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胆嚢摘出手術D

特に激痛を感じることもなく
7月23日を迎えた。

残念なことは
旦那さんは前日からタイ出張になり
手術日に不在なこと。

それは仕事だから仕方ないし
私の両親も仕事優先してと
言ってくれて
私も心からそう思ったから。

朝10時に入院予定だったので
時間通り病院に着くと
すぐに病室に案内された。

4人部屋だけど
私を含めて2人しかいない部屋。
カーテンが閉まってるので
年齢までは分からない。

とりあえず着替えて
荷物を整理していると
看護婦さんがやって来て
体温やら血圧やら計り
後で先生から手術の説明があるので
それまでゆっくりしてと言われる。

そして、シャワーを浴びれるので
シャワーの予約も入れておくとのこと。

お昼ご飯にキーマカレーが出て
これが思わず美味しくて
痛みはないしお腹空いてるしで完食。

隣の方に
騒がしくてすみませんと声をかけると
全然大丈夫ですよぉ〜と
年配の女性の声が。

シャワーの時間になり
シャワーを浴びて
髪を乾かして
暑いー暑いーとか言ってると
先生が笑顔でやって来た。
何か分からないけど
この先生の笑顔と話し方
めっちゃ癒されるんです(笑)

ナースステーションの中の
パソコンの前に両親と共に座り
手術の手順と起こりうる合併症など
先生の話が終わる頃には
恐怖しか残らなかった私たちww

母「怖いやん!」
父「………」

朝から両親に動いてもらってたので
早めに家に帰ってもらい
テレビを見るわけでもなく
持って来ていた塗り絵とか
ドアラのYouTube見たりして
晩ご飯も美味しく頂き
歯磨きしてゴローンとしていると
明日のオペで担当する看護婦ですって
若い女の子が2人来た。
明日の手術の流れを説明してくれて
よろしくお願いしますって言って
いつも22時には眠くなる私は
消灯時間通りに寝ました。

ただ、夜中に何度も目が覚めて
異様に明るいオレンジの星を見たり
見慣れない夜の景色を眺めたりして
結局4時頃からは起きてました。

いよいよ手術。
手術予定時間は13時半。
怖いし緊張するしで
ため息ばっかりの朝でした。

胆嚢摘出手術C

7月3日。
腹部エコー検査の日。
検査してくれたのは男性だったけど
エコーを当ててすぐに
胆石があると言われる。
画像を見えやすい角度に変えてくれて
白黒画像の胆石を探していると
指を指して教えてくれる。
枝豆みたいな感じで
黒い丸が3つ見えた。

「手術って考えられる?」
「え!? 手術しなくちゃダメなんですか!?」
「ま、先生の判断になるけど
これは手術して取った方が良いよ」
と言われ、ちょっとビックリする。
その後、先生の話を聞くと
胆石が確認されたから
あの胃痛は胆石が原因と思う。
ただ、内科ではなく
外科になるので
このまま外科に回しますとのこと。

1時間くらいしてから
外科で名前を呼ばれて
先生の話を聞くと
検査してくれた男性と同じく
手術という治療法だった。

胆石は今は持ってる人が多く
一生痛みが出ない人もいれば
私のように激痛を訴える人もいる。
痛みが出なければ
そのまま置いてても良いが
痛みがある場合は
再発の可能性が高いので
胆嚢ごと取ってしまうのが良いと。

そして過去の流れをカルテで確認した先生は
去年年末から数ヶ月置きに痛みがあるが
これは今となっては
胆石が原因だということになります。

ピロリ菌除菌した時点で
一連の痛みは
ストレス性の胃痙攣ってことで
ピロリ菌も除菌できたので
今回の治療というか
通院はこれで終わりです。
痛み止めがなくなったら
来院してくださいと言われてたのに
胃痙攣じゃなかったのか!と
約半年間何だったんだろうと
無駄に流れた時間と
耐えた痛みに何とも言えない気持ちになる。

それでも治療法が胆嚢摘出なら
これは取るしかないと思い
その場で手術日を決める。
手術は7月24日。
入院は23日からで
約1週間の入院になる。
退院しても2週間は休んで欲しいと。

その手術までに激痛胃痛が出た場合
家で我慢などせず
すぐに病院に来て欲しいと
先生に言われ
頼れる場所が見つかったようで
とても安心したのを覚えている。

旦那さんに連絡をすると
まさかまさかの手術に驚いていた。

とにかく、手術日まで
痛みが出ないことを祈っていた。

胆嚢摘出手術B

実はこの辛かった日。
苦しむ私の横で
テレビを見ている旦那さん。
この、私に無反応な旦那さんを見るのも辛く
夜中に旦那さんの目の前で
実家に電話をしました。

実家で痛みに耐える方が
気分的に楽だったからです。

電話に出た母は
私が痛みに苦しんでいると察知し
家に旦那さんがいないのか尋ねます。
いや、家にはおるんよ。
おるけど…本音を母に言えない…

母は旦那さんに電話を変わるよう言います。
「変わってって…」と
旦那さんに携帯を向けると
床を足でドンッと蹴り
「病院行っても痛み止め打ったら治るんですよ!」
と母に言って、少し話した後
電話は切れてしまう。

私は、この人が何かで苦しんでる時に
本当に心配し、手を差し出せるのか
とても大切な人なのに
私が彼の中ではそうでないと
自覚した日にもなりました。

翌日、母から電話。

「痛いから病院行って
痛み止め打ってもらって何が悪いの?
かなり痛かったんやろ?
助けて欲しかったんやろ?
あんた…大丈夫なん?」

母には旦那さんの不利になることは
言いたくなくて
今は痛くないから大丈夫って言ったけど
旦那さんが助けてくれない時は
時間関係なく連絡してこいと言われる。

その後も胃痛かな?と思うと
すぐに痛み止めを飲み
激痛胃痛を回避しつつも
ピロリ菌除菌した割に
激痛胃痛が起こったことや
胃痙攣ってほんまに痛いんやなぁ…
なんて思いながら過ごしていたある日。

6月28日。
私は買い物の出先で
これはちょっとヤバイかも…って痛みに
買い物を切り上げて帰宅する。

時間は今までとは違って
まだ午前11時。
帰宅して、まだそんなに痛くなかったので
買った物を旦那さんに写メした時に
ついでに、ヤバそうな痛みがあると伝える。
旦那さんは驚いて、13時半に電話をくれる。

「実家には電話したん?」
「してない」
「言いにくいやろうし、俺仕事中やから
俺から実家に連絡入れるわ」と
あの辛かった日とは違って
優しい声でそう言ってくれる。
私は混乱(笑)

すぐに実家に電話してくれたのか
14時頃に両親が来てくれる。
玄関を網戸にしていたので
インターホンも押さず
部屋に入ってきた両親は
床でお腹を抱える私を目の当たりにする。

「こらアカン」
と言って、通院していた病院に母が電話。

私は、時間が経てば治ると言われてるからと
病院に行くのを拒否。

拒否したけれど
強制的にズルズルと病院に運ばれて
またしても車中で一層痛みが増し
病院に着くとすぐに車椅子。
だが、吐き気がして
車椅子から飛び降りトイレへ。
これが吐けなくて苦しむ。

病院は夜中と違い機能していて
診察を待つ間も車椅子の上で
のたうち回り続ける。
そこに、たまたま通りかかった
看護助手さんが
あまりの苦しみ方に
処置室へと案内してくれる。
何故か横になると痛みが増すので
体を起こしたり寝てみたりと
どこか楽な体勢がないのか探る。

そうこうしてる間に
痛み止めの点滴が始まり
ついでに血液検査もして
ひたすら痛みが引くのを待つが
今までと違い、一向に痛みが引かない。
そしてベッドの上で嘔吐。

私は本当に痛い時ほど
一切声が出ず
ひたすら息を吸って吐く。

その様子を見て先生は
この痛み方はおかしいと言い
母も初めて見る私の姿に
なんとか痛みを止めて欲しいと
見てるのが辛いと話す。

追加で座薬の痛み止めをしてもらうが
待てど暮らせど痛みが弱くもならない。

そして先生は言う。
これは胃痙攣とかの痛みじゃない。
あ、胃痙攣って正式な病名ではないんですが
これを胃痙攣とするにはちょっと…と
同僚であろう医師の診断に首を傾げた。

石による痛みっぽいから
胆石かもしれないと
そこで初めて胆石の疑いがかかる。

病院のベッドで2時間半苦しんで
ようやく目を開けて話せる状態になった時
先生に、胆石の検査をしようと言われる。
胆石はレントゲンに写らず
腹部エコーによる検査になるからと
検査の空いてる日で予約を入れて
18時過ぎに病院を後にした。

胆嚢摘出手術A

翌日、胃カメラ検査を受けに
数時間前までいた病院へ。

若い頃に胃カメラの経験はあるけど
確かその時も画面を見てる余裕などなく
苦しんだのを覚えている。

検査室に入り
コーヒー味の麻酔の氷を舐めていると
口の中がもわんもわんしてきて
何この麻酔!なんて
驚いていたら台に横になり
検査が始まった。
案の定、かなり苦しんだけど
検査結果は後日に。

検査結果を待つ間に
世間は新年を迎えていて
年が明けてから10日目。
再び激しい胃痛に襲われる。
またしても夜遅い時間で
同じ病院へと車で向かう。
今回も車の中で痛みが激しくなり
病院に着くと自力で歩けない状態。

今回は先生も違っていたので
カルテでこれまでの経緯を確認後
点滴の痛み止めではなく
注射の痛み止めを打たれる。

前回、点滴で効いたので
不安があったけれど
その不安が的中。
痛み止めの注射が全く効かない。
ベッドの上でのたうち回る私を見て
点滴の痛み止めに変えてくれるが
耐えてる時間が長くなりつつあり
本当に辛くなる。
今回もしばらくすると
痛みが引いていき
帰る頃にはケロッとしていた。

数日後、胃カメラの検査結果。
胃潰瘍は見つからず
ピロリ菌が見つかったとかで
多分痛みの原因だと言われる。
ピロリ菌を除菌することになり
1週間ピロリ菌除菌の薬を飲み
数週間あけてから
除菌できているかの検査。
これは見事に除菌されていて
この一連の胃痛は
ストレスから来る胃痙攣だと言われる。

足の痙攣と一緒で
時間が経てば治るから
胃痙攣も時間を待つしかないという
そんなニュアンスで
なんか、夜中に病院に来るなと
そう言われてる気がした。

そもそも、胃痙攣という名前の
病名はないらしく
よく分からない痛みに対して
ざっくり言ったようです(笑)

ま、何はともあれ
ピロリ菌はいなくなったし
それはそれで良かったのかも。

一応、病院から
胃痛の痛み止めをもらっていたが
激痛でなくても胃痛はあったし
痛み止めがなくなりかけた4月11日。
またしても激痛胃痛発生。

頭の中でこだまする
あの先生の言葉。
痛み止めを飲んでも全く効かないけど
病院に行きにくい状況。
この日は朝4時まで
トイレの中でひたすら耐えた。
この日の旦那さんの応対には
胃だけでなく
心まで痛くてトイレで泣いた。

痛みは本人にしか分からないし
いつも夜9時とか10時くらいに
痛み出すから
旦那さんにはほんと迷惑かけてたし
かけてたけど、頼れる人は旦那さんで
でも、その人に頼りきれなくて
「ダメ元でもっかい薬飲めや」と
薬と水を持ってきてくれるわけでもなく
離れた場所から言われた時は
今すぐにでも死にたくなりました。

激痛でふらふらと立ち
薬を鞄から出し
お水を口に含んでトイレで泣いた。
痛みが治まり、トイレから出ると
旦那さんは爆睡していて
ほんと辛かった日でした。

胆嚢摘出手術@

めちゃくちゃ久しぶりの投稿だけど
忘れたくない出来事なので
記録用に書いてみます。

事の発端は去年、2017年12月。
夕食後、数時間してから
何となく胃が痛み始める。
時々胃痛で苦しんでた私は
いつも服用する
ガスター10を飲んで様子見。

しかし、一向に薬が効かず
痛みは増すばかり…
あまりの痛さに夜9時は回っていたが
旦那さんに病院に電話をしてもらう。

これが数件断わられ
ようやく受け入れ可能な病院を見つけ
旦那さんの車で運んでもらうが
その車中で益々痛くなって
背中まで痛みが広がっていて
病院に着いてからは自力で歩けなくなる。
車椅子で暗い病院内の
診察室へ案内される途中
強烈な吐き気に襲われて
トイレで大量に吐く。
そこへ看護婦さん登場。

検温や血圧を計り
あれやこれや答えてから
まず痛み止めの点滴。
しばらくすると痛みが和らいできて
レントゲンを撮りにレントゲン室へ。

処置室に戻り、日が変わる頃に
やっと普通に会話が
できるようになってから
先生からの話。
「胃潰瘍っぽいから
明日胃カメラしにきて」

胃潰瘍?
うん、まぁ…思い当たることはあるけど
私はそっちではない気が…と思いつつ
翌日の予約を取って
運ばれてきた時とは全く別人のように
スタスタ歩いて病院を後にした。
帰宅すると1時半を回り
旦那さんに謝って就寝。

これが私の激痛胃痛の始まりだった。
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