時間よ、時間、時間よ
僕はどうなってしまうのかわかるかい
自分の可能性を探そうと見回している間に
自分を満足させるのは難しかった
でも周りを見回してごらん、木の葉は茶色に変わり
そして空は冬のかすんだ灰色さ

下流の川岸の方から
救世軍の音楽隊の音が聞こえるかい
君が思っていたよりも良い状況だと思うよ
自分の手でチャンスをつかむんだ
周りを見回してごらん、今や木の葉は茶色く色づき
そして空は冬のかすんだ灰色さ

友よ、君は希望を見失わないように
言うのは簡単だけど、でももし君の希望が失せても
平気なふりをしな
そうすれば、また希望を立て直すことができるさ
周りを見回してごらん、草木の背は伸び
田畑は実り、まさに人生の春さ

あー、季節は景色とともに変わっていくよ
時間のつづれ織りを紡ぐように
都合の良い時にいつでも立ち止まって、僕を思い出しておくれ
僕の記憶はスキップしてしまう
未公開の詩の原稿をながめながら
ウォッカやライムを飲みながら

でも周りを見回してごらん、木の葉は茶色に変わり
そして空は冬のかすんだ灰色さ
周りを見回してごらん、木の葉は茶色に変わり
地面は雪の解けた跡が見えるよ


サイモン&ガーファンクル 冬の散歩道
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