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大晦日で御座居ます。

2012年も残り僅かとなりました。
今年一年間は本当に色んなことがありました。
新しいことに挑戦しようと思い今の職に就いた訳ですが、正直この職に就いたことを後悔するしないどころか、生きるか死ぬかの瀬戸際にまでいくとは思いもしませんでした。
しかし、それと同時にこの仕事でなければ出来ないような、貴重な経験も迚も沢山させて頂き、本当に有り難く思っています。
そこで得たものを来年に繋げていきたいと思うのですが、それ以上に先ずは病気を治すことが何より先決だとは思っております。


病気のことも相俟って、今まで以上に多くの方にご迷惑をおかけしましたが、皆様方のお蔭でどうにか今日のこの日まで何とか元気に過ごすことが出来ました。
本当に有難う御座居ます。
まだまだ未熟者で御座居ますが、来年も何卒宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、残り僅かな2012年を楽しくお過ごし下さいませ。


今年一年、本に費やした金額は?

本を購入した際のレシートを保管しておき、年末に計算して一年間本に費やした金額を割り出すというこの企画(?)、今年で早くも5年目で御座居ます。
さて、2012年本に費やした金額はといいますと……



25634円でしたっっ\^o^/



因みに過去4年間はといいますと……
2008年:27921円
2009年:22890円
2010年:10568円
2011年:21870円
です。


今年増え過ぎだろ。←


3764円の増です/(^o^)\
どうしてこうなった。←
ニートだった期間中に買うのを先延ばしにしていた本を買ったりしていたからでしょうね……。(遠い目)
あとは有栖川有栖のハードカバー買ったりとか、『暴れん坊本屋さん』の完全版買ったりとかもしましたしねー。
まあでもね、本を買って読むって楽しみがないと仕事なんてやってられないですしね!
本を読むことは悪いことじゃないです、譬え漫画であったとしても!!


……しかし、幾ら便利だからとはいえ、密林利用は少々減らした方が良いかもしれませんね……。
便利過ぎてついつい本を買ってしまいます。
矢っ張り本は本屋さんで買いたいなーと思うのですが、フェイバリットな本屋さんに中々出会えないでいるのですよねー。
前の勤め先はもう論外ですし。
取り敢えずもう暫くは密林、アニメイトと他の本屋さんでお買い物しようと思いますー(;´∀`)


おお振りコミくじ!

ついったの方でも載せてましたが、昨日12月21日は待ちに待ったおお振りコミくじ発売日!!
ということで、ネットで取り扱い店舗を調べて仕事後に引きに行きました(`・ω・´)キリッ


昨日は3回引いて、クリアしおり×2、スポーツタオル×1でした(ノ)・ω・(ヾ)

クリアしおり1つは保存版にして、もう1つは使おうと思ってます(*´ω`)♪
何が嬉しいって、らーぜ全員分あるので、泉くんのしおりもあるのですよ♪\(>∀<)/♪
もー絶対泉くんのしおり使います(*´Д`*)ハアハア←



そして今日も懲りもせず、1回だけあと1回だけと引きに行ったら、なんと2等のTシャツが当たりましたーっっ\^o^/

嬉し過ぎるううう。°(°´Д`°)°。ブワッ
西浦のロゴ入りのこのTシャツ、勿体ないけど着ようかなーとか思ったりして(ノシ><)ノシ
でもいつ着るんだよ……、夏のパジャマ代わり?←
でも白いから汗かく季節には着たくないなぁとか思いつつ。



本当は1等の複製原画が欲しかったのですが、中々1等は当たらないですね、矢っ張り(;´∀`)
でもこのおお振りコミくじ、凄く良くてどの景品も欲しかったりするんですよねー(´∀`)
しかも凄く贅沢なことに、くじにもイラストがカラーで入ってるんですよ!(くじ引いて店員さんがめくって下さる時に見えたのです)
すげー金かかってるなーとか思っちゃったりしてwww←


そういえばこのコミくじ、九条の前の勤め先は取り扱ってなかったのですよ。
九条が勤めてたら絶対仕入れるように頼んだのになー。
絶対今、(前の勤め先で)余りに余ってる一番くじより捌けが良いと思うけど(゚ω゚)
(※売れ行きだとか店の傾向だとかを考えもせずに仕入れるから余ってしまってる)
ま、もう関係ない店のことですけどね!


GUNSLINGER GIRL 15巻 with Libretto!II/相田裕



<梗概>
イタリアを舞台に綴られる少女と大人の物語、ついに完結―――――。
コミックス10巻で大好評を博したフルカラー描き下ろし小冊子「libretto!」の第2弾がついた15巻特装版が発売決定!
物語の結末を、豪華小冊子とともに堪能しよう!


相田先生、10年間の連載お疲れ様でした!!
正直、この物語にどう幕を引くのかと常々疑問に思っていたのですが、納得のいく綺麗な終わり方で素晴らしかったです。


こうして15巻で纏めて読み返してみると、矢っ張り幾つか読み飛ばしている話がありましたf^_^;
連載頑張って追ってるつもりでしたが、多忙なこともあり追いきれてなかったようです(;´∀`)
でも早くにコミックス出たので助かりましたー



個人的にはリコたんが戦闘で死ぬことはなかったのでそれだけで大満足なのですが(←)、リコたんは公社が船に越して1年後に亡くなったのですね(´・ω・`)
リコたんが死んでしまったのは迚も哀しいですが、割と初期段階での一期生としては長生きだったのではないでしょうか。
(同時期に義体になったヘンリエッタとは違い、依存性等の症状が出ている描写は特に見られなかったので)
リコたんは海が大好きなので、船での暮らしはさぞ楽しかったでしょうね。
ジャンさんに見守られ乍ら甲板で海を眺めるリコの穏やかな横顔に、彼女は幸せだったんじゃないかなぁと思います。
そういえば、話の流れからいくとクローチェ事件の黒幕を捕らえたのはリコたんだと思って良い、ん、ですよ、ね?(汗)
ソフィアさんの墓参りに行ったジャンさんの横顔を見るだに、取り敢えずジャンさんの気持ちにも一区切りついたのかな、と思ったり。


あと、リコたんファンとしては、これだけは云っとかないと!ってことが二つ。
先ずは船に引っ越すと知ったリコたんが可愛過ぎる(ノシ><)ノシ
ガットネーロに「リコ先輩」って呼ばれてるんだぁ、何てニヤニヤしちゃったり(*´艸`)
もいっこは、最終話でちらっと出てきたジャンさんの仕事場のデスクに、リコたんの写真が飾られていたこと。
もうこれだけで胸いっぱいというか、リコたん良かったねぇえぇ。°(°´Д`°)°。と感動しました。
リコたんのジャンさんへの思いは、慥かにジャンさんに伝わっていたのだと思うと、嬉しくて嬉しくて。
リコたんはこれからも、ただの復讐の道具ではなく、憎悪に取り付かれていたジャンさんに温かい気持ちを向けてくれた大切な存在として、ジャンさんの中で生き続けるのだろうなぁと思いました。



そして、ラシェルさんの、ヒルシャーさんの、ロベルタさんの、もしかしたら社会福祉公社にいた全ての義体の“希望”であるスペランツァ。
スペランツァは公社に関わった全ての人の“希望”を体現している気さえします。
ヒルシャーさんがラシェルさんから渡された希望のバトンであるトリエラを、ヒルシャーさんは本当に大切に思っていたのですね。
本当ならトリエラ自身にもっともっと、一日でも長く生きていて欲しかったのでしょうが、残念乍ら戦闘用の義体にされてしまったトリエラではそれが敵わず。
自己満足かもしれないとは思いつつも、ああするよりなかったヒルシャーさんの思いは慥かにロベルタさんにも届いたのではないかと思います。


しかし、グエルフィ姓であることと、作中では描写が見られなかったことから、父親は誰なのかが気にならなくもないですね(゚゚)
矢っ張りヒルシャーさんなのかな……、そんな描写はなかったけども。
あと、これは九条の欲目だとは思いますが、フーゴと出会ったばかりのスペランツァの容姿は、何だか(メインとなった)一期生の集合体のようですね。
髪と肌の色がトリエラ、髪型がヘンリエッタ、目がリコ、アイウェアが眼鏡を彷彿とさせるのでクラエス。みたいな。
ラストのアカデミー賞の授賞式でのスペランツァは、殆どトリエラそっくりですけども。
何か、そうだと良いなぁと思ってしまうのです。
だってスペランツァは、慥かに“希望”なのだから。



「世界には今も確かに希望がありますよ」
『GUNSLINGER GIRL』15巻224ページより


高原のフーダニット/有栖川有栖



<梗概>
「分身のような双子の弟を殺しました」
臨床犯罪学者・火村英生に、電話の男は突然告白した。そして翌日、死体は発見された。弟に加え兄の撲殺体までも……。
透徹した論理で犯人を暴く表題作はじめ、推理作家・有栖川有栖の夜ごとの怪夢を描く異色作「ミステリ夢十夜」、神話のふるさと淡路島で火村を待ち受ける奇天烈な金満家殺人事件「オノコロ島ラプソディ」。
絶品有栖川ミステリ全3編。


漸く読了しましたー(´∀`)
何か後半に差し掛かると、読了するのが勿体なくて読むのを止めちゃってました(;´∀`)←


「ミステリ夢十夜」はタイトルから連想した通り、夏目漱石の「夢十夜」のミステリ版でした。
ミステリとしては異色作ですが、非常に興味深かったです。
何とも荒唐無稽な話ばかりでしたが、こうした話も書けるとは流石有栖川先生と感服するばかりです。
第二夜と第五夜が特に印象的でした。


表題作「高原のフーダニット」は、犯人を特定した火村がとった行動が何とも意外で彼らしくなく、迚も吃驚しました。
犯人の正体は意外でも何でもなかったのですが。云われてみれば慥かに、この人しかいないか、といった感じです。


「オノコロ島ラプソディ」は、個人的にトリックが何とも意外でした。
犯人は意外じゃなかったのですが、証言者が偽証していた、というか叙述トリックのような証言の仕方をしていた、というか。
訊かれないから答えないし、慥かに嘘は云っていない。
うううん上手いなぁ……。
証言した内容は真実には違いないですものね。ただ、正確に証言しているかといえば、そこには疑問が残るといった感じでしょうか。
くそう、上手いなぁ矢っ張り。



久し振りの火村シリーズ、初の中編集、とっても楽しみました((o(^∇^)o))
しかし読了してしまうと、早く新作が読みたくなってしまうのが人間の性ですよね……(((;゚Д゚)))
首を長ーくして待つことにしましょうかね!


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