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築き上げた砂の城

ひとりだけの王国を作ろう。


誰も居ないその場所で悦に浸って、想像する自分、憧れ、崇拝、崇高、劣化コピー。オリジナルでは無いものを掲げて、誰も見ていないのに、誰も居ないのにそれで満足か?

その場所に君を見てくれるひとは居るか?

【自分】は確かな【自分】であるか?


自己満足の反映。
自己欺瞞の山。
自己愛の変形。

愛情なんて塵の山だ。

どれほど積み重ねようと、相手が透明なら、自分が透明なら意味なんて無い。

小さな溜め息朧気に

生きているのは恥ずかしかったです。


不幸に浸って、自分よりも浅い場所でもがいている人を馬鹿にしたように見ている。

辛かったり頑張ったりなんてことはとっくのとうに分かっているのです。

誰だって自分は可愛いでしょう。


不気味な月がこちらを見ている。
鼓膜を擘く悲鳴はいつも張り付いて追いかけ回す。仲間外れ。孤独の群れ。

夢を見たなら極彩色で右も左も分からない。



(何処に迷いこんだの?)

始まりを憂いて歓声

明けましておめでとうございます。

また一年が始まって、とめどなく流れる時間に身を委ねる。早速鬱屈としたり傷ついたり傷つきたかったりしていますが、今年もこの場所は平常運転、なにも変わらず此処にあります。雨村は雨村のまま、少しの確信だけを両手に抱えて今年も生きる。

簡単には泣かないだとか、惰性だけで毎日を見送ったりだとか、忘れたいことばかりを覚えていたりだとかそんなことばかりを繰り返して、何度も見失ったものは、また僕の中に帰ってきた。


大切なことは、いつもそこにある。


変わらない毎日に彩りを。
皆様にたくさんの幸福を。

今年も、よろしくどうぞ。
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