女の子が好きなヒロインも好きです。
これ庭球のときに考えたネタだけどたしかどこにも公開してなかったはずだからまぁいっか。
相変わらずリチャードで。
ヒロインミシェルは血の繋がらない父親に虐待とかされた関係で男の人が苦手になる。
義理の父親はお酒が入ると暴力ふるうようになる。ミシェルの母親の前では本性出してない。
普段は人の良いパパ。ちゃんと仕事もしてる。
で、ミシェルは血の繋がらない妹が大好き。
妹ちゃんはミシェルが虐待されてること知ってるけど何も言わない。再婚するまでは妹ちゃんが標的だったから。
そんなわけで出張が多いキャリアウーマンな母親は何も知らない。
ミシェルは高2。妹ちゃんが高1で、ミシェルは帰宅部だったけど妹ちゃんが弓道部に入部するのにあわせて弓道部マネージャーを申し出る。バイトしてるけど。
そんな女好きな姉の将来を心配した妹ちゃんが隣の道場にミシェルを連れて行く。
厄介払いもかねて。
ちなみに剣道部。
「すみません。姉が剣道部のマネージャーになりたいそうです」
「え(゜Д゜;)」
「あら、本当に?助かるわ」
「えっと、バーンズさん(天使…)いや、私は弓道部の」
「ね、剣道部のマネージャーになるんだよね?お姉ちゃん」ニコッ
「うん(*´∀`*)」
そんなわけでまんまと剣道部のマネージャーに。シェリアはマネージャー。
リチャードとアスベルは部員。(他にもいます
しかし男ばかりなのでビビるミシェル。
無愛想。
無愛想なだけで仕事はちゃんとするしガン飛ばしたりはしない。
そんなある日、イライラしてた妹ちゃんにベタベタしてたらキレられる。
「パパに気に入られたいから私に優しくしてるの?いい加減うざいんだけど」
「え…そんなんじゃないけど…ごめん…」
(´・ω・`)
めっちゃ落ち込んで、学校でもあんま女の子に構わなくなる。ボーっとしちゃう。シェリアとか、リチャード達とか他の人たちにも心配されるけど「大丈夫」って言ってスルー。
そして風呂上がりに、ちょうど帰宅した酔った義父と鉢合わせでぶん殴られて外に追い出される。
Tシャツハーパンで。あとバスタオル。しかもノーブラ。(死
どうしようと思って玄関前に座りこんでるとリチャードが通りかかる。
「ミシェル?」
「あ…剣道部の人」
「(^ω^)…リチャードだよ」
「うん」
「すごい痣だね…」
「…目立つ?」
「かなり。家は?誰もいないわけじゃないよね?」
「うーん…」
「裸足だし…うちに来るといいよ。近くだから」
「大丈夫」
「…じゃあ今すぐ家に入って。風邪ひくよ。髪も濡れてるし…そのタオルも湿ってるだろ?」
「大丈夫。リチャード帰りなよ」
「やだ」
「やだじゃないよ」
「じゃあうちに来るか家に入るか選んで」
「やだ」
「やだじゃないよ」
「はは。紳士だね」
「はぁ…おいで」
「うわ!」
お姫様抱っこされるミシェル。
「おろして!」
「やだ」
「やだじゃないってば!」
「近所迷惑。暴れないで。うちに行くから」
「見捨ててよー…(´・ω・`)」
「…。」シカト
そのままリチャード家へ連行される。
「お、重いよね…」
「いや…」
「何?!」
「そういうこと気にするんだね」
「当たり前でしょ!」
たわいないやりとり。
「ねぇ…行くからおろしてよ」
「靴がないだろ?足を切ったら大変だよ」
「はぁ…」
そして気づいてるリチャード。
「(…してないよな)」ブラ
「あ、あんまり見ないで!」
「あぁ、ごめん。」
そしてリチャード家に到着。
父母は海外出張のため不在。
母はモデル兼デザイナーとかがいいなぁ。
姉が一人。ちなみに恋人はフレン。
リチャードもリ姉もそんなに事情は聞かないけどとりあえず手当てしてくれる。
「ミシェルは笑ったほうが可愛い」
「は。何急に」
「部活中、全然笑わないから」
「あー…男の人苦手なんだ…ごめん(´・ω・`)」
「謝らなくていいよ。…嫌いではないんでしょう?」
「まぁ、いちお…」
「そっか。良かった」にこっ
「!」ドキッ…ン(少女漫画的
次の日は学校なのでどうしようかと思っているとリ姉が制服を貸してくれる。(母校生)
しかしスカート短い。
「あの、短い…」
「あら、すてきよ」
「大丈夫だよ。中見えてないから」
「当たり前でしょ!」
「足綺麗だし、バンバン見せたほうがいいわ」
「いや、綺麗ではないですが…。あの、制服ありがとうございます。また返しに来ますね」
「ええ。行ってらっしゃい」
「「行ってきます」」
そんな感じでミシェルは手ぶらで学校へ。
で、ミシェルの姿を見つけた妹ちゃんが駆け付けてくる。
「お姉ちゃん!」
「あ、おはよう!」
「おはようじゃないよ!なんで帰ってこないの?!心配したんだから!!…その、ごめんなさい…」
「ごめんなさいって、…あぁ。ううん、心配してくれてありがとう。今日はバイトもないし、部活終わったら一緒に帰ろう?」
「え、う、うん…あの、リチャード先輩の家に?」
「連絡くらいするべきだったね、すまない」
「い、いえ。姉がお世話になったようで、ありがとうございます」
「どういたしまして。…お姉さんと違って素直ないい子だね」
「どういう意味?!」
で、帰宅して着替えて制服をクリーニングに出しに行く。
その日はミシェル母が家に帰っていたので姉妹でいままでのことを全部話す。主に妹が。
妹ちゃんもずっと虐待されてたけど、標的がミシェルになったからずっと黙ってたとか。
その後ミシェル母が旦那に話してくれる。ちなみにミシェルたちは部屋にこもってる。
子どもを虐待するような人とは一緒にいられないって。
それにキレた旦那がミシェル母に暴力をふるって、妹ちゃんが110へ。
とりあえず母と姉妹は警察に保護されて、父は塀の中へ。
でも虐待だとそんなにあれだよね…?
一応平穏な日々を取り戻して、ミシェル母も正式に離婚。妹ちゃんももちろん引き取る。
ちなみに制服はちゃんと返しに行きます。
そしてリ姉と仲良くなって更に妹ちゃんも仲良くなる。
リチャードそっちのけでお互いの家を行き来。
まぁリチャードとも話すけど、リ姉と話す延長でリチャードとも話すから、その時の愛想のよさにリチャードノックダウン。
その後ミシェルの愛想もよくなり、でも男性に対しての苦手意識がなくなったわけじゃないから笑顔みせるっつってもはにかみ程度。(女子に対してはイケメン風キラキラスマイル)
しかしそれがグッとクる男子たち。
一気にミシェル人気が高まるも、リチャードがオーラを発して悪い虫が寄らないようにする。
リチャードは卒業後留学します。
そのことをミシェルはもちろん知ってるわけで。でも自分の中のモヤモヤの正体がわからない。
「リチャードは男の人の中でも一番自分によくしてくれたし、そんな人がすぐに会えないような場所に行っちゃうのが寂しいんだ!」
って思う。あくまで友達として。
そして空港へ見送りに。(アスベル達もいる体で
一通りみんなと話して、リ姉が気を遣ってリチャードとミシェルを二人にしてあげる。
「(いつの間にみんなどこへ…)」
「ミシェル」
「へ?」
「好きです」
「え」
「好き」
「え…っと、あ、私も」
「恋愛感情の"好き"なんだ」
ぎゅ
「ちょ!り、リチャード!恥ずかしいから!」
「しばらく会えないんだ。これくらいいいでしょ?」
「やだー!」
「やだじゃない」
「…。」
「僕のこと、好き?」
「…リチャードと同じ好きか、わかんない。でもリチャードと会えなくなるのは、寂しいって思う…」
「好きなんだ」
「わ、わかんないし…」
「はぁ…さっさと言えばよかった。ね?」
「…待ってるから」
「!…うん。出来る限り早く帰れるように頑張るから、帰ってきたら一番に会いに行くから、キスしていい?」
「ばか!早く行きなよ!!」
「ははっ。じゃあね」
そんな感じで、お互い一途に想い続けるんだ(*´∀`*)