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【感想】遙かなる時空の中で5

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遙かなる時空の中で5 デました!

だから久々に乙女ゲ復活
日記消しちゃったので感想は
ここにカキます


とりあえずまず印象だけ
随分とキャラ崩してきたね?!

見た目は歴代とあんまり
違わない人がいるけれど
中身がマトモな人がいないじゃないのよ

.

印象

しっとりな雰囲気
幕末ですから、ね.

ゆきがみんな大好き
なんて大事にされる主人公.
可愛い素直な儚さを醸す仔.
望美ちゃんから脱却するには
対象的にってことかな?

八葉はというと、

ぶ っ と ん だ.

かなりぶっとんだ方がいます
いいの?これモテるの?
しかしそこはネオロママジック
終盤にはもはやお気に入りに
なってました!
桜智さん
なかなか旋風吹かせるね!

白虎組はどんな形であれ
私のツボを開眼してくれます
ありがとう.

声優シャッフルされ
私はあまり知らない声優さんが
多くてピンとこないですが
下野さんは大好きで
相変わらず可愛いです.

でも長い歴史の積み重ね
旧声優陣が良いと思ってしまうのは
やむを得ません.

.

02.君の優しい言葉だけは残しておきたかった by『共鳴の中で哭く二人』

(頼あか/甘/DS夢浮橋ED後)






桜の髪飾りに彩られた彼女を見ると、ふとあの夢を思い出す。

「頼久さんっ!
こっちのお花も綺麗ですよ」

先へ先へと駆けて行ってしまう現のあかねと、ぼんやりと残夢の彼女を重ねた。

「神子殿、御足元にお気を付け下さい」

「え?」

「朝露で滑りやすくなっております故」

頼久はすぐに追い付いて、あかねの手を壊れ物を扱う様にそっと取る。
ただ支えになればと思っただけの筈な手だったのだが、彼女はそれをぎゅっと握り返してきて。

「ふふ、こうしたら転ばないですよね。
ありがとうございます」

ニコッと桜にも勝る笑顔を向けられて、胸が高鳴る。

(ああ、確か夢の中でも神子殿はこのように笑っておられた)

己の決断に自信を持てぬまま、あかねに差し出した簪。
それを受け取った彼女は、頼久を信じてくれていた。

「…神子殿、もしまたこの頼久にご決断を委ねて下さるようなことがあれば…」

「?」

「今度こそ、私は己を信じます」

夢の中での話を現に持ち出したので、当然あかねには理解されない。
けれど、彼女は笑ってくれた。

「私も頼久さんを信じます」

あの夢が夢であることが惜しまれる。
苦笑した頼久はあかねの手の温かさをにぎりしめた。





君の優しい言葉だけは残しておきたかった





Fin.


お題はこちらからお借りしました。
フラッパー少女と僕。



頼久大好きだっ
吹っ切れるとデレになるあたりがいい(爆
頼忠のイベのパクリでした

いたぶり主義 by『サディスト』

(リブ千前提/大団円後/同門組会話ギャグ)






「や、あなたに愛情を捧げて本当によかった」


「やだ、リブってば何云ってるの」


「世辞ではありませんよ、今幸せですから」


「ふふ、私も幸せよ」


仲睦まじい二人を尻目に、かつて中つ国とそして千尋の為に戦った仲間達は溜息をついた。


風早「まぁ、千尋が幸せならそれでいいんですけどね」


柊「その割には涙目ですよ、風早」


風早「ははは…(苦笑
そういう柊はもう荷造りですか」


柊「ふふ、姫が王になられた以上、もう私の役目はおしまいですから」


風早「…柊、お節介かもしれないけど、俺達と一緒にいれば或は」


柊「伝承は変えられませんよ、例えそれが聖獣でもね(笑
ああ、どうせ変えるならば、彼女の想いの先を変えたいものですね」


忍人「それはもっともだな」


風早「おや、忍人。
君が柊に同調するなんて珍しいですね」


忍人「考えてもみろ、風早。
俺達は命を懸けて一ノ姫を守ってきたはずだ。
だがそれは、命以外を捧げるなんて云う腑抜けに姫をくれてやる為では断じて無い」


柊「ふふ、珍しく気が合いましたね」


風早「まぁ、中途半端に心(天秤)揺らされると、生殺しではありますけどね(苦笑」


柊「我が君は焦らすのがお得意のようだ」





いたぶり主義

好きなものは後に取っておくタイプなの!





Fin**


攻略順序は
那岐、風早、布都彦、アシュ、リブ、サティ、サザキ、カリガネ、忍人、遠夜、柊、他のサブキャラ、風早でした

柊の荷造りはシャレになりませんね;
ごめん、柊。愛はあるんだ(笑

お題はこちらからお借りしました。
フラッパー少女と僕。

5.例えばの話、僕が君にしてあげれる事なんてたかが知れていて by『共鳴の中で哭く二人』

(リブ千/甘)






「リブって沢山の種類の茶葉を持っているのね…」


一ノ姫はずらりと並んだ数々の茶葉に目を丸くした。
彼女にどんなものがあるとかと問われたので並べてみたものの、収集した当のリブすらも少しばかり驚いた程に大量だ。


「はは、殿下がお茶の好みにうるさいものですから」

「それにしたってすごいわ」

「や、確かに…いつの間にか増えましたね」

「いつの間にかって?
−あ、これ変わった香り」

「それは大陸のものらしいですよ」


千尋はひとつひとつ熱心に手にとって、香りを楽しむ。
その間もリブは淡々と話しながら、てきぱきと姫の好そうな茶葉を取りポットに入れた。


「前はこんなにはなかったのですよ」

「そうなの?」

「あなたが私のお茶を美味しいって云って下さったから、舞い上がってしまいましてね」

「え…?」


驚く彼女に掛からないように気を付けながら、熱湯をポットに注ぐ。
適度に蒸らすと、品の良い甘い香りが風に乗って二人を包み始めた。


「市であなたが好みそうな茶葉を見付けるとついつい…
あ、呆れてますか?」

「そ、そんなことない!
嬉しいわ、リブ」

「はは、そう云って頂けるとありがたいです」


けれど、と飲みきれそうもない量の茶葉を見て、彼は苦笑した。
武術も霊力も持たない自分が彼女に尽す術はあまり多くはないくて。きっとこの人ならそんなことは気にしていないだろうけど。


「はい、できましたよ。
熱いので、火傷なさらないように」

「あっ…ありがとう。
うんっ、良い香り」

「非時の香果もありますよ」


千尋の頬がほんのり赤いのは、きっと今出したお茶が熱いせいだけでは無いだろう。
リブはクスリと笑って、お茶を飲む彼女の可愛らしい様子を見詰めた。


「あのね、リブ」

「はい?」

「私がリブのお茶を好きなのは、もっと他にも理由があるのよ」

「おや、なんですか?」


ここには二人以外だれも居ないのに、内緒話をするように耳に小さな唇が寄った。


「リブの入れてくれたお茶だから、こんなに美味しく感じるんだわ」


とびきりの笑顔に、さらりと動いた金色の髪。
そして、そんな殺し文句じゃあ…。

あまりの威力に、思わずポットを持っていた手元が狂いそうになった。
そうきますか、と力無く呟いたリブは、普段の飄々とした態度を崩す他ない。


「や…、まいりました」

「あ、リブ照れてる!」

「かなり照れてしまってますよ。
嬉しいですから」


ほんとあなたときたら私の想像も付かないようなことを言い出すのだから…。
そう云って千尋を見ると、とても優しい顔で笑っていた。


「ふふ、毎日リブのお茶が飲みたいわ」

「…あまり迂闊なことはおっしゃらないほうがいい」

「どうして?」

「浮かれてしまって、毎日でも橿原の宮にお茶をお届けにいってしまうかもしれませんから」

「大歓迎よ!」





END.


お題はこちらからお借りしました。
フラッパー少女と僕。


リブは飄々としてすごい台詞を吐くけれどそれは素直で正直者なだけだと思う。
照れていることも嬉しいこともさらりと認めてみたりするあたり。

6.結局のところまだ此所を立てないでいる by『共鳴の中で哭く二人』

(北斗&南斗&望美/望美大団円後/ほのぼの)





ああ、またあの声が聞こえる。
いつもいつも、あの二人を放っておくとこうなる。


「この愚弟めが」

「融通のきかぬ兄を持った哀れな弟とお呼び下さいな、兄上」

「口ばかり達者になりおって」

「口だけじゃなく、頭脳も外見もいいんですよ、僕」

「高飛車なことだな」

「ならば兄上は傲慢ですね」


よくもこうポンポンと掛け合いが出来るものだ。
喧嘩するほど何とやらなんだろうな、と思うのが、だからと云ってこのままにしておく訳にもいかなくて。


「ちょっと北斗様!!南斗様!!」

「「!」」

「また喧嘩して!
だめじゃないですか」

「あっ、龍神の神子ぉ♪」
「…龍神の神子」


二人に駆け寄って一喝しても、聞こえてきた声はとても暢気なもの。さっきまでの険悪そうな空気は霧散している。
いつもこんな調子。望美はため息をつくしかない。


「もう…
また世界が裂けたって知りませんからね」

「それは大丈夫。
貴方がいるんですから、ね」

「そなたの剣術は天女にも勝る美しさだぞ。
また見せてはくれぬのか?」

「そうじゃなくて…!
世界が裂けなくて済むような努力をして下さい!」

「ははは、そなたもなかなか言うな」


笑い事ではない。彼等には前科があるのだ。
なのに、悪びれもなく北斗星君は笑い、望美の真っ直ぐな長い髪に指を絡ませた。


「わ…笑ってみせたってだめですっ、北斗様」


普段の仏頂面が、こういう時だけふんわりとした優しい空気を醸すのだから、ずるい。
望美は頬が染まったのをごまかすように上目使いに神様を睨み付けた。


「あっ、抜け駆けは無しですよ。
神子、神子、僕にも何か云って下さいな」

「ええっ何云って…」

「あははっ、慌てちゃって」


楽しそうに笑う南斗星君は、望美の腰にスルリと腕を回した。


「凛とした貴方も素敵ですけど、そういう貴方も可愛らしいですねぇ」


その無邪気で悪戯っ子のような仕草には警戒する気も失せてしまって、望美は仕方ないなあと苦笑して。
そんな様子を静観していた北斗星君がなにやら納得した様子で頷く。


「ほお、南斗。
そなたもなかなかやるな」

「兄上の年の功ってやつには叶いませんがね」


いつの間にやら仲良い雰囲気になった兄弟二柱の神に挟まれて、望美は嘆く。

いつもこんな調子だ。
喧嘩の仲裁に彼女が来れば、たちまち二人には笑顔が戻る。

だから彼女は

結局のところまだ此所を立てないでいる



「私、いつまで此処に居たらいいんだろう…」

「もういっそ住んでおしまいなさいな」





*Fin*

お題はこちらからお借りしました。
フラッパー少女と僕。


望美ちゃんに怒られたくて、北斗様と南斗様は喧嘩してるといいと思う。笑
天界で戦う時も望美ちゃんには剣使ってて欲しかった…まぁ、DSは画面小さいから仕方ないか。苦笑
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