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終幕。

一年も今日でおしまいですね。

思えば、良くも悪くもたくさんのひとに、たくさんのことに関わった一年だった気がします。息も絶え絶えになんとか年末へ。死んだように生きていたり、目的を見失ったり、喪失の多い年でしたが、同じように得たものにきちんと目を向けていられるように在りたい。

こんなことを繰り返しながら、毎年を終える。

密室に居るのと同じように僕の世界は狭いので、そのなかで上手く生きていこうとする。


出会いと別れは同じように、当たり前のように繰り返されるのです。

今年出会った皆様に感謝を。

今年もお世話になった皆様に感謝を。



来年にまた会いましょう。

赤いプレゼント。

メリークリスマス。

サンタが運んでくるのは、幸福ですか?


いつから信じなくなったのだろう、と思う。
いつから、誰かから贈られる幸福だけに目を向けるようになったのだろう。

自分で送り届けたのはいつの話?

どこに行ってもキラキラしていて、昔はイルミネーションが怖かった。
綺麗だ、と思える今は、変わったのだと思うと悲しくなる


止まらない変化を今年も繰り返して。
世界も、終わらなくて。


今年が終わるね。

始まらない終わりを。

裏切りの不快さが体に染み付いている。

どこにもないものを信じている。目には見えないものが本当だと分かっている。
排水口に詰まった懺悔を眺めて、変わっていってしまうのを受け入れないといけないの?善し悪しも分からないまま、流れに飲み込まれて。誰の代わりでもないと叫んでも、赤い目をしてこちらを見るの、だあれ?

世界の終わりを見たかった。
期待する価値のない今日は来て、何食わぬ顔して世界は回る。

償いは必要ない。

君の首を絞める夢を見たんだ

笑わない、夢を見る。遠ざかっていくのを眺めるだけで、体は水に沈むばかりで。どちらも心にナイフを刺したまま。無責任な終わりを望んだ。冷たく濁る水面に、もう私は写っていない。

盲信 感情 迷路 落ちた。

破かれる白紙のページを抱えてどうするつもりだったのだろう。問に答えなんて無いし、問いかけるひとだって居なくて。たったひとつの信じられるものを手にして生きることが、どうして出来ない。

無くなるのなら最初から要らないの。
得られるものがあるよなんて綺麗事は聞きたくない。

ジェイルオルタナティブ。

私は誰の代用品?

空っぽのままの宝箱

見えない冬が来た。終わりの見える12月。

白くなる空気の中で色んな事がすり抜けてゆく悲しい季節だから、一番綺麗でね。見えなくなるのは素敵でしょう、目を逸らせるのは都合が良いでしょう、元には戻れないと知ってもそれを選んできたんだろう。


宇宙が落ちてくる。

真っ黒の穴が開いて、空に落ちてゆく。

牛乳飲んだところで強くなんてなれないし漂白剤流し込んだところで綺麗になんてなれるはずも無いから忘れるのです。都合の良いヒトとして、知らん顔するのです。

楽しい事なんてなにひとつありはしないんだよ。

切り捨てられるものを捨てて、泥濘に沈む。
一番だけ抱えて沈んで、沈んで、そのままで。



寂しくないって笑ってあげるから、怖いって泣いてよ。

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