沈澱。

虫酸が走る感覚が体にこびりついている。左手の先から、腐ってゆくような。汚くて汚くてどうしようもないからどうか私を燃やして。

綺麗になりたいよ。

元々綺麗だった訳でもなんでもないけれど触れる人間をきちんと選んでいた綺麗さを取り戻してよ。


ねぇほんとうに、腐っていくんだよ

ごろんと寝返りをうちながら床の上にだらり。見上げる空は曇っていて口元が綻ぶ。とてもすごしやすい日です。

桜が散って緑色の葉が目立つようになってきた。コンクリートの上は相変わらず花びらでいっぱいで踏まれて腐ってゆく。春咲センチメンタルの季節の終わり。

年が明けてからもう4ヶ月が経つなんて信じられない。時間の流れが妙に早く感じます。歳かなぁ

桜も散り始めて、切なくて綺麗な風景が広がる。道いっぱいの薄ピンク。どんより曇天な今日も、少しだけ明るく見える。

広がって染みてゆく想いが春に溶けていく。遠い記憶の片隅で笑う夢を見る。実らない想いは届かないまま沈んでゆく。


心臓はんぶんこするからさぁ、ほら、隣においでよ。

すっかり桜が咲いて、春になった。暖かい日が続いて、だけど僕の心の中は少し鬱々としていて綺麗だけどうんざりする日が過ぎてゆく。

去年はきちんと出来なかったので、お花見でもしに行こうかなぁと思います。気分転換、大切。