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六畳そして、四隅





この小さい六畳の箱の四隅に、そしてその一角で私は朝を迎えています。毎日は夢で始まり夢で終わる?島袋です。




雨に打たれながら向かうのは、人情が救った其れを迎えに行くためであります。ああ東京。そこまで悪い街ではなかった。



決して嫌な気分ではなかった。雨に打たれながら笑ったのです。清々しいとはまた別の感情を引き連れて一人、口を開いては空気を揺らす。休日とはさぞ素晴らしいものなのでしょう。



最近ではもはや形成出来なくなってしまった私のマインドも、サラサラと雨に流れて新しくなったような。そこでまた素晴らしい力を1から作るんだろうか。こうやって生きてきたのだろうか。



自分を作るのは自分ですこと。その諦めと我儘を大量生産してしまう捻くれた口の中を木工用ボンドで詰めてあげたいわ。そして空っぽの耳元で囁いてあげるの。「出口はあちら」



口角と共に私の運気も右肩上がり。そんな現状で在りたいと私は願いながらまたシアワセな夢を形成するのです。



鼓膜に記憶するのは、雨音のみ。




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