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そうだよ。


君になら解るかな?
僕にとっての大切なもの。
そうだよ。それは君の言葉。
キラキラ光って、いつだって僕のたからものなんだ。
君が、君の言葉がくれるひかりとエナジーは、何度も、数え切れないくらい何度も、僕に届いているよ。
いまは遠くて会えないけれど、ぼくは元気でいるよ。
だから、…いまは会えないけれど。
君も元気でいると、いいな。
ねえ、聞かせて?
きのう見た夢や、隣の犬の話。
他愛ない事でいいんだ。
教えて、僕の知らない、君の見てる世界。
ほんとうはいま会いたいけれど会えない、愛する人の声を、いま、あと少しだけ。少しだけでもいい、目を閉じて聞いてたいんだ。

おはよう。
君の街ではそろそろいちにちが始まるね。
おやすみ。
僕の街には、いちばん星が光るよ。
幾億光年も離れた遠い遠い場所でも、僕達はきっと繋がっていられるよね。
僕は信じてる。
だから、遠くの空から君にキスを。
光の距離もを飛び越えて、君に届きますように。

いま会えないけれど、ぼくは元気でいるよ。
だから、
いま会えないけれど、君も元気でいると、いいな



==========

もう一人の大切なひとへ。

あなたに届きますように。

クローバー・クラブ


ねえ、そんなに落ち込まないで?
このセカイがくるくる廻る夢だって、僕らはとっくに気付いてるでしょ?
みんなそれを知らないフリで生きてるだけ。
ずっと気になっていたんだ。あの子がナイフを突き付けるように脅迫的に『また明日ね』と残す意味。
だけど解った。それはユメを夢だと実感したくないからだって。
僕らのセカイはとても不安定で、だけどカクテルみたいにカラフルな色や可愛くて素敵な物に満ちている。
例えば色を変えてはマワルソラだとか、ウタウみたいに咲いてるハナだとか。
メグルキセツノナカデ、僕らは生きてる。
例えばね、それがユメだって構わない。
でしょ?考えたって今は一秒経てば過去になるんだ。
どうしたのかな、そんなに泣いてばかりいないで。
笑顔になれば、君のココロにもクローバーは咲くよ。
そうだ、カクテルで思い出したよ。
『クローバークラブ』って知ってるかな?
甘くて幸せなカクテル。
レモンジュースを注いで、そうだ、卵白はよく混ぜないとね。
それからグレナデンシロップを入れて、あ、ドライジンも忘れずに。
飲むとセカイは不安定にゆらりとゆれるけど、それだってユメじゃなく、ううんユメだっていいけど僕らがここにいるって証拠になるよ。
ちょっと心の視点変えて、感じてみて。
ハシルカゼ、ユレルハート。
アマイユメやニガイコイ。
全部ぜんぶ、メグルジダイノナカにある。
クローバークラブに溶けない氷みたいな心も一緒に入れて、ストレーナー、トップして。
ほら、一緒に飲もう?
Let it CLOVER CLUB the beautiful love!!
認めたくない今だって、ちょっと角度を変えたらキレイなものに変わるよ。
これはその、ちょっとした起爆材。
ほら、両手に想いを込めて。
用意はいい?
準備が出来たらLet's shake !


==========

ゆうゆさんの『クローバークラブ』からインスピ。
本当は(というかゆうゆさん的には)失恋した男の子の歌らしいんだけど、勝手な私の解釈で、とある大切な人に宛てて書きました。

『Let it CLOVER CLUB!!』
ちょっとだけ視点を変えればいいんだよ。
心配しないで、だいじょーぶ。

このまま君だけを奪い去りたい


覚えてるか?
くだらない事で騒いでオールなんかして、普段は騒々しい癖に静かに佇んでいた町並み。
もうお互いはしゃぎ疲れて、それが何となく優しく思えて。
俺は覚えてる。鮮明に記憶している。
手の届く距離にいるお前は、時間が経てばまた手の届かない場所へ帰ってしまう。
その寂しさを隠すために、俺は無理矢理はしゃいでみせた。精一杯に。
きっとそれすらお前に見抜かれていただろうけど、俺はそれで良かった。
湿っぽくグダった雰囲気なんか俺の柄じゃない。
いっそこのまま、俺が犯罪者にでもなってお前を誰一人知らない場所へ連れて行けたら、どれだけ幸せだろう。
その場所でなら、俺はお前を守れる。
突然俺に会いに来るお前の癖はいつもそのままで、懐かしさと同時に封じ込めた筈の真っ黒な衝動じみたものを疼かせた。
お前が知ったら、俺から離れてしまうだろうか。
いや、全てを享受して、それでもお前は戻っていくんだろう。
お前の在るべき場所へ、俺の手の届かない場所へ。
このまま、奪い去ってしまえば。
俺は必死に胸の奥で叫ぶそれを抑えて、普通にしている振りをする。
同じ記憶を共有しているお前なら、或いは。そんな淡い希望はどうせ容易く崩れ落ちる。
解っている。だから、何も言わない。

覚えてるか?
お前も空元気ではしゃいでいた頃の俺達を。

せめて我が儘がひとつでも通るなら、俺はどこかで聞いた一句をお前に託してみたい。
お前はどんな反応をするだろうか。

――いまさらに 山へ帰るな 時鳥 声をかぎりは 我が宿に鳴け――
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