傷を負うため傷は癒えた

ほんのわずかな望みさえ色褪せるのに
待ち続けてる
途方も無いことくらい
分かっていても

鬼束ちひろ/ラストメロディー


少しのズレ
始めはただのヒビ程度
でも、自覚したらそれは
徐々に大きくなっていって
今では防ぐことのできない溝
まるで地割れのように
広がってしまった

私に塞ぐつもりはない
この溝を埋めようとは思わない
広がる溝を
見つめることしかしない
四方の床が無くなって
私が一人佇むことになっても
まったく構わない
むしろそれがきっと
私の望んだ状態なのだろう


もう関わり方は知ったけど、
それで関わり続けるには
酷く精神力がいる
もう私は疲れてしまった

あの人の横は
心地好かったのだろうか
あの子の隣は
気楽だったのだろうか

一度でも
依存しそうになった自分に嫌悪

あなたたちは私を
便利な奴として使えばいい
私はそれに応えよう
YESマンになりましょう
だけど、
私の心はいつまでも
近寄ることはないでしょう
あなたたちが近付けば
その分離れていくでしょう


さよならは、近いよ？


それが現状に現れてる
気付いてる？

あとは二人で楽しくどうぞ
私は間に入るつもりはない
私を巻き込まないで

今日も紫煙は私を救う

　　　　　　ど
　　　　　　う
　　　　　　か
　　　　　　、
　　　　　　ど
　　　　　　う
　　　　　　か
　　　　　　私
　　　　　　を
　　　　　　、
　　　　　　｜
　　　　　　｜
　　　　　　し
　　　　　　て
　　　　　　く
　　　　　　だ
　　　　　　さ
　　　　　　い
　　　　　　。



私は、
私を、
捨ててしまいたい。

新しい、
自分はいらない。

この心も、
この身体も、
無くなればいい。

僕の名前を呼んでる
振り返る　場所もない
聴こえたのはきっと
僕の心の中だけ
いつも心の中だけ

コブクロ/STAY


静寂が包み込む
私はさ迷う
行く宛もなく
必要とされることもなく
私は、どこへいくのだろう


こんな私を
逃げだと笑いますか？
こんな私を
弱いとけなしますか？

私には上手く生きる術がわからない
人と付き合っていくのに
大切なことってなんだっけ
今私は全てを失い
空っぽなまま立ちすくしている

アルコールが私を狂わせる
くらくらする脳内
響き渡る叫び声
響き渡る笑い声
私を確立できないまま、
私は私を手放して
知らない道を歩き続ける
此処は何処？


呼ぶ声がした
私は気付かないふり
振り向いたら終わり
私は壊れてしまう

泣き声が聞こえる
私は気付かないふり
気付いてしまったら
私は壊れてしまう


---------------


私の決意を壊さないで
呼ばないで
何故、引き止める
この場に私は相応しくない
わかっているでしょ？

冗談で言った言葉
揺らぐ心に気付かないで
返す言葉
哀しみが含まれていることに気付かないで

でも、思う
こんなあなたが見れるのは
きっと私だけ


愚かな私
早く　　してほしい

そんな願いも
叶えてくれる神様はいない


この空間に
私が座り込んでいる
とてつもない違和感
笑顔を見せれば、
騙されてくれるでしょう？
笑顔でいれば、
何も思わないでしょう？

それでいい
それでいい

待ち望んだ日まで
あと少し…


頑張れ、自分

傘をさすくらい
怖がりな自分がいて
その自分に目を背け
メッキ仕立てのプライドを
太陽に突き付けて
輝いたふりをしてたんだ

Aqua Timez/うたい去りし花


何もない
誰もいない
ただ広いこの空間を
一人歩いている
私は、どこへ向かうのかな

大切なものを
何処かに落としたようで
開いた手の平は
空っぽだった

あれ？
大切なものってなんだっけ
何を守ってきたんだっけ
何の為に
ここまできたんだっけ
何の為に
生きてきたんだっけ

全てを見失う


---------------

私には何もできないと
そのことを知っていてください

目線は合わせない
それが拒絶
気付いてほしい
気付かなくてもいい
対立する心
わからない自分

消えてしまえたら
どれだけいいのだろう


闇のループに足を踏み入れた
堕ちる以外、術はない


もう今の私に
できることは何もない
私を、捨ててください
もう関わらないでください

私は所詮
無力な人間なのだから…


この両手で
誰かを救うことなどできない
この両手は
傷付けることしかできない



もう
大切な人は
全員傷付けた
全員いなくなった

今の私には
何も、残っていない

どんなに辛くても
誰にも負けない強さ持ってるのは
まわりを悲しませない
あなたの優しさ

絢香/みんな空の下


限界に手を触れた
何かが途切れた音がした
頭に響くのは、
崩壊の音色
朝、目が覚めたら、
私は、笑えるだろうか

笑顔をつくることは
こんなにも難しいことだったかな
笑うことは
こんなにも辛かったかな

自分を見失う
手には白
空には紫煙
アルコールとともに
全てを取り込んで、
私はやっと笑えた

自らを壊し
自らを殺し
私は笑顔を手に入れる

それが生きる術
それ以外、わからない


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あと少し、
あと少しの辛抱
あの日がくれば、
私は救われる
解放まで、あと少し

私の決意は固まった



さよなら、全てよ
私はこの数ヶ月の記憶を
封印するのよ

それが私の唯一見つけた、
これからを生きる術



さよなら
さよなら
さよなら
もう会わないよ
大嫌いな自分