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三次元御剣に異議なし!

「宝塚歌劇宙組公演・ミュージカルロマン逆転裁判3検事マイルズエッジワース」を観てきました!
もともと原作ゲームファン。
1はDVDで、2は東京で観劇済。ヅカにわかファン。
以下すべてがネタバレ

(観劇日は24日15時〜と28日11時〜と千秋楽の計3回。千秋楽後に追記しました)




だからエッジワースに恋愛要素は無理だとあれほど…!!

謎ヒロイン・アリソンちゃんとどう絡むかだけ心配だったのですが、
なんせ時かけちゃったし、そこまで深い関係にはならなったので良かったなとホッとしました。
でも「あれ御剣はこんな気のきいたこと言える子だっけ?」と思いつつ、ともちんの圧倒的ビジュ力の前ではもうどうでもよくなります!
もうエッジワースかっこよすぎて、シリーズ共通のテーマ♪蘇る真実〜をエッジワースがセンターで歌い踊ってるだけでなんか泣いた。
振付もともちんの高身長を生かすダイナミックなものに変更されてて超かっこいいです☆
特にコロスの娘役に囲まれてるとあのヒラヒラお衣装も相俟ってエッジワースだけ別の次元から来た人のよう…。
ほんとに等身大御剣フィギュアが動いているようでした。

(追記:最終日は午前午後どちらもアナウンスの「宙組の、悠未ひろです」の時点で会場から盛大な拍手が)

ストーリーはあらかじめ梅芸の方のパンフレットを入手し見て既に驚いてたので特に何も…なのですが完全初見だと引いてたかも(笑)
ついにやっちゃっいましたね、タイムスリップもの。
こうでもしないとグレゴリー(信パパ)と絡めなくなるからでしょうが、展開が強引すぎますww
いきなり30年前に連れてこられ、最初は動揺するもののすぐに現状を受け入れるエッジワースとラリー。適応力高いな。

(追記:千秋楽でのカチャのアドリブが面白かったです。エッジワースに抱きついてみたり、エッジワースに向かって(半ばともちんに向けて)「まだ成長期かよ!」とか言ってみたり。会場大爆笑でした)

ナイトクラブのシーンでフラメンコを踊るアリソンちゃんが登場します。
ここに妙に既視感を感じていたのですが、その正体がわかりました。
9月に観たのだよ…花組でらんちゃんのフラメンコ…。
ナイトクラブで殺人事件がおき、ナイトクラブのギター奏者が容疑者として逮捕。
エッジワースはアリソンと弁護士事務所に。
その弁護士事務所の弁護士とは!マイルズ・エッジワースの父、グレゴリー・エッジワースその人だったのである!ってそりゃそうですよね。それがやりたかったんだものね。
グレゴリーとアリソンが裁判の打ち合わせをしている間に事務所にかかってきた電話に普通に出ちゃうエッジワースとそれを咎めもしないグレゴリー。おい…。
どうでもいいけど私は今ゆうりちゃんがユリアン少年に見える呪いにかかっているので、弁護士事務所のシーンもだんだんグレゴリーとその養子(14才・美少年)に見えてくるという。
のちのエッジワース夫人になるであろうサラ・ミルブレットの髪色がユリアンに似ているせいだ…。
(追記:グレゴリーのソロ曲がゲームでの御剣信のテーマをもとに作ってあったのが嬉しかったです。そして歌詞がヅカ逆裁1のエッジワースの曲に似てるんです。そんなとこで親子アピール?!とひとりで萌え転がってました)

そのあとの喫茶店のシーンで出てくる、喫茶店の店長?がオバチャンでした。
ゲームファンにはお馴染みの。
例の光線銃(カタカタカタカタカタ)も持ってなりきり度高し。
宝塚にできないコスプレはないのか、いやない。
せっかくいいキャラ出したんだからもっとばんばんエッジワースに絡んで法廷で見当違いの証言したりオトメなオチャメゴコロを発揮してほしかったです。うーん残念。
あと喫茶店でひたすら酒を飲むルビー・トリコという謎の女性。
このあとも何度か登場するのですがいつ見ても大量に酒を飲んでるので、これ伏線か何かかな?とワクワクして見てたら全然そんなことなかったです。
なんだったんだ…?
(追記:千秋楽喫茶店シーンもカチャ絶好調でした。頭にピンクのリボン付けて登場、「あとパフェも食べたーい」とアドリブ、ルビートリコの眼鏡を奪ってかける、2幕では服にもリボンが付いて、ちゃんと確認できなかったのですがブルーのアイシャドウまでのってた気が…。)

そして舞台は裁判所の法廷へ。
ゲーム(逆検)は裁判シーンないけど、こっちは普通にやるみたいです。
前作・前前作にもあった裁判シーンの台詞のめまぐるしさは健在、あの難しい台詞を早口で…すごいなぁ、ちーちゃん1回噛んでたけど。
ここの検事役はたぶんアウチさんをモデルにしたキャラだと思う。
なんやかんやあってエッジワースはこの事件の真相を自分の手で掴むことを誓うのでした。
2幕の殺人事件現場の再現シーンはたぶんぬすみちゃんをイメージしたんだと思う。
ならミクモちゃん出せばよかったのに…は禁句ですね、はい。

エッジワースの過去もフワっと語られるのですが、ほんとにフワっとしすぎて全然伝わらないという。
子エッジとエッジワースとグレゴリーがひたすらコロスに囲まれる。なるほど、わからん。
(追記:と思ったのですがDL6号事件を知っていると、ここはあれを表現したんだなーというのがなんとなくわかります)
ところでヅカ版のエッジワースは子供の頃から既にワインレッドカラーの服にヒラヒラ付けてたんですけど、いったい誰の趣味?両親の服のセンスは普通なのに。
子供にあんなの着せてるなんてエッジワースの両親はとんだファッションモンスターですよ。
エッジワースの服のセンスはてっきりカルマ検事譲りなのかと思っていました(っていうか原作だとそうなりますよね?)

(追記:ルビートリコが酒樽被ってるとこがあるのですが、千秋楽だと酒樽をはずすと頭に「祝・千秋楽」と書かれた紙が。そばでエッジワースとアリソンが真面目な話をしているのでシュールでした)

アリソンと真実を追求することを誓い、エッジワースは検事として法廷へ…って、待った!
ここは30年前の過去の世界ですよ?
なぜ普通に検事席に立てるのか、見知らぬ怪しいヒラヒラに許可を出したのは誰ですか!?
てのは今更つっこむ方が野暮ですね。
弁護士バッジさえ付けてれば(たとえそれがダンボールでも)誰でも弁護士になれる世界ですから、その逆も当たり前のように行われますよ、たぶん。
この国の司法制度はどうなってるんだ…。

最後の法廷ではエッジワースが検事で、もちろん弁護士はグレゴリーです。
御剣親子が同じ法廷に立つというのは、原作ゲームでは絶対に成立しないファンなら見たかったシーンではないでしょうか。
それが三次元で、かつ親子共々美しい方が演じてらっしゃって感動です。
で、エッジワースが法廷で着ていた黒コートを脱ぐと、ポスター画像のあのお衣装が…!
あの可哀相な服はポスターだけだったんや、と思っていた時期が私にもありました…。
だって1幕からずっと前作と同じお衣装だったからあれは着ないもんだとばかり。
何故着替えた!?

事件の真相は驚くほどアッサリというか、半分ハッタリだったんじゃないかというスピード解決。
無事に裁判も終わり、人のいなくなった法廷でひとり歌うエッジワース…を遮って入ってくるタイレル・バッド刑事。
ここはヅカ逆裁1のセルフパロディですよね。
(追記:あとラリーの「これはチャンス!」とか裁判での「2、3分ってとこだな」「またずいぶん早いですね」もそうですよね。今回の1番最初のシーンがまた海辺と星空だったのには笑った。それ好きだな!)
そして法廷に再び姿を現したアリソンと、ハグシーン…。
アリソンが背伸びしてるのがまた可愛いんです。
れーれちゃんも身長低い方でもないのに(160センチくらい+ヒール?)あの身長差!

その後気づくと舞台は再び現代に。
あれ〜夢だったのかなぁと思うエッジワースの服のポケットにはアリソンにもらったバラの花が…。
あらたな決意を胸に故郷へ戻るエッジワースでした。ヅカ逆裁2へ続く。

というのが大まかなストーリーです。
シリーズの中では1番好きかもしれない。
途中ダレることなく(2はどうしても2幕が眠くなるんですよねー)笑いとシリアスのバランスも良く、最後まで突き進んでくれた気がします。

今回も終わったあとにキャスト・客全員で「異議あり!」やるのですが、その説明をしているときのともちんがカミカミww
というのもフィナーレのデュエットダンスが、御剣ヘアーをつぶしてオールバックに黒スーツなので急いで着替えて御剣の髪型作り直してパレード!なのでそりゃあ息切れもするでしょうねと。
お疲れ様です。
「みなさんで異議あり!やります」って説明してるとき、完全に語尾にはぁとまーく付いてました。
ともちん…可愛すぎる…。
(追記:前楽での「異議あり!」の見本はちーちゃんとゆうりちゃん。ともちんが「私の父さんと母さんに〜」って説明しててかわいかった。千秋楽は見本がれーれちゃんとカチャで「異議なし!」。その後カテコで会場総スタオベ、もう一度「異議なし!」やることに。2回目は「異議なし!…ぐっ(ダメージモーション)」まで。あと今回で宙組生として最後の公演となるカチャの挨拶がありました。)



24日にとったチケットがたまたまアフタートークショー付きだったので、もちろんそれも見てきました。
そっちはツイッタに上げたのでコピペと追記。


アフタートークショーは司会がちーちゃんで、その隣からカチャ・ともちん・れーれ・あいちゃん・すっしーさん、でした!

トークショーでもちーちゃんは帽子被ってて、ファンの方が「お顔が見えない!ちー帽子とって…」って言ってたけど、キャラファンとしてはこだわりの帽子を最後まで被ってたのよかったなぁ。たしかに顔見えなかったけれども! 

あいちゃんが喋り出した瞬間、会場が \ザワッ…/ あのヒゲ面からあのかわいい声は反則だろ…なんだあれ…

ポスターとパンフ写真にはないけど、カチャはやっぱりヒゲ付けることにしたんだね。お衣装との兼ね合いで微妙に色を落としてるらしい。つーかあの髪型全部地毛ってマジ…?

ともちんのこだわりポイントはとにかくゲームの御剣と同じ動き!だそうで、前作に引き続きバッチリでしたよ〜!演技や細かい動きなんかは断然悠未エッジワース派。

すっしーさんのヅラinヅラはおさめるのが大変らしい。チリチリヘアー似合ってたので次に観に行くときはオペラグラスで見よう。

ちーちゃんのこだわり、すばやい動きって…ww ゲームのモーションを再現したかったらしいです。ゲームの検事2遊んだのだいぶ前だから信パパの記憶が薄れてて比較できないのが残念…でも、かっこよかった!!

ストップモーション難しいのね。ごめん前作れーれちゃんは半分ふざけてるのかと思ってました

ともちんとれーれちゃんがいちょいちょ(…は、してないけど)してて、そこ!愛を育まない!とつっこまれ。ふたりの身長差すっごい萌えなんですけど…

れーれちゃんのパレード衣装が布多くて大変だから裾を直してあげるあいちゃん…いいぞ、もっとやれ(?)

東京からアリソンのパレードのお衣装変わったそうです。

抽選会で当てた席を発表するとき、あいちゃん最初は素で言ってたんだけど「バット刑事で!」と言われ作中キャラにチェンジ。その変化とギャップ、すごいです

チケット半券を5枚持つともちんを手伝おうとして結局グダるカチャとれーれちゃんww

トークショーの最後の最後で噛んでカチャに突っ込まれて「あなたに言われたくない…」と返すちーちゃん…

最後はすっしーさんの「これにて閉廷!」でおしまい。ありがとうございました

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