイヴンって呼んでくれたらカンペキなんだけど」
「…気が向いたらな」
「へいへーい」

そしてレイヴンが帰る前夜。
ミシェルの部屋。
ちなみに情事後。

「認めなければよかった…」
「今更そゆこと言うかな…」
ぎゅ…
「…ミシェルちゃんも一緒に来ない?」
ふるふる
「まぁ、また会いにくるよ」
ふるふる
「おい(´∀`;)」
「待ってるのは、辛いから…」
「…わがまま」
「知ってる。もうここには来ないと約束しろ」
「ミシェルちゃんが一緒に来てくれるならぁ、もうオルニオンには来ないって約束してもいいけどぉ」
ぷいっ
「ミシェル。一緒に来い」
「!!」←命令に弱い
「一緒に来るって約束するまで離さないから」
「は?ちょ、やめ!こら!」蹴
「どぅふ!」飛

結局しばらくはレイヴンの通い婚状態になるかと。
妊娠を機にザーフィアスかダングレストに行く。
子ども達には泣きつかれ、レイヴンは鬼扱い。

「オルニオンにいたときが人生最大のモテ期だったな」
「これからだって油断出来ないんだからね!?ミシェルちゃん自覚ないだけでメチャモテ隊長なんだからね!!」
「ふーん」
「ふーんて…」

ここらでおしまいかな…

女優ヒロインレイヴンver.つづきのつづきのつづき

そしてある日、フレンと遭遇することに。
まだ復活してないけど、事務所に挨拶に行こうと思って。
で、そこでフレンに出会う。

「「あ…」」
「…久しぶり」
「うん…」
「ごめん…」
「ううん。大丈夫」
「大丈夫って…」
「大丈夫」
「…僕が奪っちゃったのかな…ミシェルの笑顔…」
「そんなんじゃない!」
「ミシェル…ごめん。僕ばっかり先走りすぎて。ミシェルのこと好きなんだ」
「えっ!…あの、ありがとう。でも、私にはレイヴンさんがいるから…」
「うん、知ってる。僕の気持ちも知ってほしかったから…いつも自分勝手でごめん」
「ううん。でも私フレン君のこと嫌いじゃないの…」
「…もっと突き放してくれないと」
「もう前みたいには話せないの?」
「ミシェル…君が許してくれるなら」
「別に恨んでないよ」
「よかった…」
「もう話せないかと思った…」すんすん
「泣かないでよ…」頭ぽんぽん
「うん…」にこっ
「「!!」」
「わた、わたし…」
「ミシェル…」

即マネージャーに報告。
とりあえずまた売り込んでもらうことに。
そのうち復帰ニュースも流れるよ。
その前にレイヴン。

ガチャッ
「おかえりなさい!」だきっ
「ぅおっ!ただいま。どしたの?」
「うへへ…」
「なに?ってあれ??」
「ふふふ」ニヤニヤ
「ミシェル!!!!」がばっ

「なんで?何があったの??」
「フレン君に会って、ちょっと話した。あ、会ったのは事務所で偶然なんだけど」
「そっか…よかった。…けど、やっぱりミシェルちゃんの笑顔はフレンちゃんが持ってたのね〜…妬けるわ」
「そ、そんなんじゃないって…」
「ま、いいけど。ねーねー復活宣言する?」
「うん!」

復活☆ってタイトルで写メまで載せちゃう。

・待ってました!
・可愛いいいいいいいいいい!!!!
・おめでとう!!
・愛の力か。
・つーしょも待ってる。
・いや、つーしょは結婚会見までお預け。

コメント読みつつ「結婚て…///」って思ってるミシェル。

「…///」
「…どうしたの?」
「いや、別に…///」
「ほんとにー?」
「…その、けっ、…なんでもない」
「け?」
「ううん」
「…?」


「青年はぶっちゃけ結婚とか考えてる?」
「ぶっ!」
「大丈夫?」
「…いや、まぁ、いずれは。でも俺まだ若いし」
「そーよねー。ミシェルちゃんなんてもっと若いしなぁ…」
「別に結婚しなくてもいいじゃん」
「でもさー」
「それに人妻って聞くとなんか興奮しない?」
「しない」
「(`ε´)人のものってわかったほうが逆に燃えるってやつもいるじゃん」
「あー…」
「なんとなくそれっぽいこと言ってみたら?それで溝が生まれんなら結婚する気ないんじゃない?」
「うわー…」

そんなこんなで誕生日にお祝いしてにゃんにゃんしてミシェルが寝たあとに、指輪はめる。
とりあえず右薬指に。
喜ぶミシェル。

「気に入ってもらえた?」
「もちろんです!」
「よかった…実はおそろいだったりして」
「わーなんだか婚約ゆb……」///
「…婚約指輪でもいいけど」
「!!」
「結婚を前提に付き合ってもらえますか?」
「…」
「やっぱ今のなし!」
「えっ…(´・ω・`)」しゅん
「結婚してください」
「!!!!」
「…だめ?」ぶりっこ
「だめなわけないじゃないですか」

とりあえず事務所に報告。
特に止められない。
籍はレイヴンの誕生日ではなく(ぇ、 ミシェルとレイヴンの真ん中バースデーに入れる。
で、籍入れた数日後に発表。
会見は行わず。
レイヴンがブログで適当に質問に答えるくらい。

「私、子沢山で明るい家庭を築くのが夢なんです。昔はそんなこと思わなかったけど、レイヴンさんとなら…(*ノωノ)」
「たくさんセッ○スしたいってことね!まかせt」
「真面目に聞いて!!!!」
「大真面目なのに…(´・ω・`)」
「でも妊娠発覚で途中放棄はまずいから、ちゃんと計画的にしないとですね」
「ちなみに今請け負ってるのはいつまで?」
「来年の4月かな…」
「結構先ねぇ…まぁこれは譲れない!って仕事が来ることもあると思うし、ミシェルちゃんに任せるよ」
「ちょっと究極の選択ぽいですね…」

うっかり妊娠したらそりゃ子どもを選ぶけど。
ユーリたちのほうが先に子ども生まれる。
ミシェルたちはその2年後くらい。
双子とかね。双子いいよね。親は大変だろうけど。
男女だけど顔はまったく一緒。
ミシェル似。

「よかったなぁおっさんに似なくて」
「ちょ、酷くなぁい?」
「レイヴンさんに似たら垂れ目で可愛いと思う」
「こんな胡散臭い顔に生まれてきたらかわいそうだろ」
「あー」
「おい!」

で、性格は男の子のほうがミシェル寄りで精神弱い。口数少ない。弟。ニカ(仮)
女の子のほうがレイヴン寄り。世渡り上手。姉。ターニャ(仮)
姉が弟を引っ張っていく感じ。

「ニカ、ニカ!」
「なに?」
「ほらっ」
ケロケロッ
「!!!!」失神
「ニカ!!ママー!ニカがー!」
「ニカ!どうしたの?!何があったの?」
「これ…」
ケロケロッ
「きゃああああああ!!」
「ミシェル?!」
「…パパもきらい?」
ケロケロッ
「…いや、大丈夫だけど、ママとニカはだめよ…」
「(´・ω・`)かわいいのにね…」
ターニャの将来が心配だわ…
「ま、いっか」
「なぁに?」
「ううん。ほら、手ぇ洗って、おやつにしよ?」
「うん!」

引っ張っていく要素なかった/(^o^)\

「!…ミシェル?」
「あ、フレン君!やだ、私ターニャだよ。そんなに似る?」
「あぁ、…ごめん。ターニャ…うん、やっぱり似てる。…そうだ、時間あったらお茶でもどう?」
「ええっ 写真撮られたりしない?」
「大丈夫だよ」
「いいの?じゃあお言葉に甘えちゃおっかな…」
「うん」

そんでそのうちフレンに恋しちゃうといいよ。
でもターニャが20のときにフレンが50前くらいだと思う。
それを考えると厳しいものがあるよな…
個人的にはターニャ失恋決定。ごめん、ターニャ…
で、とりあえずミシェルに報告するんだ。

「ママ…」
「ターニャ、どうしたの?」
「失恋したぁぁ(´;Д;`)」
「ターニャ…」

「ってゆうかフレン君なんだけど」
「えっ」
「フレン君、まだママのこと好きなのかな…」
「何それ(´∀`;)」
「だって…昔キスしたんでしょ…」
「あれは事故で…」
「でもー」
「こらっ。お前は何が言いたいの」
「パパ…今は女同士の話なの!パパはダメ!」
「えー(´・ω・`)」
「父さん、今日は僕たちが晩ご飯作ろうよ。買い物行こう」
「え、ほんとに?助かる〜」
「ターニャはいつも作らないでしょ」
「うるさい!」
「私カボチャのコロッケ食べたい」
「コロッケ?!作れるかな…難易度高くない?」
「僕作れる」
「まじで。なら大丈夫かな…じゃあ行ってくる」
「「行ってらっしゃーい」」

話それた/(^o^)\

「で!で!もしフレン君が言い寄ってきたらどうする?」
「どうするも何も、断る以外ない」
「えー!でもパパよりイケメンじゃん!」
「…うん」
否定しないんだ…
「でも顔じゃないでしょ?」
「それはそうなんだけど…」
「顔で選んでたら最初からレイヴンさんと結婚してないし」
「え(゜Д゜;)パパの顔全然タイプじゃなかったりする?」
「え?そんなことないよ」
「…ほんと?」
「うん、でもレイヴンさんよりかっこいい人たくさんいたもの」
「…そう、だよね」
「レイヴンさんとならずっと一緒にいられると思ったから結婚したの」
「きゃーーー(≧∇≦)そうだ、なんてプロポーズされたの?!」
「普通に、結婚してくださいって」
「なんだーつまんない」
「つまんないって…」
「だってそんなの一般人がするようなのと変わらないじゃん!一生俺だけのヒロインでいてくれないか。とかさぁ」
…ターニャのセンスを疑うわ。


そんな感じでいつまでも仲良し家族がいいよ。
ハッピーエンドがいいよ。
バッドエンドはほんとに無理っす。

次はたぶんフレン。

女優ヒロインレイヴンver.つづきのつづき

お付き合いを始めてからというもの、今までとそんな変わりなく、手ぇ繋ぐくらい。

ちなみに社長は2人の付き合いに関しては「いんじゃない?」程度。レイヴンも普通に人気だけど二枚目半だし、ミシェルも特別アイドル的な売り方してるわけじゃないしってことで。
あれ…この二人事務所一緒だよね?

そしてまたある日ユーリとフレンに会う。
そこで告白。

「「えっ」」
「二人には言っておこうと思って…エンジュにはもう言ったんだけど」
「…なんかすげー意外」
「う、うん」
「…。」
「それじゃ、私行くね」
「じゃあな」

「…おい、フレン」
「(゜Д゜)」
「フレンーーー!!」

飲みに行く。
ユーリはフレンとミシェルがくっつけばいいなと思ってたけど、ミシェルがレイヴンを選んだならそれはそれでしょうがないかなって思う。
フレンは白なら身を引くけど、黒だと酔わせておかしたりしそうで恐いわ。

ある日の帰り。

「レイヴンさん待って」
「ん?」
「バイバイのちゅー…///」
「!?!?」
「あ、私のことはお構いなく〜。スモーク貼ってあるし」
「ダメ…ですよね」しゅん
「…///」ちゅ
「///」ぎゅーぐりぐり
「…ミシェルちゃん?」
「マーキングです…完了」
「はは。それじゃ、ね」
「おやすみなさい」

その日の夜は右手が恋人のレイヴンさんでした。
そんなこんなでドラマもクランクアップ。
ミシェルまたもや号泣。
その後打ち上げにも参加。

「そういえば映画の主演決まったって?おめでとう」
「…ありがとうございます」
「…元気ないね。嬉しくないの?」
「そんなことないですけど、原作漫画だし主演だしプレッシャーが…それにレイヴンさんにも会える時間も減るし…」
「可愛いこと言うねぇ…今度どっか遊びに行く?」
「あの、水族館…がいい」
「わかった」

そして数日後に初デート。
レイヴンが車でミシェルの家まで迎えに行く。
服はエンジュがコーディネートしてくれる。
髪もちょっと巻いてみたりして。

「お待たせ」
「いえ。よろしくお願いします」
「可愛いじゃない。いつもと雰囲気違うね」
「変じゃないですか?」
「全然。超可愛い」
「良かったぁ」
「それじゃ出発ー」
「はーい」

そして水族館。
水族館なんてもう何年も行ってないなぁ…
動物園の中のちょっとしたコーナーくらいだな。
イルカのショーとか見たい。
それはさておき。

静かに興奮するミシェル。
でも繋いだ手は離さない。

「あ、ヒトデ触れるってー。ほら」じゃばっ
「…無理」
「ほれほれ」
「やだ!」
「へっへっへ(・∀・)」
「ばかー!」

幼少時ヒトデ持って引きつった顔してる写真あったな。
で、十分楽しんで夜ご飯も食べてミシェルを家まで送り届ける。

「今日は楽しかったです。ありがとうございました」
「そんな改まらなくても…」
「レイヴンさん、好きです。…あの、それでは!」
「ちょ、言い逃げはよくないんじゃない?」
「…」
「俺も好きだよ」ちゅ
「!!」
「バイバイのちゅー(・∀・)じゃあ、またね」
「は、はい!」

そんなわけでちゃんとお付き合い決定。
で、デート報道。いや、雑誌とか新聞で。
そんなわけでレイヴンもブログで発表する。
つってもまぁ「報道の通りです」くらいだけど。
コメント欄。

・あんだけイケメンに囲まれてんのによくレイヴンのこと選んだよね!大切にしなよ。
・結婚はー?
・妊娠はー?
・このロリコーン!大事にしてあげてね。
・逃がしたら次はないよ!逃がしちゃだめだよ!

ちょいひねくれたファンの愛情。
確かに愛はある。

「…承認されなかったコメントはどれくらいあるんだろう…」
「えっ、てゆうかコメント読んだの?」
「うん…だっていつもより3倍くらい多いんだよ…でも応援コメントみたいなのしかなかった」
「まぁ、そうだよね(´∀`;)変なコメントとか脅迫とかあったらすぐニュースになるって」
「そう、かな…」
「マネージャーにも聞いてみたら?」
「そうだね」

とりあえずマネージャーからファンレター受け取る。
まぁ、別に誰が何言おうと知ったこっちゃないけどね。
でもやっぱちょっと批判とか脅迫的なのも入ってたり。
でも気にしないことにする。

「レイヴンさん…」
「んー?」
「今日は私の抱き枕になってください」
「え…正直大人しく抱き枕でいられる自信ないけど…」
「…いいですよ」
「…ほんとに?」
コクリ

そして初夜!(初夜?
からの事後。

「。…レイヴンさんて意外と筋肉質なんですね」
「意外とって(´∀`;)一時期筋トレはまっちゃってさー。今もメタボ予防程度にね〜」
「筋トレ?意外!!」
「なんだと」
「だって…私も筋トレしようかな…」
「ミシェルちゃん細すぎだから、筋肉付けたほうがいいよ。すぐ疲れるでしょ」
「うん…」
「どうしたの?」
「その、胸も大きくなる?」
「それは俺が育ててあげるから安心して」
「?」

あーフレン黒くするか迷ううう。
いや、フレン黒くするならミシェルの処女はフレンに奪われることになるから、白にしておく。自己完結。

やっぱり出す!良心捨てきれないグレーフレン。

何かの(アバウト)飲み会で、店外で風にあたってるミシェルのところにやってくるフレン。

「大丈夫?」
「フレンさん…ちょっと酔っちゃって…ふふ」
「ご機嫌だね」
「えへへ。もう飲まないようにしないと…怒られちゃうな…(*´∀`*)」
「…レイヴンさん?」
「はい。ほんとはお酒飲まないように言われてるんですけど、飲んじゃった」
「ミシェル」
「へ…!?」

ちゅーされてしかも運悪く写真撮られる。
あうあうあ。
レイヴンとも会いたくなくて、しばらくマネージャーの家に居座らせてもらう。
そんでミシェルは色々ショックで笑えなくなり、演技も出来なくなる。
新ドラマのクランクインすぐの出来事だったこともあり、降板させられる。無期限休暇。
そのことを知ったフレンが世間に弁解する。
正直に、いや、ちょっと嘘だけど、酔った勢いでした。申し訳ないです的なことを。大バッシングだよ/(^o^)\
とりあえずレイヴンに謝る。

「申し訳ございませんでした」土下座
「もう、いいから。頭上げてよ」
「はぅいだっ!!!!」
「額を地面につけんかおら」
「こら青年」
「ユーリ!?」
「お前、馬鹿だろ…何してんの。だいたいお前酔ったことあんのかよ」
「…。」
「…とりあえずどうにかミシェルちゃんに会ってくるわ」
「レイヴンさん…」
「次はないからねー」

「…相当キレてんぞ」
「…うん」

で、ミシェルのマネージャーにとりあってミシェルに会わせてもらう。

「レイヴンさん!!なんで…」
「電話もメールもしてくれないんだもの」
「あの、私…ごめんなさい」
「ミシェルちゃん悪くないでしょ?泣かないで」
「でも…」
「まさかフレンちゃんのこと好きとか言わないよね?!」
「言いません!」
「じゃあさ、キスしていい?」
「…///」
「これで笑顔が戻ったら俺感動しちゃうなぁ…なんて」
「…戻らなかっ…!」
ぶちゅ
「…戻らなくてもいいんだけど。いや、困るけど…もう音信不通とかやめてよ」
「ごめんなさい…」
「ううん…そんなすぐ治らないか。ストレス的な?揉みほぐしてみるか」
ぐにゃぐにゃ
「むうううう」
「ははっ。おもしろ」
「ひどい…」
「…しばらく休みを満喫するといいよ。そうだ、うち来れば?」
「…ほんとに?いいの?」
「うん」

そんなわけでプチ同棲。
自宅とレイヴン家の行き来。
しばらくして同棲報道もされる。
同棲はしてないけど、今日晩御飯作ってもらったよ。うめー。
お礼に顔の筋肉ほぐしてあげてる。マッサージマッサージ。
とか、ちょいちょいノロケる。

コメント欄
・早く笑えるようになるといいね!
・ミシェルちゃんの復帰待ってるよ!
・つーしょ見たい。
・ミシェルの写メをー
・ついでに乳もマッサージしてバストアップ!

みなさん公認の仲。
ミシェルに対しての応援コメントも来たり。
ミシェルブログ系はやってないので。

「…かえってプレッシャーだったりする?」
「ううん。私、自分じゃだいぶ落ち着いてきたつもりでいたけど、まだ何かあるのかな…こんな情緒不安定じゃ、この業界向いてないよね…」
「ネガティブ禁止!!ほんとはこんなこと思ってないんだけど、フレンちゃんと会ってみたら?」
「…」
「別に強制とかじゃないよ?もちろん。ミシェルちゃんだって、フレンのこと嫌いなわけじゃないでしょ?」
「うん…」
「まぁ、機会があったらね」

とりあえず一旦切る。
まだ続くのか…
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