ねえ、怖いわ
嫌われることも、嫌うことも
もういや。
どうして?
人は無言で人を傷つけるの?
どうして?
人は言葉で傷つけるの?
どうして?
そんな人を見る目じゃない目で見てくるの?
どうして?
どうして?
ねえ、怖いわ
でも、違うの
この感覚は違うわ
あなたの目は何か違う
どこか、何か、違うわ
あいつらとは違う。
私を私として見てくれているわ
じゃなんでこんなに不安なの?
いつものことだ。
嫌われたくないからだろ?
違うのか?
そうだ。どうせ嫌われたくないからだろ?
違うかい。どうせそうしてまた逃げようとしてるんだろ。
ダメよ、逃げたら。
ダメ
どうして?
何もかわらないわ
どうして?
怖がってたらいけないわ
どうして?
過去に縛られてても無意味だよ。
ああ、あの人のこの感覚は。
知っている。
でも、思い出さない。
怖いしか、今はない。
なんだ。なつかいしのか?
似ているというのか?
わからない。まるで彼女を見ていると、私自身をみているようなんだ。
逃げちゃ、逃げるな。
逃げたら確実に私は生きていけない。
逃げちゃ、逃げたら。
ダメなんだ…………
一つ一つ重く考えすぎてる。真面目すぎや。息抜きしないと…
そう答えてた。貴方
違う。ただ一緒に居たかった。それだけ。って思ってたのに。
きっと、見るに見かねたんだ。僕のこと知ってきた貴方。
貴方のこと、わかろうと無理する僕。
貴方の言葉一つ一つが優しいのは前から。
そろそろ遊びは終わりだ。
いつまでたってもいい女止まりはもう終わり
もうここまで理解してるのだ。
俺かて制御できるほど人ができてない。
理性なんて前からあってないようだ
私は自由に生きたいのだ。
苦しんで、苦しんで、苦しんで。
そして自由に生きたいのだ。
だから、私はあたるのだ。ぶつかるのだ。
今度こそ、本気でやりたい。
やってみたい。
私は君と一緒に居たいのだ。
言葉はかき消される
言葉はなくなる
言葉が殺される
言葉が
そのものが
死へと招かれ
私をなくす
このまま無くせば
このまま殺せば
何もなかったことにすれば
私はいつまでも一人で生きていけるわ
…ね?