実は、妊娠を計画している女性に向けて、厚生労働省が、積極的な葉酸の摂取を求めています。
葉酸は胎児の正常な細胞分裂に働きかける栄養素で、妊娠初期に適切に葉酸が補給されないと、例えば、神経管閉鎖障害に代表される先天的障害が発症する可能性が高まるといった研究結果が出ているのです。
もちろん、葉酸を摂取したら確実に発症を回避できるのかと言うとそうではありません。
ですが、可能な限りそのリスクを低減するために、妊活中から妊娠3か月の期間、食事で摂取する分の葉酸以外に、栄養補助食品を活用しながら、1日400μg(0.4mg)を目安に葉酸を補給することが、厚生労働省により推奨されています。
いま妊活されている方は、薬の服用において注意が必要な場合があります。
薬局やドラッグストアで買える胃腸薬や痛み止めについては妊活中であっても服用に問題はありません。
しかし、気を付けていただきたいのは医師から処方されている持病の薬を飲む時でしょう。
ですが、薬である事に変わりはありませんから、市販薬や処方箋に限らず、服用する場合は妊活している事を専門家に伝えてから服用するのが母体のためにも良いでしょう。
アロマは心身の調子を整えてくれますので、最近では妊活にも使われています。
待合室にアロマを使っているような病院さえあるぐらいです。
妊活中の女性の人気を集めているのがローズのアロマです。
ホルモンバランスの乱れを是正して、精神的なストレスを解消させる効果を持っています。
同じくストレスや不安な気持ちをなくして、女性ホルモンを分泌させる作用があるイランイランも試してみるといいかもしれません。
今後、子供を妊娠するために妊活し始める女性がすべきことは最初に体の調子を整えて母となる準備をすることですね。
毎日の体の動かし方の癖で特に骨盤にゆがみが出てきます。
体や骨盤の歪みが妊娠の妨げになるともいわれています。
不妊やマタニティに関しての整体治療院が多くなってきています。
妊娠しやすく、なおかつ赤ちゃんがお腹の中で過ごしやすくするために適切な状態に骨盤を矯正しましょう。
ビタミンの一種である葉酸は妊娠初期の摂取によって順調に胎児の細胞分裂が進むなど順調な発育を促す作用があるのはご存じでしょう。
葉酸といえば、ブロッコリー、アスパラ、枝豆、そしてほうれん草などの葉物に比較的多めに含まれています。
より手軽に摂取するためにはサプリメントも多数ありますから、妊娠中、あるいは妊活中の女性には摂取を続けることが望ましいのです。