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憧れのルームシェア

晴れて交際することになった翔太くんと念願だったルームシェアをすることになった。
家事やその他の雑務は、もちろん当番制だ。

私はこの日、担当の仕事の洗濯物の片付けをしていた。

「なぁ、オレの洗濯物ってそこに紛れてないか?」

「えっ? 翔太くんの洗濯物は全部渡したはずなんだけど」

そう、畳み終えた洗濯物は必ずその人に渡すことにしているのだ。

「いや、あの中にはなかったんだ」

私はその場にあったお揃いのティッシュケースを差し出した。

「ひょっとして、コレのことかな?」

「ううん、違う。あっ、もしかして…」

すると、翔太くんは何かを思いついたらしく、先ほど畳んだタオルの山を探った。

「あった、良かった!」

翔太くんの手には長さ2mほどの手ぬぐいが握られていた。
その表情は、まるで大切な宝物が戻ってきたような安心しきったものだった。

だけど何の変哲もない、しいて言えば長さのある手ぬぐいにどうしてそんなに執着するのだろう?

「翔太くん、手ぬぐいなんかどうしたの?」

「手ぬぐいじゃないよ。コレは龍馬さんからもらった褌なんだ。
幕末にいた時に使っていた褌の感触が、どうしても忘れられなくてね」

そ、そうだったんだ。

確かに褌といえば、幕末時代に翔太くんの最も身近にあったものだもんね。
ましてや、それが龍馬さんからの贈り物となると、手放せないよね。


fin.

◎あとがき

さて、褌担当の七瑚が送る、担当の褌ネタですよ←

とはいっても、これは大人組にあるホストスレに載せたお話なんですけどねww
だから、心当たりのある方はたくさんいるはず。
大人組に参加されてない方にも楽しんでいただけたらな…と思い、こちらにも保存させていただきました。

実は、褌ネタは足りない私の頭から頑張って捻出した苦肉の策だったんです。
そしたら、意外と好評で(だと信じたい)

そして、今に至りますww

確かに、褌が絡むと翔太くんが二割増しで可愛く感じる希ガスww
夜明組好きにはたまらない展開になりました。

夜明組、マジで好きです(腐的な意味でも)

『深愛』

今回は、とある名曲の世界観を借りてお話を書いてみました。

映像の運営の関係で、今回は薄桜鬼のMADを使わせていただきましたww

動画は、こちらから⇒

それでは、曲の世界観を照らし合わせながら読んでください。


* * * *

『今日は一段と冷え込み、東京では雪が降るでしょう――』



賑やかな街を歩くと、天気予報のアナウンスが耳に届く。

あの修学旅行から、初めての冬を迎えた。
街中に溢れているのは温かい色のイルミネーションに、すれ違う人たちの楽しそうな笑い声。

こんな時、思い出してしまうのは彼との思い出。
どんな時もどこにいる時でも、そばにいてくれた優しい存在。

だから、近過ぎて気付けなかった。

繋いだ手の温もりも
描いた未来を語り合うひとときも

永遠に続くものだと信じていた。
失って初めて、その全てが大切だということに気付いたんだ。

この場所で、当たり前のように言葉を交わして、笑い合っていたはずなのに。
それさえも、ふたりだけの秘密になってしまった。

約束していたはずの未来は、どこで行き違ったのかな。

たった一人の存在がいないだけで、今までと大して変わらないはずの冬が、こんなにも酷く冷たく感じる。
かじかむ手を気遣って、彼が贈ってくれた手袋でさえも、心まで温めてくれはしない。

すると、頬に冷たいものが掠める。

見上げてみると深い青色の空と厚い雲。
そして、ひらひらと舞い降りる街灯に照らされた雪。

それがまるで、泣いているように見えて……。

『○○、ごめんな』

彼の声が聞こえたような気がした。

触れるたびに形を変えて溶けていくひとひらの結晶は、行き場のない疑問符のようで。
どんなに伝えたくても、決して届くことはない。

もし、許される願いがあるのなら、伝えたい。
心に秘めていた、言葉にできなかった想い。

それは、終わることなく続いていく


『深愛』

fin.


◎あとがき

えっと…。
お粗末様でした。

久しぶりすぎて、お話の書き方を忘れてしまったみたいです(汗

今回選んだのは、水樹奈々さんの『深愛』という曲です。
この曲、私にとっての艶が〜るテーマソングなんです。

とはいっても、かなりピンポイントなのですがww

お気づきの方は何人かいらっしゃると思いますが、曲の世界観が翔太くんの花エンドに被るんです。

届けたくても届けられなかった想い
未来に繋がる永遠の約束

そのどれをとっても、翔太くんの花エンドにピッタリと当てはまる気がするのです。

しかも、初めてこのエンドを迎えた時に聴いていたのがこの曲…。
そのせいか、『深愛』聴くとたまに涙腺が緩んでしまいますww

この素晴らしい曲の世界観を損なっていないかどうか、かなり不安ではありますが(焦)
いつか、この曲を背景に翔太くんの花エンドストーリーを書いてみようという自己満足が叶ったので満足です←

ここまで読んでくださいまして、ありがとうございました。

六花 〜rikka〜

○○漁法?

今日は土用の丑の日。
街中がうなぎを焼く香ばしい匂いでいっぱいだ。

そんな私も、龍馬さんたちに誘われてうなぎを食べに行くところだ。
美味しいうなぎが手に入ったとのことで、ご馳走してくれることになったのだ。

待ち合わせの場所である宿に着き、女将さんに龍馬さんたちがいる部屋に案内してもらった。

「そうじゃ、翔太。次は肩にかけた方を腰元に捻り込むんじゃ」

「こ、こうですか?」

「いかん、緩んでしもうた。
締め付けが足りんかったみたいじゃな」

どうやら、着物の着付けをしているみたい。
話の流れからして帯の締め付けをしているみたいだし、私も手伝った方がいいよね。

「お邪魔します。翔太くん、手伝……きゃあ!」

襖を開けた先には、ほぼ全裸状態の翔太くんがいた。
そして、そこには思いっきり目を見開いた龍馬さんもいる。

私は慌てて回れ右をした。

「お、お前、どうしてそこにいるんだ?」

「どうして、って…女将さんに連れてきていただいたの。
そしたら、着付けに手間取っていたみたいだし……。
私も手伝った方がいいかな、と思ったら、ま、まさか」

翔太くんがそんな格好をしてたなんて!

先ほどの翔太くんの姿が頭にチラついて仕方ない。
きっと、私は耳まで真っ赤になっていると思う。

「もういいぞ、せっかくだから入りなよ」

しばらくして、翔太くんに部屋に入るように促された。
私はぎこちない足取りで部屋に入った。

「念のために言っておくけど、誤解されることはしてないぞ」

部屋に入ると、開口一番にそう言われた。

「えっ、誤解って?」

「さっき、龍馬さんの前で素っ裸になっていたことだよ!
別に、怪しいことなんてしてないからな!」

翔太くんはちらりと龍馬さんを見やる。

「あぁ、そうじゃぞ。
わしらは、断じてそういうことをしてたわけがやない」

龍馬さんも慌てて弁明をしはじめた。

「そういうこと?」

きょとんと小首を傾げていると、翔太くんはガシガシと頭をかいた。

「あ〜もう! 褌を替えてたんだよ!」

「えっ? ふ、ふんど……。
それって、誰かの手助けがないと締められないものなの?」

「そうじゃないんだけど…」

そう言うと、翔太くんは力なくうな垂れてしまった。
すると、龍馬さんは困ったような笑みを浮かべて説明してくれた。

「翔太が先程締めちょったのは六尺褌じゃ。
今まで使っちょったのが越中褌じゃったということもあってな、慣れん褌を締めるがやき手間取っちょったんだ」

「へぇ〜、そうだったんですね…。
でも、どうして褌の種類を変えようとしたの?」

そう聞いてみたが、女の私には褌のことなんてよくわからない。

「○○、今日は何の日か知っちゅうよな?」

「土用の丑…の日ですよね?」

「そうじゃ。昨日は翔太とうなぎを捕まえに行ったがちや。
翔太らぁてな、おまんに美味しいうなぎを食べさせちゃるんじゃって、こじゃんと張り切っちょったんじゃよ」

「そうだったんだ。
翔太くん、私のためにありがとう!」

私のことを想ってうなぎを捕まえてくれた、翔太くんの気持ちが素直に嬉しい。

しかし、うなぎと褌なんてどこに関連性があるのだろう。
それを不思議に思っていると、龍馬さんはさらに補足してくれた。

「けんど、そのうなぎが曲者でな。
翔太の褌の隙間に潜り込んで大変じゃったがだ」

そうか、うなぎはより狭いところを求めて、そこに潜り込む習性があったんだっけ。
下着の中にうなぎが潜り込まれるところを想像すると、確かにそれは気持ち良いものではない。

「翔太くん、災難だったね」

「その教訓をふまえて、六尺褌も締めてみようと思ったがちゃな、翔太」

翔太くんは何も言わず、真っ赤な顔でコクコクと頷いた。

「それにしても、あん時の翔太は可愛かったのう。
こう、目を潤ませて…。
『ひゃぁ…ん、龍馬さ…ん、た、助けてぇ』
と、助けを乞う仕草はたまらんかったぜよ」

「龍馬さん、余計なことをコイツに吹き込むのはやめてくれませんか!」

身体をくねらせてマネをする龍馬さんに、翔太くんが飛び掛った。
龍馬さんはそれをあっさりとかわしてしまう。

そんな二人のやりとりを眺めていると、襖が開く気配がした。
そこには、うなぎ料理を乗せたお盆を持った女将さんがいた。

「さぁ、お待たせしました。
あんさん方が捕まえはったうなぎどすえ」

うなぎの白焼、肝吸いなど、女将さんは丁寧に料理の中身を教えてくれた。
目の前に配膳されたうなぎ料理はどれも美味しそうだった。

「わぁ! 私、こんなにたくさんうなぎ料理があるなんて初めて知りました。
どれも豪華で、本当に美味しそう!」

「ほうか、○○が喜ぶ顔が見れてわしは嬉しいぜよ。
さて、女将さん特製のうなぎ料理をいただこうかのう。
ここの女将さんの料理はどれも絶品なんじゃ」

「それは、楽しみですね。いただきます!」

皆、各々の料理に箸をつけようとする。
だけど、翔太くんだけは箸を持たず、ただ料理を見ているだけだった。

「どうしたの、翔太くん。
そんな怖い顔して料理なんて見ちゃって」

私達が何度も呼んでも翔太くんは反応を示さない。
そして、ようやく気づいた翔太くんは重い口を開いた。




「なぁ、この中にオレの褌の中に潜り込んだうなぎもあるんだよな」


fin.

◎あとがき
えっと…お粗末さまでした←
タイムリーなお話を書くつもりが、どこでそうなったのかお決まりの褌ネタになってしまいました(汗)
そして本当にごめんよ、翔太くん(ノДT)

さて、今回は土用の丑ネタでしたが、皆様はうなぎは召し上がりましたでしょうか?
うなぎが食卓に上がると、夏真っ盛りなんだなぁ…、としみじみそう思いますよね。
今も昔も、夏バテの季節になると恋しくなるのがうなぎだったりします。
ところが、最近の私はうなぎの高騰にビビりまくっております。
牛丼屋でも手軽にうなぎが食べられるようになったとはいえ、毎年約100円値上げされているんですよね。

だけど、私はめげませんよ。
今年は艶が〜るがある。
そして、褌があるから←

※艶が〜るは健全な恋愛シュミレーションゲームであり、褌という単語は本編でもイベントでも一切出てくることはありません!

もうね、最早褌担当になりかけてますよ、私。
ホストスレでも艶斜でも、他のグルっぽでも。
褌言い過ぎですよね、私。

ありがたいことに、お誕生日にいただいたイラストや小説の褌率の高いことww

だけどさ、あんな美麗な男性の褌姿なんて、想像するだけでもキュン死しそうになりませんか?

あぁ、こんなこと言うから変態度が上がるんだろうなww


龍馬さんの褌が欲しい

とか

龍馬さんは六尺褌がお似合い

とか


龍馬さんは尻がキュッと締まっていて形がキレイ

とか

龍馬さんの尻をまさぐりたい

とか




って、ろくなこと言ってねぇ〜〜〜〜Σ( ̄□ ̄;)


こんなこと、リアルな友人には口が裂けても言えないわ!!

ほにーず&ショータン党の皆様、私の頭の中はこんなものです。
変態でサーセンww

まぁ、こんな変態ですが、今後ともよろしくお願いします←

それでは皆様、夏バテにはお気をつけて。
それでは、良いふんd夏をお過ごしくださいませ

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