赤ちゃんが欲しいというご夫婦から、二人で一緒に葉酸を摂りましょうと言われるようになりました。
大別すると葉酸はビタミンB群の一つですが、独立したビタミンMとする分類法もあります。
赤血球を作るのに役立つだけでなく、血液に限らず、全身の細胞分裂を盛んにするのにはなくてはならないビタミンなので、夫婦揃って摂取することが、妊娠するためには重要なのです。
加えて、葉酸は子宮内膜を厚くするために必要で、これが受精卵を守り、育てていくので妊娠の成立までたどり着く可能性が高まります。
葉酸の摂取によって赤ちゃんの先天的な障害の発症リスクを減少させるということが分かってから、葉酸は妊娠を希望する女性から妊娠初期の女性に摂取が勧められている栄養素です。
とはいえ、つわりや体調によっては、食事自体が難しくなりますから、それに伴って十分に葉酸を摂取するのも困難な場合もあるでしょう。
そんな時には体調を第一に考えて、無理に食べない方が良いです。
葉酸は葉酸サプリメントに切り替えることで不足した葉酸を確実に補給することが出来ます。
このところ、妊娠中の女性にとって重要な効果をもたらす栄養素として「葉酸」が知られるようになってきました。
葉酸は、水溶性ビタミンの一種でビタミンB群に属している栄養素です。
妊娠中の十分な摂取によって、葉酸の摂取不足の場合に対して、胎児が神経系障害を発症するリスクが下げられたというデータがあるのです。
具体的な一日の葉酸摂取量の推奨値として、厚生労働省は一日0.4mgを摂るように通知が出されています。
赤ちゃんの健やかな成長を促すために、妊娠中に限らず、妊娠を計画している方や希望している方も、積極的に葉酸を摂るよう、意識してみましょう。
人体の中で葉酸がどのように働くかというと、まず血液の滞りを防ぎ、血行を良くすることはかなり知られています。
身体に様々な悪い影響を及ぼすのが血液循環の滞りで、腰や肩が痛い、凝るという局部症状の他、冷え性や不妊といった全身症状にもつながると言われるのでそういう悩みをお持ちの方は葉酸の摂取量を増やすことを考えてみると少しずつ良くなってくるかもしれません。
その際、ビタミンEの摂取も行うとさらに血行を良くする効果があります。
難しいことでもありますが、妊活中に、気にかけるべきなのはストレスへの対処です。
ストレスが原因となって筋肉は緊張し、血流が悪くなってしまいます。
結果として、妊娠に関与する、卵巣や子宮の機能は低下してしまいます。
もしも働いている女性で、ストレスが大きくかかり、生活も不規則だという方は思い切って休職の申請を出すことも視野に入れてみましょう。