居た堪れない気持ちだけが募っていく。わたしはこの気持ちの処理の仕方を全く知らない。試行錯誤で動いては、何かを踏み間違える日々。私だけではどうしようもできないのは目に見えて分かっているのに、周りに縋ることに怯えるこの身は、一体どこまで持つのだろうか。小野寺でこざいます。



御立腹でごさいます。信じていたとは言わないけれど、やり方がとても汚い。道徳を学ばずして生きてきたのを包み隠さず曝け出しているにも関わらず、それを正当化している貴様に腹を立てている。一層この世に地獄という場所があったのならば、そこに放り投げてやりたい。貴様の死を心から望みます。




彼女にも大事を理解して頂きたい。彼にもそれなりに。私はだれにこの気持ちを伝えれば良い?何故人は悩みを撒き散らす割に片付けもせずに平然とその場を去ることが出来る?見返りがほしいわけでは決してないのに、此れでは余りに不平等ではないだろうか。



死んでしまえ、死んでしまえ。
こんなことなら他人の為に動かねば良かった。仕返し?そうともとれるこの仕打ちに私はもはやお手上げだ。飯を食う気力さえ上げてしまって、無気力。お金が無いが元気だけは有り余っていたのに。お金も底をつき、元気は根こそぎ奪われた。私に残されているのは使い道の無いこの身体のみ。




これから如何して生きていこうか。無様に生きて行くしかないのだけれど。必死で何かを求めていたあの時代が懐かしい。いまは只、焦って夜を見過ごして、毎日を充実させる為にひたすら笑っているしかないのだろう。




もう、眼を瞑ろう。
明日も見えない両目に瞬き合掌。