詐欺の罠というのは、恐るべき巧妙さで法律や取締りからの抜け道を編み出し続けており、実際に先日危うく騙されかけたのが、かにをえさに通販と称してお金を騙し取る、かに通販詐欺です。
最初はかに通販の事なんかおくびにも出さずに、電話による世論調査のふりをして簡単な質問をし、電話でのやりとりの欠点として証拠が残せないものの、断ったつもりで安心していると何日かたって、目玉の飛び出そうな値段と思われる大ぶりのかにが届き、中に入っている請求書にあ然とします。
返品しようにもクーリングオフの対象外と断られ、泣く泣くお金を払うことになってしまいます。
それとは別に、どう見ても最高のかにだと思える写真を使って契約させ、まるでどこかの国で発覚した杜撰な食品管理の話のような、衛生的とは言えない品質のものを送ることまであるそうです。
これはよくある話だといいます。
許せませんよね。
こうなったら、あらゆることに注意をし、知らない人の誘いに乗らない、アンケートには絶対に答えないなど、不用意な接触を断つことがいいのかもしれません。
通販で買ったかにを食べるとき、注意してほしいのです。
安く大量に買うと、危険なことがあるのです。
通販で買った毛蟹はとてもおいしく、彼女と二人で、喋る間もなく食べているとあれ?なんだか寒くなってきたのです。
それでもやめられません。
最後まで食べようとしていたら、寒気が止まらなくなり、がたがた震えだしました。
皆さん、おいしいかにがたくさん手に入っても、かには身体を冷やすことがあります。
冷えを感じたら食べるのを止めましょう。
ご家庭で活蟹を捌く場合、いくつか注意すべき点があります。
はじめに、まな板の上で蟹のお腹側を上に向けます。
そして、腹部の三角形の部分、いわゆる「ふんどし」を外します。
包丁の根元の方を使い、甲羅が傷つかないように腹を正中から真っ二つにします。
その後、甲羅から足を取り外します。
腹の切れ目を中心に、手で折り曲げるようにして外しましょう。
胴の内側のエラや薄い膜は食べられないので、指で外しておきます。
蟹の醍醐味である蟹みそは、甲羅の内側に入れておくといいです。
最後は、食べるときのことを考え、包丁やハサミを使って脚を関節部分で切り離しておき、蟹スプーンなどで身をすくいやすくするため、表面に切れ目を入れる。
これにて蟹の捌き方はおしまいです。
どうですか、意外と簡単でしょう。
初めての蟹通販。
私が自信を持って皆様にオススメする種類は、冷凍の蟹、それも獲れたばかりの蟹をすぐに茹でて冷凍したものです。
「えっ、活きた蟹のほうが新鮮で美味しいんじゃないの?」と思う方は多いでしょうが、活蟹はいかに新鮮とはいえ、そこそこ手慣れた人でなければ簡単にさばくことができません。
蟹を茹でるの自体、なかなか難しく、初めての方は失敗しやすいので、あらかじめ茹でてある蟹を購入する方がよいでしょう。
蟹通販にもデメリットがあります。
それは何かというと、写真でしか商品を見ることができず、直接確認できない点であるといえます。
実際のお店であれば、蟹の新鮮さや身の詰まり具合も確認できますし、その場で試食させてくれる店舗も多くあります。
茹でるときの塩加減なども個人の好みがあるので、好みに合う味付けの店を探す人もいます。
ですが、蟹通販でそれは難しいですよね。
手軽でお得な蟹通販のメリットは誰もが認めるところですが、一方、実際の店舗に及ばない部分もあるので、よく考えて利用しましょう。