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暗夜行路

話題:今日1日のまとめ。

昨日は、母と姉と隣の市に買い物をしに行って来た。

食料品を買いに行って本を買って、電気屋で、iPhoneのOSをアップロードした。

帰って来たら小姑(おばさん)が、来ていた。いつもは来ないのに、出かける日に限って来てたりする。おばあちゃんを見に来たらしくて、「あたし、もう帰るからー。」私達が帰って来たら、そそくさ帰って行った。

息子さんがお鍋を作ってくれて、置いて行ってくれた。とても有難いのだけど、おばあちゃんは胃が無いから、濃い味の物や消化の悪いものは食べられないのだ。

おばあちゃんを残してお買い物に行って一人にしていたって言うのを、また文句を言われる。

いつご飯の買い物に行けば良いのか?必需品さえ買いに行けないんだ。

息抜きさえ許されない。四六時中おばあちゃんに、ついて見守る。

転んで怪我や骨折をしてはダメ。ご飯を詰まらせたら大変。それでいて、好きなことをさせろ、好きなものを食べさせろ、

見ないくせに、口だけは出すんだ。一日中のご飯や見守り、トイレの片付け、お風呂介助、大変な事は、何一つやらなくて、見もしないのに、やり方が悪い、やる事が至らない、もっと美味しい物を食べさせるから、私ならもっと介護がうまくできるって言う。あんたがやってみろよ!

今日は、母と姉が昨日に引き続き、畑の草取りをしていた。私はなんとなく居間でスマホをいじっていた。

おばあちゃんの奥座敷は、常に気を向けているのだけれど、杖の音が聞こえてきた。

コトコト、コトコト、コトコト、コトコト、
あー、歩いてるな。

コトコト、コトコト、コトコト、コトコト、コトコト、
今日は歩く距離が長いな、様子見に行こうかな、

コトコト、コトコト、

ガタン!
玄関の踏み台の音だ!ヤバイ!玄関から外に出ちゃう!

おばあちゃんは、入院してから歩行不安定で良くよろけてしまう。一人で歩き出して、転倒したら、骨折して寝たきりになってしまう!

私は玄関に走っていって、
「おばあちゃん!玄関から出る?」

「でるよー。庭でも、出て歩いてみようと思ってねぇ。」とおばあちゃん。

「おばあちゃん、ダメだよ!ちょっと待ってて。お母さん呼んでくるから。一人で出ると危ないから、お母さんと一緒に、庭に庭に、、、」私は止めようとするけど、おばあちゃんは止まらない。

「いいだよー、一人で!いいだ、お母さんなんて呼ばんで!言わんで良いだぁ!お母さんいないから出ようと思ったんだ。」
おばあちゃんは玄関のサンダルを履いて引き戸を開けようと、足台に足をついて話を聞かない。

母のサンダルだから、履かれると私の靴が無い(汗)追いかけるにも靴が無いー!!出かける用のスニカーを下駄箱の下からだして、かかとを踏んづけて履いて、おばあちゃんの動きに対応する。

「おばあちゃん、靴が無いよ?」
「このツッカケ借りるから、良いだよー」
おばあちゃんの病院の受診用の靴を出すけど、綺麗だから諦めて、ツッカケで諦める。

玄関ドアを死守する私。
「おばあちゃんの気持ちも分かるんだけど、一人だと危ないから!待って!待って!」
おばあちゃんが、玄関の段差と踏み台の段差で躓いて、よろめいた。咄嗟に、おばあちゃんの脇の下に体を滑り込ませておばあちゃんを抱きかかえて、バランスをとる。

「おばあちゃん!大丈夫?転んで怪我したらね、困るからー!大変だから。お母さんに怒られちゃうからね」

「そうけ?勝手に出たら、お母さん困らせちもうもんねぇ。じゃあしかたないねぇー。じゃあ、廊下を歩き回ろうかね。」お母さんの名前を出してやっと、引き返してくれた。怪訝そうな顔で不満そうな、おばあちゃん。

凄いストレス。

母のストレスが凄く解った。人の自由を制限する辛さと、責任の重責。

ここで、許して庭に出そうものなら、または、一人で庭に出て、勝手に転んで、骨折をしようものなら、親族に総攻撃されるのは、間違いなし。

管理不行き届き、総バッシング。孫だろうが、嫁だろうが、関係なく、攻め立てるだろう。

孫の言うことじゃ全く聞く耳持たないし、言うことを聞いてくれないし、自制心が無いし。

母に話をした。「あんたが居間にいる時で本当に、良かった。明日、父におばあちゃんの事話しておくから。」

「わかった。おばあちゃんと、庭に出ても良いかなって思ったけどね、転ばれたら対応出来ないから困った。」と私。

「そうだね。私なら、もし何かあって親戚に何か言われても、耐えられるけど、あんたは耐えられないでしょ?明日、おばあちゃんと庭に一緒に行ってみるから。本当にごめんね」と母。

私達の努力は一体何なんだろう?

私の口癖、「好きなもの好きなように勝手に食べて、勝手に死ねば?」「バカは死ぬまでバカなんだね」父は好きなものを好きなだけ買ってきて、おばあちゃんに食べさせようとしたり、際限なく食べてしまう。言っても言うことを理解しない。

バカすぎる。知的レベルが低くて困る。

こんなに、お嫁さんと孫は自分達の人生を犠牲にして介護しているのに、父はもうおばあちゃんには見向きもしないで気分次第で手を出したり出さなかったり、当たったりで頼りにならないし、母も、もう父は諦めていないものと思っている。

親戚の息子は、結婚して、こっちの家には迷惑ばかりかけておいて、普通に仕事して、当たり前に結婚していて、腹立つし。

親戚にも、親族にも腹がたつ。あなた達の生活は私達の犠牲の上にあるんだと、気がつきもしない。

おばあちゃんに腹を立ててしまうし、父の存在がイライラするし、本当に腹がたつ。

現代の社会の問題。介護の現実を眼の前で見ています。
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