誰でもいい、誰かを蹴り殺したい衝動。
なんで生きているのかという疑問。
認めたくないそんざい。
悔やみ、悔やみ、悔やみ、悔やみ悔やみ。
死ね、死ね、死ねと思いを込めて、誰かを殺したい苛立ち。
世の中の人間がどうして生きているのかという苛立ち。
置いていかれる。
捨てられるという、不安。
消えない不安。
これらは願いか、
文字の羅列か。
高校3年の7月1日のこと。
どんなに忘れたくても、はっきり残って消えない。
でも、今日友達に話す時にはなんでもなく話せた気がする。
過去に変わろうとしている気がする。
麻痺していなければいい。
茜恋は、よく笑うし、怒ったりもするし、表情があるからいいね、って言われた。
感情をなくさなくてよかった。
楽だけど、苦しいから。
いつまでもつきまとう過去は苦しい。
流れていけばいい。
男の人、というか彼氏は。
信頼することは難しい。
どんなに相手を見ようとしても、男であることが前提の存在。
あたしも恋愛がしたいなぁとか気持ち悪い夢見てもダメなんだ。
友達ならいいのに。
いつになったら使い捨てのお遊びを抜けられるんだろう。
横にいることしか能のない存在が意味をなすんだろう。
依存してる-。
表情をなくすのは、きっと感情の起伏が薄いからだよ。
辛いことを感じなくなれば楽だから。悲しみも苦しみも、感じなくなれば楽になれるんだ。
でも、失った苦しみを表すことのない表情の下の、感情にならない感情は、想像することもできない。恐怖。
最初はわからなくても、少しずつわかってくれる人もいることがわかった。
リスカがやめられないものであることも、伝わっていたことが嬉しかった。
あたしは存在していたんだ。
もう少しでいい。幸せになりたい。
なんだこれ。あたしはこんなこと考えてんのか。強欲だ。
だけど人間だ。
話したい言葉は溢れて止まらない。
楽しいことも、愚痴も、不安も、悩みも、馬鹿なことも、止まらない。
また、って言える。
次は、って思える。
今日は、明日を見る気になれる。
こんな日が続けばいい。
あたしも誰かの役にたてればいい。
あたしは誰だろう。
見失ってこわい。
ゆれる。