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六文銭は虎の足跡

宝塚歌劇花組公演・ミュージカルロマン戦国BASARA真田幸村編〜観てきました。

ヅカにわかファン・BASARAは政宗・幸村なら知ってる程度。
観劇日:22日15時半〜、23日11時〜
お茶会レポ参考に書いてるとこもあるのでソースは不明瞭…。
以下すべてがネタバレ。

BASARAが宝塚でミュージカル化ってだけで驚きだったのに、まさか大好きな花組蘭蘭コンビ主演でやると決まったときの衝撃から早いく月、ついにヅカBASARA開幕!
一言で表すなら「ド派手なヒーローショー」でした!
ゲームの衣装や武器を忠実に再現したコスプレ(イケメン!!)で、オーブの舞台装置をフル活用し見ごたえたっぷり。
舞台上に本水の雨が降り、火柱(に本当に見える!すごい!)が上がり、スクリーンに映像を写し、それぞれの武器を華麗に操るカッコイイ殺陣、高速せり上がり、客席降り、光る武器…。
舞台上の水でみんな滑って転ばないのかと勝手に心配してたのですが、やはりお稽古の時点では立ち回り大変だったそうで、床と靴底に滑り止めが付けられたみたいです。
高速せりも普段東宝の劇場で見る速さじゃないし舞台は段差が多いしで、演出としてはかっこいいのですが…どうか誰も怪我しませんように…!
スクリーンに出るキャラの技?やエフェクトは迫力満点!
演技と一体化してまるでゲーム画面そのままのよう!…これDVDで見たらシュールなんだろうなぁ…。
みりおちゃんとだいもんはアップで見れます、ファン歓喜。
3階席からの見切れっぷりには笑うしかないですが。
光る武器は自分たちで武器についてるスイッチを入れるらしく、蘭海で「(せーの!)」みたいに目線でタイミング合わせて同時に光らせて、どう見てもライトセイb…なんだかよくわからないけどかっこよかった。
もういろんなものが派手でめっちゃ楽しかったけど肝心のストーリーは内容がないよう。
まぁ元のゲームがストーリーあってないようなもんらしいし、脚本家がアレなので…そのへんは気にしません!
大雑把に説明すると、幸村が政宗と追いかけっこ(ってらんとむ自身が言ってたらしい、平和すぎるw)してる間に戦でお館様が負傷、危機に駆け付けることのできなかった自分を不甲斐なく思い涙するも、なんだかんだあって立ち直り翼の生えた甲斐の紅き虎として羽ばたくことを決意したのであった!…ってかんじです。
2回観たら何となくいい話のような気がしてきた宝塚マジック。

もうとにかく役作りが徹底しててですね。
ゆきむらんとむは渾身の若作り(禁句)でちゃんと17才!ついこの間まで天才詐欺師のダンディーな大人の男性を演じていたとは思えないワンコっぷり。
「お館様ァァァァ」と叫びながら真っ白の歯をカッっと見せて笑うのが可愛くて可愛くて。
17才の役なのでダンス中に見せる魅惑の腰つきは封印か?と思ったけど健在でした!
オープニングや幸村のソロナンバーで両手に槍を持ちつつ、腰。
ほんとにセクシーで…大好きです。
あと殺陣が素晴らしくて!2本の槍を自在に操ってました!
外部のBASARA舞台では武器は小型化されているらしいのですが、ヅカ版は演出家の拘りでゲームに忠実なサイズになったとか。
相当軽量化されてはいるだろうけど、自分の身長以上の槍を平気でぶん回せるタカラジェンヌぱねぇっす。
中の人は正真正銘女性なのに。
らんとむは片手に2キロずつのダンベルで鍛えたとか。ひぃぃ。
そんなゆきむらんとむを支える本作オリキャラヒロイン、蘭いのり。
原作ファンが1番心配する点はオリキャラがどう絡むかだと思うのですが、この程度なら納得だと思います。
恋愛描写はいっさいなかったし。
かと言ってヅカファンが「娘役とは」と思ってしまうほど影が薄いわけでもない絶妙な匙加減。脚本家グッジョブ。
とにかく蘭ちゃんが可憐で可愛くて。
ゆきむらんとむに会う前にあたふたと髪を整えたり、小鳥と戯れて歌ったり。
その正体は実は…なのですが、幸村を愛するが故の選択が美しく。♪愛〜それは〜強く〜
最後はお亡くなりになられるので、もし第二段をやったときに星空の海辺で幸村が「いのり殿が死んで3年か」とか言い出すプロローグになるフラグは回避されました(デジャヴ)
そんなふたりのデュエダンは何事!?というほど衣装がもっさもさ。
和テイストと宝塚らしさをコラボさせるとああなるのですね…?
しかしかっちり着こんでいるはずのらんとむの襟元?からチラと見える鎖骨から放出される謎の色気はオペラ泥棒すぎ。
さすがは花のトップさんだぜ…(?)
星空背景に(演出家も星好きだなー…)幸せそうに踊るふたりは夢の中の幸村といのりのイメージだとか。素敵。
あ、私の見間違いだったらさーせんなんだけど、ふたりで手を繋いで階段降りるとき、らんとむは自分の足元でなく蘭ちゃんの足元を確認してた、ような…!
コンビ愛が素晴らしいです…!
いつだかの公演でデュエダン中に蘭ちゃんのウィッグか髪飾りかが取れそうになったときも、らんとむが自然な仕草で抱き締めて頭に手を置いて直してくれたとかなんとか!
あぁぁぁ男前すぎる…!

みりおちゃんは組替えして初だったけど、花お披露目がこんなイロモノ公演でよかったのだろうか。
舞台上でひたすら怪しい魅力を光らせていたみりお謙信様。
写真が公開されたとき美しすぎて「なにこれCG?」とgkbrしたのですが本物もCGみたいでした…みりおちゃんきれーだなぁ、あれはかすがじゃなくても夢中になりますわ。
スピードタイプのキャラなのにみりおちゃんwwとか言われてたのも、みりおちゃんの美しさの前では吹っ飛びます。
謙信様は武器のリーチが長いので三次元だとひとりで抜刀できないのですが、どうやって鞘から抜いてんのかな〜と気になって注目してみたら、宇佐美定満(だったと思う)に手伝ってもらってたのですねww
お衣装にばっちり固定されている鞘を外し、さりげない動きで舞台袖にはけて鞘を置き、何事もなかったかのように戦に戻るふじP速きこと風の如く。
あそこ絶対DVDには映らないんだろーなー。ふじPの活躍を!もっと見たい!
活躍をもっと見たいといえばみー政宗!
今回は真田幸村編なのでどうしても出番が少ない…しかし出番の少なさをあまり感じさせない圧倒的な存在感。
独特の英語混じりな口調や立ち姿もバッチリなみー筆頭。
前回のバシャーも前髪から覗く色気が好評でしたが、今回も負けず劣らず…眼帯と前髪…たまらん。
政宗ファンが最も心配していたであろう(笑)「剣6本持てんの?」も、そこはコスプレのレベルの高さに定評のある宝塚。しっかり再現してくれました。
鞘に収まった状態から抜刀すると6本!
さすがに3本ずつ固定されてるんだろうけど…どうなってんだあれ。
不思議。これもバシャーのマジックなの?
そんなみー筆頭、22日の午前公演で抜刀と同時にピンマイクが反動で取れたそうで。
はっと気付いたときにはマイクがブラーン状態、それでも動揺することなく地声で3階席まで台詞が聞こえたそう。
蘭蘭デュエダンといい、トラブルにも冷静に対応する花男かっけぇぇぇ。
政宗と同じくらい圧倒的だったのが、みつる信玄。
幸村や政宗と同様きちんと再現された武器を手に、舞台上では完全にお館様。
でかい。とにかくいろんなものがでかい。
フィナーレで見たことないイケメンがいると思ったらみつるだった。
さっきまでお館様だったのに!
みつると殴り愛だった、うらら仔幸村。
この公演で名前覚えたようららちゃん!
一度、本来自分の手で折るはずの槍が立ち回りの反動で勝手に折れちゃうというトラブルに遇うも、めげずに仔幸村を熱演!可愛かった〜。
娘役でもうひとり大活躍だったのが、べーかすが。
お稽古場の時点で既に「そっくり」と言われてたべーちゃん。
お衣装の完全再現はすみれコード的に無理だったようですが、露出が少ないのが逆にエロい。
あの腰のアミアミのところが好きなんだ…!
私の前の席に座ってたヅカ初見BASARAファンであろうお姉さんたちが「かすがさんの立ち姿に感動した」と言ってたのが印象的。
カテコのおじぎも娘役ではなく、かすがとして立っていたのにべーちゃんの拘りを感じました。
同じ忍として活躍してたのが、だいもん佐助。
なんだあのイケメン。
片足空気イスみたいな佐助のポーズをバランス崩すことなくキメてただいもん…すげぇ。
クルクル回るカワイイ武器を持ち、ちゃっかりソロナンバーがある美味しい役。
さすが歌ウマ、もっと聞きたい!
歌と言えばミュージカルナンバーが洗脳ソングすぎてやばいです。
1回観ただけでしばらく「♪バーサラーバサラーアアアアアー」が頭の中を回ります。
らんとむが制作発表会でも歌ってたのはゲームの真田幸村のテーマかな?
これはゲームファン嬉しいだろうなぁ〜私も逆裁観たとき自分の大好きなゲームのBGMに歌詞がついたのすっごいテンション上がったもん。

幕が開けるまではゲームをどう料理するのか不安でしかなかったのですが、いざ始まると「もう1回観たい!」と思うほど楽しい舞台でした。
最初に書いた通り、イケメンたちのコスプレ祭りに舞台装置フル活用はエンタメ性高くて、スーパー戦国ヒーローショーです。
DVDの発売が楽しみでござる。

華ヤカ歌劇に酔いませう

「華ヤカ哉、我ガ一族オペラカレイド」観てきました!
観劇日:27日の昼回
ゲームクリア済。


正直、公式サイトにうpされてる写真見る限り不安しか感じていなかったのですが(すみません)実際に行ったら楽しかった!

会場は客席400程度の小さいホール、当然お芝居はすべて生声です。
お歌だけマイク入ってました。
幕が開いてすぐは喜助がストーリーテラー的な役割で観劇時の諸注意を説明。
そのあとはるが歌いながら登場、たえちゃんが御兄弟の紹介をしたあと、雅様から順に御兄弟が舞台に上がります。…歌いながら。

実は当日までキャストがどんな人かまったく調べてなくてですね。
「上三人は声優本人、下三人が若手」ということしか知らず、会場でパンフレット開いて驚いたよ。
下三人全員90年代生まれなんですね。まさかの年下。
舞台経験も少ないであろう若手俳優勢は、なんというかお歌が若干の迷子音程で勝手にハラハラしながら登場シーンを見守りました。
いったいこの舞台どうなるんだ…と少し心配になったものの、上三人の登場と歌でそれは杞憂とわかる。
茂様登場→「うわーリアル茂様」
勇様登場→「ひっ!御本人降臨」(ある意味本人ですけど)
そして正様が登場するもなかなか歌わない。放った台詞が

正様「私は歌わん!」

この上三人コンボで、あれ?これけっこう面白いんじゃないか?と期待値が急上昇。
さすが声がゲームと一緒だと安心して観れますね。お顔は気にしちゃ駄目だ、ってか数分で気にならなくなります。
もうこの舞台はこの三人でもってると言っても過言ではないかも。

しかし正様はこの後も徹底して歌わなかったのですが、キャラのイメージ保持なのか、事務所NGなのか。
紀夫・紅の結婚報告のあと客席降りして、BGMが流れマイクを手に歌うのかと思いきや…語りでした。
なにこの遙かキャラソン地の玄武みたいなかんじ。

その他の御兄弟はみなさん1曲ずつソロを歌われてました。
茂様が揚羽姿で歌ったときが会場が1番盛り上がってたんじゃないかな。
進様は「兄弟だけだと俺使用人」といった歌を切々と(笑)
雅様は「ごみ使用人が何故辞めないのか」という歌をスタンドマイクでロックに(!?)
博様は…博様は帝国曙丸からマイクを取り出す演出に持ってかれて記憶が…(さーせん)
勇様は軍歌でした。唐突に。
茶室で正座してたと思ったら突然の軍歌。
勇様の「真面目すぎてどこかおかしいとこ」が集約された謎シーンに会場からは堪え切れない笑いが…

御兄弟の掛け合いは上三人はもともとの声優だし、さすが面白かったです。
特に茂様が、御自身のルートではないのでゲーム同様輝いてた。
アドリブも面白かった。
やす田から退出するとき「なんでいきなり階段なの!」とメタ発言が飛び出したり。
(舞台の構造上やす田のふすまを開けるとお屋敷の玄関に繋がっている)
心配してた女装も、完全な女性ではないものの「あーいるいるこんな女」みたいな。
すねがツルツルだったわ…。

正様はずば抜けて声量があるので、ボーっと観劇してると怒声にびびる(笑)
まったくマイク通してないのに。
雅様は喋り方なんかゲームの研究よくしてきたな〜な印象。
下三人の中では1番「あ、なんか上手いかも」と感じました。
進様はなぁ…もともと本性?覚醒しない限り地味なキャラだってこともあるけど、目立たないし演技ももっと頑張ってほしいかなぁ。
はるは…とにかく一生懸命で可愛かった。
台詞ちょっとカミカミだったけど、そこがまたはるっぽくていい。
たえちゃんは完璧。完全にたえちゃん。なんだただの本人か。

ストーリーは共通ルートのイイトコどり。
お花見・茶室・弁当・正様に抱きつき・薮入り・舞踏会…
人気のイベントを舞台で見れるのは楽しかったです。
舞踏会が特にお客さんの反応がよかったかな。
さすが乙ゲーユーザー。
あと薮入りで御兄弟が客席降りでお客さんに絡んでるのが笑えました。

ただ「総合芸術」という観点で見ると微妙というか…会場が小さい故のセットのチープさや若手俳優の演技はともかく、ストーリーに一貫したテーマ性が感じられなかったので、華ヤカ初見の人にはあまりオススメできないなぁと。
なんせオチが

はる「よーし!今日も頑張ろう」

で終わりますからね。
御兄弟の誰かと恋愛ルートに入ることもなく、後継ぎ問題も解決せず「俺達の戦いはまだまだこれからだ!」感満載の打ち切り風エンド。
せめて舞台オリジナル展開でも引っ張ってきてキレイに落としてほしかったです。
中身がゲームのいいとこどりで美味しかっただけに、後味が微妙で少々残念。
ハナから華ヤカ初見の人のことなんて想定してないんでしょうけど…まぁ舞台まで観にきてるファンは既にゲーム全ルートクリアの訓練された使用人たちだろうし?問題ないっちゃないだろうが。

でもキャスト陣は予想以上に三次元御兄弟でしたし、観に行って良かったです!
ありがとうオペラカレイド。

東京のラスベガスで

昨日はオーシャンズ11で至近距離でらんとむ観て、一瞬の出来事だったけど心臓止まりそうになりました…。


えーっと、自分にわか宝塚ファンなんですけど、
そもそも観劇するに至ったキッカケが逆転裁判でして。
逆裁初演のときは「え?宝塚…!?しかも恋愛もの?なにそれ!?そんなん逆裁じゃなくね?」と、興味より驚愕が大きく、
かつ当時高校生だったのでチケット買って東京まで電車で行って〜というお小遣いもなかったのでそれ以上は調べることもなく気付けば公演は終了。
んで逆裁2が決定って頃に動画サイトかなんかで1の映像を見て「なんだこのカッコイイ人たちは!?」と衝撃を受け、1のDVDを購入。
そして2を実際に観劇。
ここでらんとむファンに。
逆裁はどうやら宙組という組がやったということを認識、ネットで調べたところ丁度宙組の新トップスターお披露目公演なる演目が騒がれていたので
何故か「これは観なくては。蘭寿さんも出るし」と思いチケット購入。
そのあと、なんとなくベルばらは抑えておきたい気がして花組のアンドレ編を観劇。
公式サイトに出てたトラファルガーのポスター画像見て、「これカサブランカに出てた大空さん?の金髪ウィッグ?ぎゃああカッコイイイ。見たい!蘭寿さんも出るし!(←重要)」と即チケット購入、観劇。
それからはしばらく宝塚とは離れていたのですが、らんとむが花組のトップに就任すると聞き、こちらもなぜか「これは観なくては」と思いファントム観劇。
その後は復活→長い春〜→星の王子様と、らんとむだけ見れればいいライトなファンとして各公演1回ずつ観に行ってたんですよ。
そんなさなか「原作が超面白い小説でアニメ化とかしたSFを宙組でやるらしいよ」というのを聞き、宙組は見たことある組だし、そんなに原作が有名な作品なら見てみたいなぁと観劇。
それが銀河英雄伝説ですよ、ええ。
予想以上にストーリーが面白くキャラも魅力的で繰り返し何度も見たいと思える作品で、観劇から帰ったあと即追加チケット購入。
銀英伝の舞台裏やキャストがどういう人なのかを詳しく知りたくて雑誌を購入。
宙組の方々の名前や顔もだんだんと覚え、そこから坂を転がり落ちるように宝塚の魅力に浸かり。
結構ガチな宝塚ファンの友人の布教活動にもまんまと捕まり、花・宙組以外にも興味を持ちソフト等貸してもらって他の組も覚え。
銀英伝で詳しくなったぶん、それに出てた方々を生で繰り返し見たいと逆裁3は3回観劇、ついでにちょうどその頃やってた星組も観劇。
こうなると、前に花組2番手だった人が今度雪組トップ→雪組見てみたい。
前にDVDで布教された月組かっこいい、宙組の知ってる人が組替えで移動→月組見てみたい。
と、完全に泥沼化。
らんとむは相変わらず大好きだし、オーシャンズは内容がすごく面白い!
これ以上はまったらお金無限に使ってしまうから駄目だ…自制心自制心!と思いつつ、まだお茶会やらスカステ・関西遠征には手を出してないものの、心のダムが決壊中、現在に至る。

と、ファン歴自体はすごーく短いんですよ。
そんな私をドキドキ☆でこ☆割れそう状態にしたらんとむの魅力よ…。
ほんっとに一瞬の出来事だったんだけどね、
オーシャンズ11は2幕で客席降りがある舞台でして。
らんとむ演じるダニー・オーシャンが変装をしてカジノから逃げるシーンなんだけど、下手階段から客席へ→下手側通路→客席を横切れる中央通路→上手側通路→舞台に戻る、ってかんじでらんとむが客席を歩くんですね。
オーシャンズは昨日以前に既に2回観に行ってたけどどちらも2階席だったから、らんとむがどう動いてるかまったく見えなかったんだけど、昨日の公演はたまたま1階席を買ってて、かつ下手側通路にも中の通路にも面した席で。
客席降りのシーンで、だんだんと近付いてくるらんとむ。
この時点で既にドキドキ。
私の席まで数メートルってとこで心拍数急上昇。
自分の本番でもこんなにドキドキしたことないよねってくらい高鳴る胸の鼓動。
そして手を伸ばしたら触れるよねってくらいの距離まで接近。
たぶん私くちポカーン開けて気持ち悪い顔してたと思う。
奇跡的にこちらの客席側を見ながら私の目の前を横切り(!!?!?)上手方向に去っていくらんとむ。
息もできんくらいドキドキドキドキドキドキ口開けたまま見送る私。
もうそのあとは何故か涙出てくるわ(病気)頭真っ白だわその後のストーリーが頭入ってこないわ、オペラグラス膝に置いたままボーーーっとしてました。
いつもアップの御尊顔を拝見するのがオペラグラス・液晶越しか写真だったもんで…好きな人を肉眼であの超至近距離で見れるのがあんなに素敵なことだなんて…しかもファン歴超短い人をここまでおかしくする(テンション的な意味で)らんとむ…宝塚恐ろしい。
ほんと心臓止まるからやめて、いややめないで。

オーシャンズはあと来週もう1回観に行きます!
B席なのでオペラはあまり使わず全体を楽しむつもりです。
来月からは宙組に通い、6月は雪組と花組東京特公に行けたらいいな〜と。
あーあ、これ以上ハマったらやばいって思ってるのにやめられない止まらない。

三次元御剣に異議なし!

「宝塚歌劇宙組公演・ミュージカルロマン逆転裁判3検事マイルズエッジワース」を観てきました!
もともと原作ゲームファン。
1はDVDで、2は東京で観劇済。ヅカにわかファン。
以下すべてがネタバレ

(観劇日は24日15時〜と28日11時〜と千秋楽の計3回。千秋楽後に追記しました)




だからエッジワースに恋愛要素は無理だとあれほど…!!

謎ヒロイン・アリソンちゃんとどう絡むかだけ心配だったのですが、
なんせ時かけちゃったし、そこまで深い関係にはならなったので良かったなとホッとしました。
でも「あれ御剣はこんな気のきいたこと言える子だっけ?」と思いつつ、ともちんの圧倒的ビジュ力の前ではもうどうでもよくなります!
もうエッジワースかっこよすぎて、シリーズ共通のテーマ♪蘇る真実〜をエッジワースがセンターで歌い踊ってるだけでなんか泣いた。
振付もともちんの高身長を生かすダイナミックなものに変更されてて超かっこいいです☆
特にコロスの娘役に囲まれてるとあのヒラヒラお衣装も相俟ってエッジワースだけ別の次元から来た人のよう…。
ほんとに等身大御剣フィギュアが動いているようでした。

(追記:最終日は午前午後どちらもアナウンスの「宙組の、悠未ひろです」の時点で会場から盛大な拍手が)

ストーリーはあらかじめ梅芸の方のパンフレットを入手し見て既に驚いてたので特に何も…なのですが完全初見だと引いてたかも(笑)
ついにやっちゃっいましたね、タイムスリップもの。
こうでもしないとグレゴリー(信パパ)と絡めなくなるからでしょうが、展開が強引すぎますww
いきなり30年前に連れてこられ、最初は動揺するもののすぐに現状を受け入れるエッジワースとラリー。適応力高いな。

(追記:千秋楽でのカチャのアドリブが面白かったです。エッジワースに抱きついてみたり、エッジワースに向かって(半ばともちんに向けて)「まだ成長期かよ!」とか言ってみたり。会場大爆笑でした)

ナイトクラブのシーンでフラメンコを踊るアリソンちゃんが登場します。
ここに妙に既視感を感じていたのですが、その正体がわかりました。
9月に観たのだよ…花組でらんちゃんのフラメンコ…。
ナイトクラブで殺人事件がおき、ナイトクラブのギター奏者が容疑者として逮捕。
エッジワースはアリソンと弁護士事務所に。
その弁護士事務所の弁護士とは!マイルズ・エッジワースの父、グレゴリー・エッジワースその人だったのである!ってそりゃそうですよね。それがやりたかったんだものね。
グレゴリーとアリソンが裁判の打ち合わせをしている間に事務所にかかってきた電話に普通に出ちゃうエッジワースとそれを咎めもしないグレゴリー。おい…。
どうでもいいけど私は今ゆうりちゃんがユリアン少年に見える呪いにかかっているので、弁護士事務所のシーンもだんだんグレゴリーとその養子(14才・美少年)に見えてくるという。
のちのエッジワース夫人になるであろうサラ・ミルブレットの髪色がユリアンに似ているせいだ…。
(追記:グレゴリーのソロ曲がゲームでの御剣信のテーマをもとに作ってあったのが嬉しかったです。そして歌詞がヅカ逆裁1のエッジワースの曲に似てるんです。そんなとこで親子アピール?!とひとりで萌え転がってました)

そのあとの喫茶店のシーンで出てくる、喫茶店の店長?がオバチャンでした。
ゲームファンにはお馴染みの。
例の光線銃(カタカタカタカタカタ)も持ってなりきり度高し。
宝塚にできないコスプレはないのか、いやない。
せっかくいいキャラ出したんだからもっとばんばんエッジワースに絡んで法廷で見当違いの証言したりオトメなオチャメゴコロを発揮してほしかったです。うーん残念。
あと喫茶店でひたすら酒を飲むルビー・トリコという謎の女性。
このあとも何度か登場するのですがいつ見ても大量に酒を飲んでるので、これ伏線か何かかな?とワクワクして見てたら全然そんなことなかったです。
なんだったんだ…?
(追記:千秋楽喫茶店シーンもカチャ絶好調でした。頭にピンクのリボン付けて登場、「あとパフェも食べたーい」とアドリブ、ルビートリコの眼鏡を奪ってかける、2幕では服にもリボンが付いて、ちゃんと確認できなかったのですがブルーのアイシャドウまでのってた気が…。)

そして舞台は裁判所の法廷へ。
ゲーム(逆検)は裁判シーンないけど、こっちは普通にやるみたいです。
前作・前前作にもあった裁判シーンの台詞のめまぐるしさは健在、あの難しい台詞を早口で…すごいなぁ、ちーちゃん1回噛んでたけど。
ここの検事役はたぶんアウチさんをモデルにしたキャラだと思う。
なんやかんやあってエッジワースはこの事件の真相を自分の手で掴むことを誓うのでした。
2幕の殺人事件現場の再現シーンはたぶんぬすみちゃんをイメージしたんだと思う。
ならミクモちゃん出せばよかったのに…は禁句ですね、はい。

エッジワースの過去もフワっと語られるのですが、ほんとにフワっとしすぎて全然伝わらないという。
子エッジとエッジワースとグレゴリーがひたすらコロスに囲まれる。なるほど、わからん。
(追記:と思ったのですがDL6号事件を知っていると、ここはあれを表現したんだなーというのがなんとなくわかります)
ところでヅカ版のエッジワースは子供の頃から既にワインレッドカラーの服にヒラヒラ付けてたんですけど、いったい誰の趣味?両親の服のセンスは普通なのに。
子供にあんなの着せてるなんてエッジワースの両親はとんだファッションモンスターですよ。
エッジワースの服のセンスはてっきりカルマ検事譲りなのかと思っていました(っていうか原作だとそうなりますよね?)

(追記:ルビートリコが酒樽被ってるとこがあるのですが、千秋楽だと酒樽をはずすと頭に「祝・千秋楽」と書かれた紙が。そばでエッジワースとアリソンが真面目な話をしているのでシュールでした)

アリソンと真実を追求することを誓い、エッジワースは検事として法廷へ…って、待った!
ここは30年前の過去の世界ですよ?
なぜ普通に検事席に立てるのか、見知らぬ怪しいヒラヒラに許可を出したのは誰ですか!?
てのは今更つっこむ方が野暮ですね。
弁護士バッジさえ付けてれば(たとえそれがダンボールでも)誰でも弁護士になれる世界ですから、その逆も当たり前のように行われますよ、たぶん。
この国の司法制度はどうなってるんだ…。

最後の法廷ではエッジワースが検事で、もちろん弁護士はグレゴリーです。
御剣親子が同じ法廷に立つというのは、原作ゲームでは絶対に成立しないファンなら見たかったシーンではないでしょうか。
それが三次元で、かつ親子共々美しい方が演じてらっしゃって感動です。
で、エッジワースが法廷で着ていた黒コートを脱ぐと、ポスター画像のあのお衣装が…!
あの可哀相な服はポスターだけだったんや、と思っていた時期が私にもありました…。
だって1幕からずっと前作と同じお衣装だったからあれは着ないもんだとばかり。
何故着替えた!?

事件の真相は驚くほどアッサリというか、半分ハッタリだったんじゃないかというスピード解決。
無事に裁判も終わり、人のいなくなった法廷でひとり歌うエッジワース…を遮って入ってくるタイレル・バッド刑事。
ここはヅカ逆裁1のセルフパロディですよね。
(追記:あとラリーの「これはチャンス!」とか裁判での「2、3分ってとこだな」「またずいぶん早いですね」もそうですよね。今回の1番最初のシーンがまた海辺と星空だったのには笑った。それ好きだな!)
そして法廷に再び姿を現したアリソンと、ハグシーン…。
アリソンが背伸びしてるのがまた可愛いんです。
れーれちゃんも身長低い方でもないのに(160センチくらい+ヒール?)あの身長差!

その後気づくと舞台は再び現代に。
あれ〜夢だったのかなぁと思うエッジワースの服のポケットにはアリソンにもらったバラの花が…。
あらたな決意を胸に故郷へ戻るエッジワースでした。ヅカ逆裁2へ続く。

というのが大まかなストーリーです。
シリーズの中では1番好きかもしれない。
途中ダレることなく(2はどうしても2幕が眠くなるんですよねー)笑いとシリアスのバランスも良く、最後まで突き進んでくれた気がします。

今回も終わったあとにキャスト・客全員で「異議あり!」やるのですが、その説明をしているときのともちんがカミカミww
というのもフィナーレのデュエットダンスが、御剣ヘアーをつぶしてオールバックに黒スーツなので急いで着替えて御剣の髪型作り直してパレード!なのでそりゃあ息切れもするでしょうねと。
お疲れ様です。
「みなさんで異議あり!やります」って説明してるとき、完全に語尾にはぁとまーく付いてました。
ともちん…可愛すぎる…。
(追記:前楽での「異議あり!」の見本はちーちゃんとゆうりちゃん。ともちんが「私の父さんと母さんに〜」って説明しててかわいかった。千秋楽は見本がれーれちゃんとカチャで「異議なし!」。その後カテコで会場総スタオベ、もう一度「異議なし!」やることに。2回目は「異議なし!…ぐっ(ダメージモーション)」まで。あと今回で宙組生として最後の公演となるカチャの挨拶がありました。)



24日にとったチケットがたまたまアフタートークショー付きだったので、もちろんそれも見てきました。
そっちはツイッタに上げたのでコピペと追記。


アフタートークショーは司会がちーちゃんで、その隣からカチャ・ともちん・れーれ・あいちゃん・すっしーさん、でした!

トークショーでもちーちゃんは帽子被ってて、ファンの方が「お顔が見えない!ちー帽子とって…」って言ってたけど、キャラファンとしてはこだわりの帽子を最後まで被ってたのよかったなぁ。たしかに顔見えなかったけれども! 

あいちゃんが喋り出した瞬間、会場が \ザワッ…/ あのヒゲ面からあのかわいい声は反則だろ…なんだあれ…

ポスターとパンフ写真にはないけど、カチャはやっぱりヒゲ付けることにしたんだね。お衣装との兼ね合いで微妙に色を落としてるらしい。つーかあの髪型全部地毛ってマジ…?

ともちんのこだわりポイントはとにかくゲームの御剣と同じ動き!だそうで、前作に引き続きバッチリでしたよ〜!演技や細かい動きなんかは断然悠未エッジワース派。

すっしーさんのヅラinヅラはおさめるのが大変らしい。チリチリヘアー似合ってたので次に観に行くときはオペラグラスで見よう。

ちーちゃんのこだわり、すばやい動きって…ww ゲームのモーションを再現したかったらしいです。ゲームの検事2遊んだのだいぶ前だから信パパの記憶が薄れてて比較できないのが残念…でも、かっこよかった!!

ストップモーション難しいのね。ごめん前作れーれちゃんは半分ふざけてるのかと思ってました

ともちんとれーれちゃんがいちょいちょ(…は、してないけど)してて、そこ!愛を育まない!とつっこまれ。ふたりの身長差すっごい萌えなんですけど…

れーれちゃんのパレード衣装が布多くて大変だから裾を直してあげるあいちゃん…いいぞ、もっとやれ(?)

東京からアリソンのパレードのお衣装変わったそうです。

抽選会で当てた席を発表するとき、あいちゃん最初は素で言ってたんだけど「バット刑事で!」と言われ作中キャラにチェンジ。その変化とギャップ、すごいです

チケット半券を5枚持つともちんを手伝おうとして結局グダるカチャとれーれちゃんww

トークショーの最後の最後で噛んでカチャに突っ込まれて「あなたに言われたくない…」と返すちーちゃん…

最後はすっしーさんの「これにて閉廷!」でおしまい。ありがとうございました

重要あると思うんだけどな、音楽家乙女ゲー。

★理想の乙女ゲームを作ろう★




あなたの理想の乙女ゲームを妄想してみましょう。

ゲームに出てくるキャラは、漫画やテレビ番組のキャラでも、実在する俳優さんでも構いません。
ジャンルを統一しても、ひたすら好きな人を集めても…とにかく自由です!


・まず、ゲームのタイトルを教えてください。

→作曲の☆プリンスさまっ♪ (嘘ですすみません)

・そのゲームの攻略対象キャラの名前を全員教えてください。

→ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(メインヒーロー・ツンデレ)
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(無邪気攻)
 フランツ・ペーター・シューベルト(ヤンデレ)
 フレデリック・フランソワ・ショパン(腹黒)
 フランツ・リスト(俺様ナルシ)
 ロベルト・アレクサンダー・シューマン(変人)
  

・攻略対象ではないけれどもゲームに出てくるキャラはいますか?いたら誰か&その人の役割も教えてください。

→アントニオ・サリエリ(モーツァルトの友人)
エマヌエル・シカネーダー(モーツァルトの友人)
カール・ツェルニー(ベートーヴェンの弟子でリストの師)
フェルディナント・リース(ベートーヴェンの弟子)
クララ・ヴィーク(シューマンに恋する女子)
ヨハン・ヴィーク(シューマンの師でクララの父)
ティトゥス・ヴォイチェホフスキ(ショパンの友人)
フェリックス・メンデルスゾーン(ショパン・リスト・シューマンの友人で音楽家)

・そのゲームの設定を教えてください。(舞台となる場所や時代、ヒロインと他のキャラとの関係性など)

→音高生の主人公が何かのキッカケで19世紀ドイツに類似した世界に飛ばされる。攻略対象の音楽家達に弟子入りしピアノや作曲を学びつつ師弟愛やら友情や恋愛のイベントとか起こるファンタジー。
ファンタジーなので特に何年だとか決めてません、攻略キャラ見てもらうとわかる通り世代バラバラなので年齢は特に設定なし。

・一番攻略しやすそうな初心者向けのキャラは誰ですか?また、その理由も教えてください。

→全員やっかいそうだぞ…。モーツァルト・シューマンあたりは最初から好意を向けてくれて友人として主人公を歓迎してくれそう。リストは口説いてきそうだな。ちなみにモーツァルト・シューマンのバッドエンドは死別、リストは出家です(笑)

・逆に、一番攻略が難しそうな上級者向けのキャラは誰ですか?また、その理由も教えてください。

→ずばりメインヒーロー。扱いはやっかいだわすぐキレるわで。しかもサブキャラのツェルニーがベートーヴェンと主人公の好感度が上がるたびに辛辣になりそう。ベートーヴェン自身は1度仲良くなればこちらに尽くすタイプだと思うのですが。

・「このイベントはハズせない」というイベントはありますか?(「修学旅行」など漠然としたものでも、「深夜のオフィスで2人きりで残業」など具体的なものでも)

→ベートーヴェンの創作料理で死にかける
 ベートーヴェンの部屋を掃除する
 モーツァルトから下ネタの手紙が送られてくる
 シューベルトとベートーヴェンの追っかけをする
 ショパンの世話をやく
 リストをストーカー被害から守る
 シューマンの電波発言に付き合う
 …ロクなイベントがないですね。 

・「このキャラにこんなセリフを言わせたい・こんなことをさせたい」というこだわりはありますか?

→「喜劇は終わった」とか「脱帽したまえ天才だ」とか有名な台詞はストーリーに組み込みたいですよね、知ってる人だけがニヤっとできるシーンとして。乙女ゲームでかつファンタジーなので史実は捻じ曲げないと都合悪いかな。ベートーヴェンの耳は聞こえる(ストーリーが進むにつれだんだん悪化していく切な萌え展開でも)モーツァルトとシューマンは独身、とか。ベートーヴェンは仲良くなる前と後での主人公への態度のギャップが激しい、モーツァルトは下品なネタを喋るのを主人公が遮るのがテンプレ、シューベルトと主人公はベートーヴェン厨でストーカー、ショパンは病弱ネタ多し、リストはプレイボーイで甘い台詞を囁く係、シューマンはよくわかりません

・攻略対象キャラそれぞれのエンディングを教えてください。

→全キャラ弟子から恋人に昇格すればベストエンド。

・最後に、このゲームにあなたのお友達キャラとして登場させたい人5人を指名してください。(バトンを回す人)

→ひとり楽しすぎる


回答ありがとうございました!


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