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40万という数字と更新と近況報告とその他


Cafe Orangeもついにカウントが40万人を突破しました。

こうゆう節目を迎えるたびに思うことは、本当に多くの皆様に支えられてこのサイトをやってこれたのだということです。

40万人突破……ということで「おめでとう」のコメントもいくつかいただきましたが、杏が言わせていただきたいのは「ありがとう」ということです。この数字は来てくださる皆様が作ったものなのですから。

本当に多くのひとがこのサイトに来て、お話を読んでくれて、感想をくれて……すごいことですよねぇ。なんか、繋がってるってかんじがします。うまくいえないけど。


それでね、まぁ恒例とも言えますが40万という数字を某検索サイトぐるぐるでぐるってみました。



40万人以上いたら都市といえるらしい。つまり都会?……田舎町のカフェから都会の片隅にでもいられるようになったかしら!?


最近超不景気で話題になってる派遣切り。40万人ものひとが職を失ったらしい。……ありえん!どんだけ不景気なんだよどうにかしてくれだれか!!


初任給40万。…………どんだけいい仕事なんだよ!杏の初任給なんてもーこれ生きてけんわ!てぐらいなもんでしたよ!あまえんな!最初はみんなクソみたいな給料から這い上がっていくんだ!最初から楽しよーって奴はロクな大人にならんわ!


オバマ演説集40万部越え。…………イエス!ウィーキャン!!



あまりためにならない40万講座おしまい。(まとまらん笑)




それでね、最近すごく更新が滞ってしまっているのにたくさんのひとが来てくださって、本当にありがたく、かつ申し訳なく、でもすごく嬉しくて。

忙しい忙しいっていうのはなんかね、けっきょく個人的な理由だし甘えてるんです、きっとこの忙しい状況に。

だからこのままじゃいかんとかどうにかしなきゃとか思ってるんだけどどうにもできず、仕事もがんばんなきゃだし友達とも遊びたいし好きなひとも大事にしたいし。けどこのサイトもすごく大切だし。

こーの欲張りめ!ってゆう話です。どれもこれも上手にこなせたらいいんですけどね。




ってわけで(どうゆうわけでって突っ込みは……あると思います!)拍手更新しましたー。
今回はあんこの部屋妹ちゃん編で……完結編です!…………たぶん。

同時に過去分をロングの湘北日誌にアップしました。あーこんなお話もありましたねー的に思い出してくださると嬉しいです。



そして日記、新しくしました。

ほんとは去年のうちから新しい日記を作ってて、いつかいつかと思ってたんですけどなかなかパソコンをいじることがなくこんな時期になってしまいました……。

その間にちょいちょい書き溜めてたものもあるので暇つぶしに見ていただければ、と。

古いほうの日記もMAPのほうに一応しばらく置いておきます。

なんかパソコンから見るとイマイチデザインが気に食わないんですが、なにせデザイン設定(特にタグ……!)が苦手なもんで頑張ってもどうにもイマイチなかんじなんです……(ずーん)

でもドーナツかわいくないですか?カフェオレぽいしょ?(ポジティブ笑



なぜ日記を新しくしたかというとですね、新しいほうの日記は、日記らしく杏が感じたものを書いていきたいと思っていろいろジャンル設定してみました。

新日記の最初のほうにも書いてあるんですけどね、なんか名台詞的なのを追加してみたりね。ホラ、人間は忘れてしまう生き物だから……(新日記参照)


そんなかんじで新日記もゆるゆると……短くてもポチっと更新していけたらいいかなーなんて思ってます。


読書感想文/プラネタリウムのふたご


いしいしんじさんの作品の中でも一番好きなお話です。

舞台は山に囲まれ、工場から立ち上る煙でいつも灰色の空をした町。星の見えないその町に唯一あるプラネタリウム。
星の解説員を務める泣き男はプラネタリウムに置いていかれた銀色の髪をした双子の赤ん坊を引き取ります。ふたりはテンペルとタットルと名づけられ、泣き男に育てられます。

ふたりは小さな灰色の町で育ち、やがてそれぞれひとりは手品師に、ひとりは星の語り部へと成長します。



ひとに騙される才能がなければ世界はからからのつまらないものになってしまう


やさしい嘘が詰まったお話です。

前半は双子の住む町で起こる小さな町の出来事が描かれます。だけどそこで経験した数々の出来事が双子を成長させていくのです。

双子の住む町は山に囲まれ、それはなにか大きくて不安なものとして描かれているんですけど、ひとが成長していく中で常につきまとう「なにか大きくて不安なもの」な気がします。
それは死だったり将来だったり大きな変化だったり漠然としたものなんだけど、たしかにそこにあるもの、みたいな。

いしいしんじさんのお話は本当に絵本のようです。文字だけの絵本ってかんじ。
優しい雰囲気に溢れた文体と、どこか浮き世離れした、御伽噺に出てくるような登場人物たち。

テンペルとタットルの日常にも本当に素敵なお話が散りばめられていて綺麗な色の絵本を読んでいるような気持ちになります。


だからこそ最後のほうはすごく切なくておもわず胸が苦しくなります。
だけど本当にやさしい嘘に溢れたお話。

読み終わったあとになんだか心があったかくなるお話です。


読書感想文/ゴールデンスランバー


本屋大賞を受賞した作品ですね。きっととってくれると信じてましたよ(←なにさま)

伊坂さんの書くお話はとても好きです。個性的で魅力溢れるキャラを書かれる方でそのキャラたちの会話がまたクールでなにげない会話の中にぽろっと名台詞を吐くところがすごくいいです。おもわずぷぷっと笑ってしまうような会話やなにげないひとことにぽろっと。に、にくい!!

このゴールデンスランバーは「首相暗殺の容疑者として追われる男」の話です。

と、書くととてもミステリーミステリーしたお堅い話みたいですが、そんなことないです。

なんつーかひとの繋がりやそうゆうものを感じられるお話だと杏は思いました。

主人公は上に書いたとおり、容疑者青柳。青柳の悪友、後輩、元恋人。大学時代はいつも一緒にいておなじ時間を過ごしてきたけれど大人になり疎遠になっていた4人。事件をきっかけにサークル仲間だった4人がそれぞれ動き出します。

舞台は仙台なのですが少し近未来的なかんじ。セキュリティポッドという監視システムが導入された街。セキュリティポッドは24時間周囲の音声と画像を記録し続けます。そんなものがいたるところに置いてある、堂々と監視された街。

そんなものがいたるところにおいてある仙台から、首相暗殺の容疑者に仕立て上げられた青柳は果たして逃げ切ることができるのか…………みたいな。

青柳が逃亡の間に大学時代のことをなにげなく思い出していく様が切なく、なんだかいい色をだしています。

先の読めない展開、少しづつ明らかになっていく真実、だれが味方でだれが敵なのか……すいすいと読み進めていくことができちゃいます。

上に書いた4人(おもに青柳と元恋人の視点で書かれています)を軸に話が進んでいくのですが、その間にでてくるいわゆるサブキャラたちがまたいい味だしてます。そして伊坂さんならでは「絡んで」くるんですよね。

そしてまた「ゴールデンスランバー」がところどころいいかんじにでてくるので胸にぐっとくるものがあります。

伊坂さんは本当にキャラ作りのすばらしい方です。一癖あるキャラの心に残るいい台詞。毎回楽しみにしてます。


2009年


みなさま明けましておめでとうございます。

あっという間に2009年がやってきましたねー。もう『あけまして』とか言う時期じゃないことは重々承知でございます。……えへ。


昨年は大変お世話になりました!

カフェオレに来てくれた方みなさまに心からの感謝を。





2009年、プライベートでは毎年恒例(?)のごとく慌ただしいスタートを切りなんとか踏ん張ってます。


更新や日記もままならずほんとごめんなさい。


もすこし心と時間に余裕ができたらサイトのほうにも力を入れていきたいと思っています!



あいかわらずのんびりゆったりなサイトではありますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!



みなさまにとって幸せな一年でありますように。
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