「人はね、理解してくれるから愛するワケじゃなくて、愛してるから理解してほしいと望むものよ」
すごく印象に残ってる言葉。
恋愛って頭でするものじゃないから。
自分のことを理解して好きになってくれるひとだけを好きになれたらいいのにね。
今朝ニュースを見てたらBOX!という小説が映画化することをいまさら知りました。
高校ボクシングのお話なんですけどね、熱くてすごい臨場感を感じるおもしろい小説です。機会があったら感想文書きたいです。
でね、その中に出てくる天才ボクサー役がいて、なんとその役を…
市原隼人が…やる、らしい…
え、天才ボクサーて=カブちゃんですよね?
カブちゃん=市原隼人
……イメージぴったり!すげぇ!
仙道にスーツを着せたら夜の匂いがプンプンになりました。
本人あんま気に入ってませんが…。
つぎは日記コメお返事。
ゴリから打ち明けられた恋のお相手はあんさんでした。
安西先生から打ち明けられた恋のお相手もあんさんでした。
……モテ期!微妙すぎる!笑
ちなみに両方断ってました。
杏の好きな伊坂さんの作品。
グラスホッパーってバッタって意味らしいのですが、なんか英語にするとバッタがオシャレになったかんじがするのは気のせい?
あらすじ↓
妻を殺した男に復讐しようとしたその矢先、その男が殺された!
復讐を横取りされた男はその犯人を追いかけさらなる事件に巻き込まれる……
みたいなお話です(みじか!)アングラな雰囲気漂うかんじ。
主人公は元教師でありながら復讐のために日本語で『淑女』という名のあやしい会社に潜入します。復讐相手はその会社社長の馬鹿息子。
しかし馬鹿息子はその男の目の前で車に轢かれてしまいます。
事故かと思えたその事件の裏には「押し屋」と呼ばれる事故死に見せかけて殺す殺し屋の存在。
男は上司の命令で、本当の目的は復讐を横取りした相手を突き止めるために「押し屋」を追うが事件はさらに大きくなり……というかんじです。
伊坂さんの作品は何度も言いますがキャラがとても素敵なんですよね。
押し屋の槿、自殺屋の鯨、ナイフ使いの蝉、蝉の上司岩西、情報屋の桃。
ネタバレになるので言えませんがほかにもアングラな世界を生きる奴らがとてもいい味を出しています。
なかでも杏は蝉がすきですねー。この本を読んでいるときは漫画版で蝉があんなかわいい奴とは思いませんでしたが(笑)
シリアスなシーンでも蝉の飄々としたかんじが良いです。
「だっておまえ柴じゃねぇじゃん」
「ワイドテレビってのはやっぱ普段見えないとこまで見えたりすんのか?」
などなど(笑)
そんな蝉の葛藤やアイデンティティの模索など…そーゆうのが好きでした。
蝉と岩西の関係や最後のやり取りなんかもすごくよかったです。
また、主人公が平凡で良いです。殺し屋のなかにぽつんといる一般人だからかもしれませんが。
亡き妻に突き動かされるように事件の深みへと関わっていく主人公。
伊坂さんの作品の中でも心にぐっとくる台詞が多い作品でした。