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心臓魔導器少女↓余談

全然意識してなかったけど、ふと思えば今回のはジャンヌのheaven's placeな感じかも。

ちなみに歌詞載せちゃうけど。

君の夢を聞かせて… 誰にも言わないよ
恥しがらずにそっと教えて…
もし君が恐い夢の中で
迷子になって泣いてたら
kiss で涙をふいて
どこにいても 迎えにいくよ
近い未来の夢を見て
二人が結ばれていたなら
それはきっと夢じゃないから
もうそばにいるよ
夜が来ても ここにいるから… 次の朝も二人で待とう

ぴったり!だと思う。

この歌あまあまなのでおいらの駄文なんかどうでもいいから聴いてほしい。
ぜひ!

でも今見たら一番最初の「夢」って将来の夢的な夢なのか寝てみる夢的な夢なのかわからんなぁ。
まぁいっか(・∀・)


子ども(以下マシロ)が産まれたら逆にあれかも。
産まれたばっかのときは可愛がるけど、物心ついたときに仕事が忙しくなって、しばらく会えない期間が続いて、逆に接し方かわわからなくなって、気まずくて帰らなくなるレイヴンもいいかも。

「おっさん帰んなくていいの?」
「そうだよレイヴンずっと帰ってないでしょ」
「だって忙しいから…」
「浮気されちゃうわよ」
「フレンとかな」
「ちょ、妙にリアル…」

フレンはどうなんだろ…
ってかみんなの拠点がわからん。
リタはアスピオ、フレンは帝都でエステルはハルル?他の人たちはフラフラしてんのかな?

ミシェルさんはどうしよう…アスピオの家どうしよう…
レイヴンがなかなか帰って来なくなったらアスピオかな。

「パパかえってこないね(´・ω・)」
「そうね…(・ω・`)」
「しばらくアスピオに移れば?まだあそこ持ち家でしょ?」
「いきたい!リタちゃんにもまいにちあえるね(≧∇≦)」
「そうね…しばらくアスピオに行こうか」

つって。
タイミング悪くレイヴンが帰ってきて、
いない!!
ってなる。
フレンに泣きつくレイヴン。

「フレンちゃん!!み、みみみみ…!!」
「ミシェルならアスピオです」
「…へ?」
「いい加減、愛想尽かされますよ?ミシェルのHPもだいぶ減ってきてますし、そこに僕が攻め込めばすぐに落ちますね」
つまり狙ってると。
「っ…そりゃぁ、回復させてあげなきゃね」←余裕ぶるレイヴン

つって。
ダッシュでアスピオ。あの、馬?走らせて。

「ミシェル!!」
「あ」
「パパ!!」
「…お帰りなさい」
「た、ただいま」

一応優しく迎えてあげるミシェルさん。

「…ぼくのことキライになったの?」
「そんなことあるわけないでしょ!愛してるぜー!!」
ハグハグ
「じゃあまいにちかえってきてくれる?」
「そうねぇ…正直毎日は難しいかもだけど、頑張るよ」
「ぼくもきしになったら、ずっといっしょなのにね(´・ω・`)」
「(か、可愛いことを…!!)」
「でもそしたらママがひとりになっちゃうから…あかちゃんができればいいんだ!!」
「!!」
「ママー。いつうまれるかわかる?」
「そうね、パパが頑張ってくれたらね」
「パパー」
「ちょ、ま、」

マシロちゃんは純粋だよね(´∀`;)
素で
「フレンくんみたいなきしになる!」
とか言いそうでこわい。
「え、そんなにフレンちゃんのこと好き?」
「うん!いっぱい遊んでくれるもん!!」
「(どこにそんな時間が…)」
ちょう嫉妬とちょう不安で気が狂いそうだね。
でもレイヴンが悪いよ。
フレンはどこまで本気なんだ…
そしてマシロ就寝

「マシロばっかりずるい…」
「へ?!」
「私のことも構ってください…」ぐすん
「!!…ごめん」
ハグハグ
「しかし帰ってきて思い知ったわー…」
「何が?」
「独りの時の寂しさと、…フレンちゃんの脅威…まさか惚れてないよね!?」
「甘えたくもなりますが」
「ご、ごめん!!」
「…今日頑張ってくれたら許します」
「!!…ガンガンいっちゃうよ?」

でたニャンニャンエンド!
終わりかよ!
しかし満月の子設定が全然生かせてないなぁ。
そして9月は更新月間だった。


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心臓魔導器少女↓つづき

リタ達とテムザ山に行ったとき。
研究施設の残骸を見て一気に記憶が蘇る。
母親に殺されたこととか、その時の感触とか。
発狂して気絶。
しばらくアスピオの家でじっとしてる、
やっぱり魔導器を停止させることは出来なくて、今度は海に投身する。エフミドの丘から。
が、たまたま一部始終傍観してたデュークに救出される。…その前に止めろよ。

「海に落ちた人間を助けるのは、これで2度目だ」

的な。デュークだってきっと人間が好きだよね。
というか世界が好きだよね。その世界に人間も暮らしてるのだから、きっと人間のことも好きだよ。

「死人に会うのも二度目だな」

つって(・∀・)
一先ずデュークに保護されて、下町に連れて行かれる。あながち間違ってもいない選択?
で、またもやたまたま下町に来てたレイヴンにミシェルを預ける。

「私、なんで産まれてきたの…利用されるため?」
「ミシェルちゃん…そんなことない。思い出したのは、辛いことだけ?」
「…ううん。楽しいことも、あったけど…私、どうすればいいの…?」
「生きて、見つけるんだよ。同盟組んだでしょ?」
「うん…」
「…みんな、ミシェルちゃんには生きてほしいって思ってるよ。みんなでたくさん笑って、思い出つくって、…楽しいことばかりじゃないかもしれないけど、みんなが支えてくれるから」
「レイヴンさんも…?」
「当たり前でしょ!」

つってな!
恋に落ちる。
最初は錯覚でも、そのうち本気になると思う。
それ以降記憶を取り戻したこともあり、今まで以上に感情豊かになるミシェルさん。

「私、レイヴンさんと出会って、生きてる心地が変わった気がします」
「それは、良い意味で?」
「もちろんです」
「…俺様、夢見つけたかも」
「え…聴いてもいいですか?」
「…ミシェルちゃんと世界で一番幸せな家庭を築くこと」
「レイヴンさん…」
「そんなわけでミシェルちゃんの協力が必要なわけなんだけど…お付き合いいただけますか?」
「…っ」
泣きだすミシェル。
「なっ、何泣いてんの!」
「う、嬉しくて…私で、いいんですか?」
「君じゃなきゃ叶わないもの…そろそろ返事が聞きたいんだけど?」
「私、…私も、レイヴンさんとずっと、一緒に生きたい…」

みたいな(・∀・)
生涯を共に歩んでいきたいです。
レイヴン結婚してくれ。
ほんでイチャラブですよね。

「でも、すぐ叶います」
「ん?」
「私、レイヴンさんと一緒にいるだけで、世界で一番幸せな気持ちになります。今だって、とても幸せです」
「!」

あともちろん子どもは欲しいのだけど、産めるよね?心臓が魔導器になっただけだし、大丈夫だよね?生殖器系統だってちゃんと機能するよね?(そんな心配

リタは複雑な心境かもしれないけどね。

レイヴンには幸せになってほしいなぁ。
孤独死は避けてほしい笑。


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心臓魔導器少女↓つづき

そんでリタが仲間たちに同行することになって、こりゃ色々知識が必要かもってことで思い切ってミシェルも連れてくことに。

「ミシェルの知識が必要なの。一緒に来てくれない?」
「リタが必要としてくれるなら」
「(´∀`)…!(`ε´*)」←デレツン?

みんなに紹介。
ユーリはミシェルのこと見覚えある気がする。

「ミシェル?…昔下町にいた?」
「…?」
「ミシェルのこと知ってるの?」
「…いや、人違いか?」

そんな感じでスルー。

とある宿屋に泊まって、例のごとく殺される夢を見る。
洗面所に行って刃物で腕を切ろうとしたところに、酔ったレイヴンがシャワーでも浴びようと入ってくる。
止める。

「いつもこんなことしてるの?」
無傷の手首が視界に入る。
「そんなわけないか。きれいな腕」
ザシュ(斬
「おい!…?!」
切り口が塞がる。
「…何度もしてる」
「…もっと自分を大事にしないと」
「…。」
「リタっちはこのこと知ってるの?」
「リタは知らない」
「君は満月の…皇族の家系?」
「?」

その日はそれでおしまい。
心配になってリタに色々聞いてみる。

「リタっち〜。ミシェルちゃんさぁ、昔なんかあったの?」
「…あの子、会ったときからああなのよ。自分のこと何も言わないし、そもそも昔の記憶が…っておっさん、何がしたいの?」
「え…俺様があんな可愛い子ほっとくと思う?」
「ロックブレイク!」
「どぅわ!!」

非常線張られちゃうよ(´∀`;)
夜に会うのが日課になる二人。やましいことは特に何もない。

「顔色悪いけど、大丈夫?ちゃんと寝てる?」
「…私のこと気持ち悪くないの?」
「へ?なんで?」
「普通じゃないから」
「もー今さら何見ても驚かないってか、…驚かないこともないけど。ミシェルちゃん、昔の俺様に似てるから…」
「…?」
「なんか、気に障ったら悪いんだけど、死んだような目ぇしてる」
「…。」

この日はそれでおしまい。
やっちゃったかなって思うレイヴン。
次の日も一応待ってみる。

「…」
「ミシェルちゃん!もう来ないかと…」
「来て」
「え、ちょ、どこ行くの??」
宿屋の空き部屋に連れ込まれるレイヴン。
服を脱ぎだすミシェル。
「ちょ、ま(゜Д゜;)」←ガン見
「死んでるの…」
「それ…心臓魔導器」
「知ってるの?」
「はは…俺もおそろい(´∀`;)」
自分の心臓魔導器も見せる。
「!」
「死んでるなんて言わないで?」
ぎゅっ
「ミシェルー?…」
「は!リタっち…」
半裸の二人。
涙目のミシェル。
「おっさん…そんなに死にたかったのね…!!」
「ご、誤解誤解誤解誤解!!」
「近寄るな!めておsむがっ!」
「宿屋ごと吹き飛ばす気か?」
「青年(´∀`;)」

そんなこんなでひとまず落ち着く。
でもリタたちにも心臓魔導器のことはバレちゃう。話すことにする。

「おっさんとイエガー以外にもいたとはな。もっといんのか?」
「さぁ…」
「もっと早く言ってくれればよかったのに…メンテナンスは自分でしてたの?」
「うん」
「…とりあえず今日は寝ようぜ。眠い」

リタは悔しくてしょうがない。
なんで自分より先にレイヴンに言ったのかとか、レイヴンと毎晩会ってたのとか、超嫉妬。

「ねぇ」
「?」
「ミシェルの今までのこと、聞きたい」
「おっさんが知っててあたしが知らないなんて許せない!」
「わかった」

知る限りの記憶を全部リタに話す。
自己修復機能とか。
やっぱりこっちも生命力が元になってる。
リタは、自分が最近知ったばかりのことを、ミシェルはずっと前から知ってたことに対してもショックを受ける。

そしてまた翌日の晩。

「…私…生きてる?」
「生きてるよ。俺だって生きてる」
「ずっと、死にたいって思ってたの。身体を傷つけなくても、魔導器を停止することなんて、指一本で出来たのに…死にたくなかったのかな…」

しんみりムード。

「…ミシェルちゃんは、何かしたいことは無いの?夢とか」
「わからない…」
「まぁ俺様も模索中なんだけど」
「…あれば、何か変わる?」
「変わるよ…そうだ、一緒に組む?夢探し同盟」
「…うん」

色々困難を乗り越えたりしながら、ミシェルも徐々に感情を出すようになって、二人で夢を見つけるといいよ。
それが同じ夢ならもっと素敵だと思います。

思わず終了しそうになったけど、ミシェルが記憶取り戻しちゃう展開を忘れてた(´∀`;)
また切ります。

心臓魔導器少女

ちょう色んな設定頂いてきてます。
要はパクリ。
フォローするならありがち?
まぁ今までもそうか(・∀・)

まず心臓魔導器。
人体実験。からの感情欠落。
妾の子。
満月の子?
とかそこらへん。

母親はアスピオ出身の研究員。
異常なまでに研究熱心。
研究資金の為にザーフィアス城に仕えて、王のお手つきになりミシェルさん誕生。

小さな怪我はすぐに傷がふさがったりする。
普通のことだと思って特に気にしないミシェルさん。

ミシェルさんはしばらく下町に預けられる。
このときに少しだけユーリとフレンと知り合うミシェルさん。

「いってー」
「だいじょうぶ?」
「ち…」(血)
「ないないしようね」
手をかざして治しちゃう。
「…いまなにした?」
「ないないした」
「そうじゃなくて…ま、いっか」
「うん」

考えるのがめんどくさくなった子ユーリ。

「ミシェル…」
「なぁに?」
「おおきくなったら、ぼくとけっこんしてくれる?」
「けっこん…?」
「だめー!」
「ゆ、ユーリ!」
「ミシェルはおれとけっこんするの!フレンはだめ!」
「なんでだよ!」
「けんかだめー!!」

モテモテミシェルさん。
そのままうやむやになる。
まぁ若気の至りですよね。(ぇ

ミシェルさんは頭のいい子。
母親的には「さすが(私の子)ね」って感じ。
ミシェルさんはそれを誉められてると取る。
嬉しいからたくさん勉強する。勉強自体も苦ではない。そしてよく吸収する。

母親が研究のためにテムザの施設に移動。
ミシェルも連れていかれることに。
そこでヘルメスさんに出会い、心臓魔導器の研究に取り組む。
で、ミシェルさんが実験台。
もちろん周りは反対するので、事故にみせかけて殺す。
そして実験台に。
実験は成功。

ミシェルは母親に殺されたショックで目覚める前までの記憶と、感情が欠落するも頭脳だけは変わらない。
ただ自分が一度死んで生き返った存在ってことはわかる。
殺される夢をよく見るようになる。
起きると汗だくで、あまりにも鮮明な夢だから自分が生きてるのか死んでるのかわからなくなって、痛みを求めて自傷行為に及ぶ。
痛みは感じるものの傷口が自然に塞がるものだから、気味悪がってテムザ山から投身するも死なない。
亡骸状態になる。
母親は実験中失敗して死亡。
ヘルメスさんはミシェルのことを憐れんでアレクセイに託す。
人魔戦争くらいのときだからちょうどダミュロンとは入れ違いで。残念。

アレクセイは引き受けたのはいいものの、子どもの扱いがわからない。しかも反応うすいからたじたじ。
アレ様+子ども可愛いな(・∀・)
アレ様の研究のお手伝いをする。
ほぼ雑用。たまに鋭い助言。

アレ様とあれな関係になるのも捨てがたいけどならない方向で。

数年後にはミシェルの身に危険が及ばないようアスピオに送られる。(まだ優しい頃のアレ様

人に言われないと何もしようとしないミシェルさん。色々あってリタの身辺管理を任されることに。

「必要ないわ。出てってちょうだい」
「リタ!この子だって親がいなけりゃ行くあてもないんだから、仲良くしなさい」
「…」ぷいっ
「…。」
「ミシェル!どこ行くの!」
ミシェルは外に出る。
リタも何気に追いかける。
「ちょっと。あんたこれからどうすんのよ」
「…」
「…うちにいればいいじゃない。変なことしたらすぐに出てってもらうけど。私は魔導器しか信じないんだから!」
「…じゃあ魔導器でいい」
「?」
そんなわけで同居生活が始まる。
行くあてが無いと思われつつ実はアスピオの一角にアレ様が手配した家があったりします。

「これがあれで…あれがこうで…うーん…(-"-)」
「ここがこう」
「あぁ。…ってあんた頭良かったの?」
「…。」
「…自分の研究しないの?」
「興味ない」
「ふーん…」

そんな感じですがお互いそんなに入れ込まない。
で、リタの旅立ち。

「ちょっと用事が出来たから行くわ。しばらく戻らないかも」
「わかった」

ミシェルのことを若干心配しながらも出発。
次に会うのはトートを探しにアスピオに来たときかな。
ミシェルはリタが冒険に出てからずっとアレ様の用意した家にいる。

「…ミシェル?いるの?」
「お帰りなさい」
「…元気だった?」
「…?」
「な、何よ!」
「名前…リタ、変わった」
「っ!…私、また行くから」
「気をつけて」

昔は名前を呼んでくれなかったとかね。
そんな感じでここでもレイヴンに会わず。
とゆうかリタがミシェルをみんなに紹介したくないと思う。リタ独占欲強そうだし。

風の噂でアレ様が死亡したことも聞く。
なんだか心がむずむずする。
タルカロン出没した時は非難しない。
このまま死んでもいいかもとすら思う。
でもアスピオの人たちに救出される。

「…どうも」
「よく無傷だったな」
「…」
「これからどうする?ハルルに行くか?」
「行かない」
「…そうか」

つって。アレ様がくれた家を適当に直して暮らす。

「ミシェル!」
「お帰りなさい」
「こんなとこで…ちゃんと直しなさいよ!引っ越すとか…」
「…大切な、家だから」
「そ、そう…でもちゃんと修理はするのよ」
「うん」

結局レイヴンと会うのは星喰み撃破後。
レイヴンとカロルがギルドとしてリタに協力を仰ぎにきたとき。

「リタっち〜いる〜?」
「ちょ、レイヴン!勝手に入ると叩きのめされるよ!」
「…」
「うお!びっくりした!あれ?家間違えた?!」
「間違えてないと思うけど…」
「…リタは今施設のほうに。すぐに戻ります。お茶でもどうぞ」

ちなみに星喰み撃破後、リタも変わるからミシェルに構うようになるけどミシェルは以前よりか喋るようになるくらい。

以下小声。
「あのこ、リタのなんなんだろ…一緒に暮らしてるのかな?」
「リタっちが?まさか…」
「でもなんか、こわいよね。目が死んでるってゆうか…失礼だけど(´∀`;)」
「あぁ…」

レイヴンは、なんか見たことあるなって思ってて。
カロルの言葉で確信する。
心臓魔導器取り付けられた後ってか、人魔戦争後の自分の目にそっくりってことを。
あとアレクセイの周りにいた気がするようなしないような…的な。

それから何かと気にするようになるといいよ。
昔の自分を見てるようで辛くて、救ってあげたいと思うようになる。

「ただいま」
「おかえりー」
「ちょ、あんた達何してんのよ!…は!」
台所と居間の仕切りを閉める。
「…見たの?」
「ばっちり」
「なんであんな可愛いこ今まで紹介してくれなかったのよ」
「なんか話したの?」
「いや、何も」
「リタ…?」
「何?!」
「お茶」
「わかったから!それ置いて家に戻ってて!!」
「うん」

ちょっとキツいこと言っちゃったかもってちょっと後悔なリタ。

「…あの子にちょっかいだしたらただじゃおかないからね!」
「おーこわ」

しかしあまり時間もないので会いに行けないレイヴン。
…これ、レイヴン夢?リタ夢?あれ?
一旦切ります。

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書きたいとこだけ書いてみた2-0_Yuri

今回はユーリとの馴れ初め話。
ライブ話の設定のね。
あと担任はレイヴンです。




今日は都心の雑貨屋さん巡りと、その近辺にあるスイーツ屋さんに行きます。
ユーリと行きます。
ユーリと!


回想

『今日のラッキーアイテムは雑誌!』
雑誌か…
学校行く前に買ってこようかな…
もうすぐお母さん誕生日だし、雑貨系の雑誌がいいかな…

「はいはーい座って〜。今日キュモール先生はお休みなので1時間目はじしゅー」
マジか!やった!

あの先生苦手なんだよね。
月曜日の朝一ってのがまたね…

「そんなわけで席替えするわよ〜。くじ作ってきたからひいてね」

え。いきなりすぎじゃ…別にいいけど。
そんなわけでくじを引くと窓側の一番後ろ。
やばい。雑誌関係ないけどキてる!
この席なら周りが誰とかどうでもいいや。

「よいしょ」
「…ろ、ローウェル君、私の前?」
「うん。…席交換する?」
うまく声が出せず、頭を横に振る。
「冗談だよ」
にこっ

ちょ、鼻血出てないかな…私人生の運を今日で使い果たしてるかもしれない…
密かに恋心を抱いていたローウェル君の後ろの席なんて。と言ってもちゃんと話したことないけど…これで話す機会が、少しでも増えるといいな…淡い期待。
この列は偶数人だから、ちょっとしたテストの答え合わせのときはペアになれるな!
とか、想像しただけで心臓が破裂しそうになる。

全員新しい席に移動し終えてやっと自習モード。
といってもちゃんと自習してるのは一部の人だけ。
騒がなければ先生も注意してこないし。
私は買ってきた雑誌を見ることにした。

今月はお金がな…バイト代もあんま期待できないし…

「何見てんの?」
は!
「あの、雑貨の雑誌」
「ふーん…」

会話しゅーりょー!
いやいやいや粘れ自分!

「その、今度お母さんが誕生日で…」
ってローウェル君には関係ない話だけど。
「そっか。…あ、この店」

そう言って指差したのは、雑貨屋周辺のカフェ特集。

「ここのパフェがうまいらしい」
「パフェ好きなの?」
「…悪い?」
「全然!」

はっ!つい大声で…
クラス中の視線が集まる。
は、恥ずかしい…
ローウェル君はクスクス笑ってるし。
「なぁ、プレゼント買うの付き合うから、こっちの店も付き合ってくれない?」
「うん…え!」
今なんと…
「決まり、な。メアド教えて。番号も」
「は、はい」

雑誌やべぇぇぇぇぇ!!


回想終了

そんなわけで、グダグダ流れていくのかと思いきや本日約束が果たされることに。

今日までにたくさん話せるようにもなったし、中でも一番嬉しかったのが
「ユーリでいいよ」
って!まだ慣れないけどユーリって呼ぶようにもなった。
男子の名前を呼ぶのは小学校卒業以来かもしれない…

…これは夢なのか?もう夢でもいいや。
しかも無駄にオシャレしてきちゃった気がする。
いや、いつもジーパン履いてるのにワンピース上からかぶっただけだけど。
なんか一人で浮かれてるみたいだ…浮かれてるけど。

「お待たせ」
「待ってない待ってない」
「…。」
「な、何?」

私そんなに変な格好してるかな…

「それさぁ、ジーパン履かなくてよかったんじゃね?」
何を言い出すの!
「むりむり!私足太いから!」
「そんなことないと思うけど…」
「いーから!早く行こうよ」

目当てのお店まで、世間話をしつつ、「デートってこんな感じかな…」とか妄想しつつ…
っていうかこれってデートなんじゃないか?
どうしよう、にやける…
にやけたままお店に到着。

「あ、あった」
「…決めてきたのか」
「うん、付き合わせるの悪いと思って…」
「気にしないのに」
「そぉ?…じゃ、買ってくるね」

っていうか何で私と一緒なの?
タイミング良かったからか…
彼女、いないんだよね…?
他の子ともこんな感じなのかな…はぁ。

「…」
買い終えてユーリの姿を探すと、女性陣に囲まれていた。
店員さん、ではないようだ。
「…連れがいるんで。行くぞ」
「あ、うん」

手…!
手を繋いだ、というか繋がれたまま、店を出る。

「早く声かけろよ」
「ごめん…」
なんか不機嫌ぽいし…
「いや、…行こうぜ」
「うん」

手は繋いだまま。

お目当てのカフェに着いて、席に案内せれて、メニューを開いてからユーリが悶えている。
可愛い…

「やべぇぇぇぇぇ…迷う…」
「…絞れないの?」
「…イチゴとチョコで迷う…でも二つも食べる気分じゃないし…」

女子か!

「じゃあ私イチゴ頼むから半分あげるよ」
「ほんとに?!」

か、可愛い…!
なんかもう女の子の顔してるよユーリ…

「うん」
「ありがとう!」
スイーツ男子め…!

実は甘いもの苦手な私ですが、ユーリのために頑張るよ。

パフェ到着。

「うぉぉぉぉぉ…!!ちょううまそお…!!」
写メりたい…むしろムービー取りたい…!
スイーツ目の前にしてはしゃぐ彼女を眺める彼氏の心境。

「食べていい?」
なぜ聞く。
「どうぞどうぞ」
「「いただきまーす」」

あま。甘いな。激あまだぜ。

「ちょう、うめー!!」
…可愛い。
「はい、あーん」
「え」

スプーンでパフェを掬って、そのまま私に向けられた。
こ、これがいわゆるかんせつ…これは間接チューになるのか?

「あ、あーん…おいしい」

食べちゃった。味なんてわかんない。
顔赤くなってないかな…

「だろ?俺も」

そう言ってユーリは口を開けた。

「…どうぞ」
「…うん、うまい!」

やばい。頭おかしくなりそう。

そのあともお互い食べさしあいっこしつつ、イチゴパフェも2/3はユーリに食べてもらった。
それでも正直吐きそう。
こんなことしなくてもユーリはパフェ二つ食べれたと思う。

「今日は付き合ってくれてありがとな」
「ううん、こちらこそ」
「また遊ぼーぜ」
「う、うん!」
「じゃあな」
「またね」

はー!!昇天するかと思ったー!!
ユーリのリアクション全て破壊力あるよ。
どんだけだよ。
男のくせに!うらやましいぜこのやろう!

今日学習したこと。ユーリには甘いもので餌付けするのが効果的かもしれない。

そして私はあと1年は甘いものいらない。


おしまい
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