手術時間は1時間20分だったが
実際、私が手術室から出てきたのは
15時40分だったようで
癒着していたり
腹腔鏡での手術が困難な場合
開腹手術になると説明を受けていたので
待っている両親は
時間と共に心配していたとか。

結局、腹腔鏡手術で済み
開腹手術は免れた。

私は眠っているので
時間の感覚はなかったけれど(笑)

手術後は
酸素マスクやら
脈を見る為のクリップやら
排液の為の管、尿道の管
ゆっくり注入されてる背中からの痛み止めなど
体には色々なものがついていて
ほぼ動けない状態。
暗くて時計は見えないけれど
キツい頭痛と
ナースステーションの隣の部屋なので
看護婦さんの話し声や笑い声で
ほとんど寝れないまま
じっと耐えていた。

看護婦さんに夜通し頭痛を訴え
背中からの痛み止めは
手術の傷口が痛んだ時に
プッシュして痛み止めの量を増やせるとかで
頭痛に効くかもと
看護婦さんがプッシュしてくれた。

そして発熱。
氷枕を用意され
頭を持ち上げた看護婦さんは
頭がめちゃくちゃ熱いと言って
頭痛の原因かは分からないけど
頭痛がなくなるようにと言ってくれた。

が、結局朝まで頭痛に苦しみ
結局ほとんど寝れなかった。

朝の回診後
病室に戻れると聞いていたので
ようやく見えた時計を
何時間も眺めていた。

9時半回診。
排液はほとんど出ておらず
排液の管が取れる。

看護婦さんが2人やって来て
体を綺麗にして
手術着からパジャマへ
着替えまでしてくれた。

まだ尿道に管は入っているが
歩けるなら自力で病室に戻るよう言われ
18時間寝たきりだった体を起こす。

傷口の痛みはあるけど
そんな我慢できないほどじゃないし
何なら普段の生理痛の方が痛いので
看護婦さんの支えなしで
ベッドの縁に座った時は驚かれた。
床に足を着き
立ち上がった時は
自分でも分からない程度で
ふらついたようで
看護婦さんに腕を掴まれて
正しい位置に引き戻された。

そこで初めて
ふらついたのかと気付いたけどねw