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ひま

暇です.

平日の事務所.
みんな忙しく働いてる中で,
私一人ぼわ〜ん...

勝手に私を担当扱いしてあれこれと仕事を持ってきてた先生は,
担当替えの噂を聞いてそそくさと手を退いてくれちゃいました.
担当が替わって,
半端で放り出されるのを危惧しているのだとはわかりますが.
そもそも私,
先生の担当じゃないし?
担当替えで私がに専任になることはないにしても,
他の事務員さんが付いてくれるわけでもないのでは?
債務整理部ということで,
私に他の先生の仕事が回ってくることは考えられますが,
件の先生の仕事から一切離れることはないような気が...

というか,
先生が半端に担当扱いしてくれちゃったせいで,
他の先生や事務員さんからの仕事が入らなくなってしまったんですが.

どうしてくれる!

「縁さん暇なんですか?」

おうよ,
誰のせいだ!!

「僕メチャクチャ忙しいですよ」

知 る か よ 

「どうコキ使ったらいいのかな...」

 

「何考えてるんですか?(にっこり)」

「別に何も」

だろうな!!

本当にどうしてくれようか...
その体毛が嫌だと言ってしまおうか......



内心荒れ模様の帰り途で,
ホテルの方のバイト先からの着信に気が付きました.
折り返してみると,
明日人が足りないから事務所の後でも来てほしいとのこと.
心がなんだかちょっと救われました...

私の1週間

げつようび

初めて一人で外回りに出ました.
午前中の行き先は銀行・法テラス・郵便局・弁護士会とスムーズに進み,
と言っても出発までに時間がかかって,
銀行に預けた通帳類は午後に取りに行くことになりましたが,
昼休み前に戻れました.
いつもは相談室をひとつ借り切って食後の昼寝にシケ込むのですが,
相談室の鍵を忘れた私に寝場所はありません.
久々に休憩室で先輩事務員さんたちと一緒に食べました.


事務所の弁護士先生方は,
私から見ても変だと思うぐらい多分に個性的です.
事務員さんたちはどの先生の何処が如何様に変かと言うのを的確に突いて暴きます.
面白すぎてハラワタが捩れる...

腹拵えをして一頻り笑って,
さて通帳類を迎えに銀行へ.
大量に抱えて戻って皆さんに配って,
合間を縫って食い込む先生からの仕事を捌き,
午後の外回りへ.
行ってきます!
と威勢良く出掛けて,
裁判所に向かう道すがら,
はたと気づきました.
はんこ忘れた!!!
弁護士先生方の職員は,
午後の外回りのマストアイテムです.
慌てて事務所に戻りました.

改めて出発.
どの書類を何処へ?
わかりません(´∀`)
いや,
地裁とか家裁とか,
大まかなくくりはわかりますよ?
でもその中のどこ...?
こう言うときは,
行き当たりばったりでその場の書記官に聞きまくる!
それが私の鉄則です.
ま,
この日は大した課題もなく,
スムーズに事務所に帰れました.
ここで面倒なのが,
持ち帰った書類の仕分けです.
事務所の弁護士は9人!
各々に分けて,
逐一記録しなければいけないのです.
そこで邪魔をしてくる弁護士約1名.
今必死なんだよ話しかけんなや!
その先生の分の仕分けは終わってたので,
それを持たせてあしらおうとしたのですが...
持ってかないし
ひやかしかよ

そんな感じで外回りは終わりました.
疲れたので残業しないで帰りました.

かようび

午前中は暇でした.
午後は受付で,
そんなときに先生は次々と仕事を持ってきます.
何故午前中に言わんのじゃ
おかげで忙しい受付でした.

すいようび

ひま〜でした.
欠伸しながら電話をつなぎ,
先生からのどうってことない仕事を適当に片付けてました.
そんな夕方.
事務所の大ボス先生が,
倒れて救急車で運ばれました.
事務所を震撼させる事件でした.
私は,
現実感がなくて,
ふわふわした夢見心地のまま,
帰って寝ました.

もくようび

寝て起きても,
前日のことは夢にはなりませんでした.
出勤して聞こえてきた先輩方の話題は,
やはり大ボス先生のこと.

幸い,
命に別状はありませんでした.

ホッとしたのも束の間.

先日申立した破産事件について,
裁判所からの突っ込みが来ました.
「これについてお客さんに訊いてください」
早速電話しました.
時間差で3度トライして,
やっとつながりました.
聞いた内容を先生に報告すると,
「じゃ報告書作ってください」
は?
早速書式はもらいましたが,
手本はありません.
何書いたらいいの!?

手探りで書いたものは,
内容の前に書き方で没でした(泣)
「今日はもう上がっていいですよ」
って,
それ先生が決めることじゃないから!
でも疲れたので帰りました...

きんようび

事件記録をよ〜く見ると,
確かに気になることがちらほら.

先生に書き方を直されながらやっと書き終えた頃,
新たな事実発覚!?
みたいな.
書き直しです.
報告書だけじゃなく,
あれとこれも書き直しです.
あはは...

発覚した新事実のため,
ついにサラ金へ電話をかけることになりました.
かけて出た担当のおばはんは態度が頑なで,
非協力的なことこの上ありません.
こちらは履歴の開示をして欲しいだけなのに(泣)
手こずっているのを見かねた先生が自分に回せと言ってくれたので,
すかさずバトンタッチ.
やっぱりサラ金は,
電話の応対もロクでもないのか...
しかし電話を終えた先生によると,
あのおばはんはサラ金の態度の中でも最低の部類だそうで.
いきなり地雷を踏んだようです.
どうしてそんなのばかり当たるの...(泣)

そんな感じでいろいろ書き直し,
改めて報告書の修正へ.
ある程度書いて煮詰まっていたら,
とっくに定時を過ぎてしまったので,
帰ろうかと.
思った矢先に内線が鳴りました.
なんじゃあ!?
内線をかけることは多々あれど,
かかってくることは滅多にありません.
嫌な予感が...

案の定,
相談室から先生の呼び出しでした.
時間外だから帰ってるかも,
なんて思わないんでしょうか?
残業手当の存在を教えたのが不味かった??
まぁ,出てしまったので相談室に急行せざるを得ません.
行ってみるとなんのことはなく,
新しいお客さんに渡す書類の作成を頼まれただけでした.
執務室でせっせとコピーしていると,
他の事務員さんたちが色々気遣ってくれます.
「休日ないのに残業して大丈夫?」
「大変だったら手伝うからね」
ありがとうございます.
「近寄らないでアービィ!って言っちゃえ言っちゃえ」
ん?
取りあえず,
次に頼まれるであろう書類の準備をして帰りました.

どようび

10時間以上のやっと満足のいく睡眠を取り,
ぼんやりとホテルのレストランに出勤です.
ランチの途中からの参戦なので,
いつも忙しさの波に乗れません.
むしろ乗らずに好きなことしてるのが常です.
インカムないから指示も聞こえないし♪
しかしこの日は待ち構えていた上司に即座にインカムを渡され,
エリアに固定...
うわぁん(ToT)
夜はカウンターでドリンク担当でした.
合間を縫ってあちこちチェックすると,
非常に汚い.
誰も掃除しないの!?
出来ることなら手ずから綺麗にしたかったのですが,
そこは腐っても土曜日.
一気には来なくてオーダーが途切れません.
補充作業などは後回しになってしまいました.
終業後自分は補充と片付けに専念し,
床掃除は他のバイトちゃんと新入社員君にお任せ.
していたら,
チーフの横暴でやめさせられました.
まだ半分も終わってないのに!
自分が早く帰りたいからって!!
本当に勝手な人です.
こちらも為すすべなく従う他ありません.
最低...
そんな愚痴を居酒屋で吐きながら飲んで帰りました.

にちようび

出勤してみたら,
ホールがお祭り騒ぎでした.
上の階のレストランが婚礼で貸しきりになり,
客が流れてきていたようなのです.
そして薄い人員配置に直撃.
貸し切りのことなんてずっと前からわかってたのに,
配員の強化もしないで強行突破しようとしたようです.
なんて愚かな...
仕方がないので,
時間より大分早く出動しました.
程なくして店内は落ち着き,
平和ないつもの店になりました.
この夜もカウンターだったので,
狙い通りあちこち掃除できましたが,
同時に呆れてしまいました.
暇な夜でしたが,
平日はこれより数段暇なはず.
なぜこんなにも汚れが放置されてるの??
暇なときこそやれよ!
そういう細かいことに気がつく先輩方がいなくなってしまった打撃を改めて実感しました.
さらに腹の立つことに,
昨日無理矢理掃除を終わらせたチーフは,
自分がラストの居残りではなくなったとたん,
昨日の残りに加えてこの日やらなくてもいい掃除まで言い付けるのです.
最悪.
もう,
自分でやればいい.
本当に腹立たしいことこの上ない夜でした.

そして,
げつようび
に戻る.





唐突ですが,
店に研修に来ている新入社員君,
どうも感じが悪いです.
新卒君.
従食で開口一番に,
「ここって大学出た人いないんですか?」
は?
なにそれ.
高卒の先輩や上司をバカにしてる??
一瞬で話をする気が失せました.
高学歴のバカよりずっと頭がよくてデキるサービスのプロが犇めく中で,
なんて浅はかな...
(自分も世間では高学歴カテゴリーに入ることはこの際棚上げ)
しかも食べた食器を下げない,
その常識のなさ.
あんなのがこの就職氷河期における戦いの勝者かと思うと,
悲しくなってきます.
何様のつもりだろうか?
学歴を自慢したいなら,
バイトにうじゃうじゃいる国立大生と張り合ってみるがいいさ.
彼が研修後にうちの店に正式配属されないよう祈るばかりです.

ハズレ過ぎてある意味アタリ

週末はホテルのレストラン勤務な私.
忙しい土日に確保できる猫の手なので,
一応契約は続いています.

そう,
土日は忙しいのです.
その上今週末は,
KY(死語でもなんでも本当にそうなの!)な客に翻弄されました(泣)

土曜日.

予約件数が少なくても,
油断してはいけません.
フリーのゲストがわさわさ入ってきます.
そんな中,
ご予約のお客様登場.
親子三人仲睦まじく,
食事は進みます.

しかし,
デザートを前にしてお父さんが席をたちました.
30分経っても戻らないと思ったら,
トイレの前で電話中.
深刻そうです.

そうしている内に,
お母さんは気分が悪いと言ってロビーのソファへ.
やたら水を飲んでいましたが,
ワインにやられていたようです.

取り残された子供一人.
ひたすらゲームをしています.

さて,
どうしたものか?

実はこのお客様,
記念日を2つ合わせたお祝いのご予約で,
記念撮影もご希望だったのです.

...こんな状況で?

一家プチ離散の中に「おめでとうございます」のプレート付けたデザートを持っていくなんてそんなKYなことできません.

取り残されてかわいそうな子供に,
普通のデザートを先出ししました.
子供はもくもくと食べ,
挙句椅子を並べて横になってしまいました.

切ない...

様子を見に行ったチーフによると,
お父さんは勤め先と労使交渉中.
お母さんは貧血で倒れて応接室へ.

ボロボロやん...(泣)

その後,
やっと戻ったお父さんと起きた子供で残りのデザートを平らげて帰りました.

しかしお母さん,
応接室から動きません.
ラストは3人しかスタッフいなかったのに,
その内のチーフがお母さんのケアに取られ,
ホールの閉めは2人に.
結局,
終わったのは23:00でした...

行きつけの居酒屋でのんびり腹ごしらえをして帰り,
就寝.

日曜日.

予約も少なく,
フリーに多少追われましたが余裕で終われそうだった21:20.

オーダーストップ10分前にとんだダークホースが.

親子4人連れで,
フードオーダー11品!
キッキンには2人しかおらず,
実際料理ができるのは1人のみ.

「バッカじゃねーの!?」

そらキッチンさんも飛び上がりますよね.

鼻血まで出しながら必死で頑張ってくださいました(´∀`)

閉店時刻を40分過ぎ,
チーフの声かけでやっと帰ったKY一家.
床磨きをはじめても動じないその図太さは見上げたものです.

終業後,
「縁,あの家族の顔忘れるなよ...」
ええ!
忘れません!!
チーフも相当キていたようです.
そんなチーフに,
ケーキ食べたいなんて言えない!
ので,
こっそり勝手に食べることにしました.
同じバイトさんと2人で5個食べました
ソムリエさんに飲んでいいワインを教えてもらい,
残り半分の白ボトルを空けました

それにしても,
あの家族は要注意だ...

この人やってみますか

そう言って弁護士先生が持ってきたファイル.
見ると,
債務整理のお客さんの出来立てホヤホヤ依頼人ファイルでした.



破産の申立を一人でやれって?

無理だから!

「いつかはやらなきゃいけないんですよ」

そりゃそうだけど!
早すぎる!!

だって私,
4月15日でやっと事務員歴3ヵ月ですよ?
まだ這い這いどころかお座りもできないんですよ?
いきなり立って歩けってんな無茶な!!!
(´д`|||)

とりあえず今回は見逃してもらいました.
でも,
近い内にまた来るだろうな...

一人で放り出す前に,
一人のお客さんの初回相談から申立が通るまでの一連を見せてください......(泣)










あ!

エイプリルフール?

先生ったら冗談キッツイなぁ〜(´∀`)

・・・・・・

なわけないのは百も承知ですけど,
そう思っていたいのですよ...
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