瞬きの時を越えて

言わずと知れた石田三成の出生地であります。

長浜駅前（長浜城とは反対の出口）のバスに乗って30分から45分程。到着した石田の地は閑静な住宅街でした。住宅街？ うん多分。家あったし（自己確認）
バス停すぐに『石田三成屋敷跡』の石碑を発見。佐吉が秀吉に茶を渡すモチーフらしきものもありました。（このモチーフを使用した史跡巡りの素敵なサイト様があったのに今はどこにいかれたのかな←余談）

さて次は、と見回すと向かいに酒屋さん発見。試しに入ってみると、売っていました。日本酒『石田三成』！！
でも移動手段がバス＋電車＋自転車だったので断念。
何かないかと歩いてみると、所々に三成と関係する方の名前と説明がありました。確認した分だけだと、三成、左近、長束、秀吉、三成兄、三成父、大谷さん等。

小さいながらも史料館らしきものがあったのですが、小心故に開けて下さいとは言えず（言いなよ）三成の銅像と山と並びが異なる『大一大万大吉』の石碑を眺めてました。あと小さい山に登ってみたり。熊出没注意の看板があるのに何故かおっかなびっくり登りました。無事でしたよ。

北風の強い中（※二月下旬）の一人観光だった為、あまりの寒さにその辺りで終了。暖をとるにもコンビニがないので、たまに自販機で温かい物を買いつつ帰りのバス停順に歩いて帰りました。

結論としては、石田町は目的として行くよりも長浜に来た時に立ち寄るくらいがいいかも。移動手段（自転車や車）がないとちょっと億劫かもしれません。

2007.2.28

二月中旬ということもあり駅を出ると、

吹雪いてました。

寒い。雪降りすぎ（余談ですが今『ゆき』ってうったら『幸村』って真っ先に出てきました←心底どうでもいい）

晴れていたら金ヶ崎城（別名：敦賀城）跡まで行きたいなあなんて考えていた自分をあっさりと討ち滅ぼしました。寒いし雪だし。無念…なんて考えてたら運よく親切なタクシーのおっちゃんに出会いまして。タクシーの中からですが色々と連れて行ってもらいました！
金崎宮の入口（金ヶ崎城跡にも繋がってる。多分）や蒲鉾工場、日本海が見える松原や赤レンガ倉庫、水戸藩が自害した倉、大谷さんの墓があるお寺…。
遠くからタクシー内で写メるだけでしたがまずは満足（島津？）
本当言うなら墓をお参りして城跡の方も登りたかったのですが、あまり我が儘を言うのも申し訳なかったのでまた今度一人で行ってみようと思います。目的は敦賀の城跡と大谷さんの墓参り。

そうそう以前長浜城で『石田三成の盟友』を期間限定で展示していた際、大谷さんが金と昆布千本を受け取った時の文が展示してありました。昆布千本―？！
とか思ってましたが、敦賀に来て納得。敦賀は昆布の名産地だそうで。名産ならばそれ程の昆布もあるのでしょう。そしてどうやって千本も消費したんだろ。だしとか煮物とか酢昆布とか。…酢昆布を食べる大谷さん…想像出来ない。

敦賀では『吉継』という酒を使用した『吉継ゼリー』を二日目に買い求めました。土産なので人にあげましたが今度は自分で食べてみよう。
ご覧になられている方ももし機会があればどうぞ。

2007.2.15〜16