内緒のお話

ぐるぐるぐる、かずのことを考える。明日会えるから。
昨日のラインで合鍵が欲しいというかず。今まで合鍵を渡して良い経験があまりない私。迷って友達に相談。「うさみみは人を見る目がないけど、今回は大丈夫だと思う」と言われる。明日かずに合鍵を渡す決心がついた。
私の恋愛遍歴をみても、客観的に見て私は変わってる人かロクでもない人を好きになっている。いつも好きだから付き合うというより、寂しいから付き合う感じが多い。それに比べてかずは今までの人とは一線引いてる。働いてるし、一緒に歩いてても恥ずかしくないし、浮気も見える範囲ではしていないようだし、女遊びもしてないようだし、従兄弟でもないし、同じ職場でもないし、変人でもないし、私のことが好きだし。そして私も好きで、両想いが成立している。これは当たり前のようで当たり前じゃない。私にとってはとても難しいこと。
好きじゃないのに一人の寂しさから自分を騙して付き合い続けたり、満たされないのに好きだからとすがりつく恋愛ばかり。
私にとっては珍しく幸せな恋愛。