狢街道

話題:ひとりごと

今日は朝から大変でした。
私が昨日、夜中の3時まで部屋の片付けをしていたから。押し入れやものを置く音が朝までしていて、眠れなかったと、母から朝一で怒られた。

部屋のドアがバンッ！！って開いて
「昨日何時まで部屋の掃除してたの？！4時まで2階から、押入れを開ける音とか物音がして眠れなかったって、お父さんが朝から超不機嫌なんだからね！このバカタレがぁ！！！」
「はい。すみません。私です。ごめんなさい、すみません」と私。

朝っぱらから、母が父と猛バトル。
父が、おばあちゃんの事を病院に電話しないとならないのに、する気が全くないから。

おばあちゃんの検査結果が膵臓癌で確定しているから、父と小姑さんで話し合ってどうするか決めるらしいが、おばあちゃんは米寿でもう、肺炎もあるし、やせ細って弱って来ているから、開腹の手術には耐えられないから、やるのなら投薬か、抗がん剤治療もある、病院の先生にガンマーナイフという治療法もあると教えられ、やることに決定したんだとか。小姑さんが、詳しく先生に聞いたんだと、父が言った。

やるかやらないかは、家族で決めてから連絡をくださいという事になっているが、父は結論が出せないまま、明日電話するかしないか悩んでいて、看護師の母に、「どうしたら良いで？」と聞いてきたんだって。
「どうしたも、私には決められないよ？私の親じゃないんだから、父と兄妹弟で決める事でしょう？何で（嫁の）私が決めないと行けないの？私が電話したら、また私が勝手にそうしたって、責任を押し付けるでしょう？ちゃんと、親族にも説明しておいてよね？」って言ったら、父はまた不機嫌になって黙りで仏頂面になった。

「ガンマナイフは万能じゃないからね！やったからって劇的に回復するわけじゃないんだよ？副作用もあるの分かってる？」と母。
「副作用って何だぁ？？」と父。
「倦怠感とか、吐き気と嘔吐とか、脱毛とか。分かってる？臓器に部分的に当てるにしてもさぁ、その断層上部の健康な細胞も傷つけるって事だからね？」必死に説明しても父はイマイチ危機感がない。

おばあちゃんに家にいて貰って、父と小姑さんで病院に結果を聞きに行ったのは、おばあちゃんに結果を知らさないためだったのに馬鹿な父は、帰って来てからすぐに、おばあちゃん本人に告知してしまった。
「ばあさんなぁ〜、膵臓っていう所になぁ、おできが出来ているだと。それをとらんといかんだけんど、ばあさんは手術に体が耐えられんからな、病院でレーザーっちゅう機械で、とってもらわんとならんだと。なっ」とおばあちゃんに話してしまった、それからおばあちゃんは元気が無くなってしまったんだって。

そんなこんなで、父は現実から目を背けて、親の老いから逃げて決断から逃げて、責任逃れしてる。

母は頭にきすぎて、その場を離れ、予約していた5ヶ月ぶりくらいのヘアカットに行って来た。

その後は、前から父に土日のどちらかは出かけさせてくれと約束しているから、お父さんにおばあちゃんを見ていて貰って、外に出かけさせて貰った。

今日は、部屋の断捨離で出た本やCDや電子機器とかの物をハードオフとブックオフに売って来て合算で10200円になった。将来使えるお金が少し増えた。帰りに隣町のショッピングセンターで買い物して帰った。

昼は母が買っておいてくれたカツサンドと桃天で、帰りにたい焼きたこ焼きを食べた。

母が父とおばあちゃんに、私達だけ外で外食するのは申し訳ないからと、髪を切りに行った後にお弁当を買って父に渡したのだけど、出かける準備をして二階から降りてきたら、おばあちゃんはもう、昼の分に買ったおいなりさんを食べていて、隣にいた父は知らん顔でテレビを見ながら横になっていた。
「お義母さん！もう食べてるの？？薬は？飲んでないのに食べちゃった？父は見てても止めなかったの？？もう〜！！本当にいても役に立たないんだから！」と母。

父は父で、母と喧嘩をして不機嫌になって態度が悪くなって、無視をしたりひどい仕打ちをするにもかかわらず、腰が痛い頭が痛いとか言ってアピールするくせに、その人が買ったご飯や、作ったご飯は必ず食べる。完食するんだよな、なに考えてるんだろう？

買った弁当が一個残っていて、父がそれを食べるか食べないか、母が食べないなら残飯に捨てるから！とか言争いになってバトルをしていたりとか、私はとばっちりで、父に食うか？って聞かれて、母には食べなくて良い、残飯に捨てるから！と止められ、夕食は父が昼食べなかった手作り弁当を母と姉と私で分けたのと、おかずを食べて気がきじゃないわ。

人に人生食いつぶされるもの程、怖いものは無いよね。