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思想瞑想夢幻

昔の夢を見ていた。

ゆるりと遠ざかる熱情にも気付かずに、夢を見ていた。


どうか無くならないでと願うことはとても安易なことですが、優しい涙は偽物なのでしょう。優しさ、とは自分にとって都合の良いように動かしやすいから易しい、とも言えるようで。自分が優しくあることは、とても難しい。

過去を思っては涙を流したり、大切なひとに虫がたかるのが、傷つくのが許せないのは優しさなんてものではなく、自己満足と己の欲の為なのだなあと、とても人間的。

遠くにある夢は、いつか私に近づいてくれるのだろうか。

割れてしまったんだろう

言葉、言葉、言葉。

ばらして、文字の羅列。


新しいことを知るたびに、古いものは欠落してゆくものか?
問うだろう。
答えはないだろう。

茹だる夏の日に見る夢は正夢になるのでしょうか。

鉄の甘さは私を癒すのでしょうか。

キーボードはひとりでに紡ぐでしょうか。


そんなことあるわけもないですが、下腹部に宿る違和感は喉までせり上がってくるでしょう。平和も幸福も幻想だから。幸福論に希望観測は無いから。

今日も変わらぬ夜です、それでもいつもよりは悲しい夜です。

シンデレラ。

強くなれるのかと試されているんだろう。

なにも無い部屋で、喪失感だけ静かに残った。音が無い恐怖というのは久しぶりのことで、私に対して、こんなにも親しみのない部屋だっただろうかと見渡しては溜め息が出る。欠落の殺し方とは良く言ったもので、やり場のない殺意。こころの奥にある好意。

乱暴なほどに愛したいんじゃなかったのか。

どうして気付くことが出来ただろうか、目が回る。

午前0時を待つような日々、シンデレラにはなれやしないけど。

泣いてる私を残して

変化が怖い、と泣いていてね。

なんだか、変わっているようで変わっている、気がつかないほどのことを、じっと追っているようなものなのかもしれないと思った。市松模様に沈んだものに目をやれば、終わりが横たわっている。救いなのかどうなのかも分からないまま、縋り付くしかないような。居心地の良い、悪い、夢のような、遠い過去のことの様な。逃がしてくれるなにかがあったら、此処から居なくなるのか?

抜け出したい、と思いながらも、このまま堕ちて這い上がれなくなれば何処にも行かなくて良いような、それはとても楽な気がして。

頭が痛くて、視界は常にぼんやりとしている。
自身の意思に関係なく、時間は進んでいく。

明日が来るのが怖い。

道化師は二度笑う

「自殺願望があるんです」

なんて、叫び散らすものでは無くて。心の奥底にしまっておいたら良い。そうやって世間に晒して低俗なものにするから虚しくなって叫び散らしたくなって、どうせ死なないのになんて。

願望なんてものなら、隠しておけ。

恥ずかしいことこの上ないだろう?死にたいのに生きているなんてことは。



抱えながら生きている、秘密を、傷を。抱えながら、それに浸りながら生きている。イタイ人種?結構なことだ。醜態を晒しながら生きるよりもずっと気持ち好い。自慰だろうと構わない。

傷跡を晒して観衆を喜ばせて、その綻びを縫うのも自分か?
出来損ないの道化師は、涙も流せないんだろう。