妊娠中に大切な栄養素は様々にありますが、近年では特に「葉酸」が様々な働きをしていることが分かっています。
葉酸とは、ビタミンB群に属する栄養素で、適切に摂取を続けることで、赤ちゃんが神経系障害を発症する可能性が下がるという事が明らかになっています。
この効果について正式に発表を行った厚生労働省によると、1日当たり0.4mgの摂取を推奨しています。
胎児が健康的に成長するためにも、今、妊娠されている方だけでなく、妊活中の方も是非、葉酸を意識して摂取してみてくださいね。
妊娠に大切な葉酸は厚生労働省が正式に妊娠を希望する女性や妊娠中の女性へ、適切な摂取を勧めています。
それでは、摂れば摂るほど効果が高まるのでしょうか?葉酸は水溶性のため、余分な葉酸は汗や尿と一緒に体外に排出されるものが殆どですから、人体に留まって蓄積するという事はありません。
ですが、葉酸をたくさん摂ればいいのかと言うと決してそうではなく、過剰摂取によって発熱やかゆみ、あるいは呼吸障害などの重大な副作用に繋がる恐れもあります。
葉酸サプリ等で葉酸の補給をする場合、提示された規定量を必ず守るようにしてください。
皆さんは普段サプリを利用していますか?サプリは不足しやすい栄養素を手軽に補給できるという利点があります。
妊活中の方をサポートし、体調を整える働きが望めるものは様々にありますが、葉酸が配合されたものが、一番のお勧めです。
妊活中に不足しやすい葉酸には、貧血を予防する効果がありますし、胎児の正常な細胞分裂に働きかけ、先天的障害を発症しにくくするという効果があります。
そのうえ、男性の精子を健全にし、染色体異常の精子の数を減らす可能性があると報告されているのです。
夫婦共に是非摂取していただきたいサプリだと言えますね。
女性は妊娠前も妊娠している間もなるべく、体に悪い影響をもたらすものを排除していないといけません。
なので、たばこを吸わないよう心掛けましょう。
タバコは他の嗜好品がそうであるようにリラックス効果はあるものの、体にいいものではないことは確かです。
喫煙習慣のある方は、禁煙も妊活の一環として開始しましょう。
見た限りでは関係ないもののように感じますが、妊娠と歯の健康という二つのものの間には、とても深い関連があるということが判明しています。
日々の絶え間ない研究の成果により、歯周病は早産や低体重児出産の危険性を上げるそうです。
妊娠中は控えた方がいい治療というものも存在しています。
妊活をしている方で歯医者さんにずっと行っていない場合は今のうちに診てもらうことをおすすめします。